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共犯者がおり,それは別起訴となっている刑事事件で,その共犯者が示談した場合の示談書や,その共犯者が当方被告人に有利な証言をしている場合の裁判官面前調書等を見たいとか,謄写して証拠にしたいと,先般から考えていたところ,「書類の取り寄せ」という方法があることを知りました。

刑事訴訟法上,他の事件の公判記録の閲覧謄写については,明文上規定されていません。

しかし,刑事訴訟法279条というのがあって,これは「裁判所は,検察官,被告人もしくは弁護人の請求により,または職権で,公務所または公私団体に照会して必要な事項の報告を求めることができる」と規定されています。

この規定を拡張解釈し,実務上の慣行として「書類の取り寄せ」ができることとされており,別裁判体の共犯者の刑事記録を取り寄せて,閲覧謄写ができるのです。

今般,これを使い,共犯者の刑事記録を閲覧し,一部を謄写しました。

最初は打つ手を知らず,いろいろな弁護士に尋ねたり,書記官に聞いたりしたのですが,「書類の取り寄せ」というアイデアを知ることができませんでしたが,石井一正著「刑事実務証拠法」に書いてあり,このたびこの手段を使ったわけです。

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by ofuna-law | 2010-03-26 08:31 | ・刑事事件 裁判員裁判
刑訴法332条は,刑事事件の簡易裁判所から地方裁判所への移送を定めています。

要件は,「地方裁判所において審判するのを相当と認めるとき」。事案が複雑な場合,法解釈が複雑な場合などが挙げられます。

先日,簡易裁判所に起訴された傷害事件につき,捜査段階は自白だったものの,起訴後(公判段階で)「実はやってない」と否認に転じた国選弁護事件があり,今後証人尋問等が必要なため,刑訴法332条の移送になりました。

簡易裁判所の裁判官が,冒頭手続の終了後,いとも簡単に「本件は刑訴法332条により地方裁判所に移送します」と言い,法廷が終了したのがとても印象的でした。

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by ofuna-law | 2007-07-18 14:41 | 法律 論点 解釈

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