大船法律事務所 辻堂法律事務所 平塚八重咲町法律事務所 某辯護士の「弁」

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湘南に3つ ~大船(鎌倉市)・ 辻堂(藤沢市・茅ヶ崎市)・平塚八重咲町~ の法律事務所を置く「弁護士法人プロフェッション」の弁護士某が仕事や出来事や趣味などを時々弁ずるブログ

交渉でも証人尋問でも、こちらがどう言ったら(どう質問したら)、相手がどう言うか(どう答えるか)、それについて、こちらはどう言うか(どう質問するか)、それについては・・・。

というような繰り返しの攻防の先の先に練りに練って読んで、自分がもって行きたい(引き出したい)発言・結論へと追い込んでいくイメージで進めます。将棋やチェスをしているときのイメージです。

特に証人尋問では、想定問答集を作り臨みます。

途中、答えが分岐すること(「A」と答える場合又は「B」と答える場合というように)も想定されます。そういうときは、質問(聞き方)を工夫して、答えが分岐しないような手を打つようにします。

例えば質問をクローズドクエスチョン(極端にいえば、イエスかノーかでしか答えられないような、答えの自由度がない質問)にすると、聞き方次第で、イエスにしたいなら、イエスと答える可能性が高い質問にするよう、工夫します。

分岐が避けられないときは、分岐させるしかないので、ツリー状に問答が広がっていきます。「A」と答えたら、次の質問はこうする。「B」と答えたら、次の質問はこうする。というように。すなわち、ツリー状に問答が広がるというのは、答えごとに分岐が広がって想定問答のパターンがどんどん増えていくという意味です。

ですが、最終的には、 もって行きたい発言・結論へと追い込みます。それを最優先に考えます。

一方、こちらに都合のよくもって行くことができないときは、逆に相手の都合のよい方に敢えてもって行くこともあります。

そのときは、トランプゲームの大貧民でいう「革命」のように、例えば、隠し球の決定的証拠を突然突きつけ相手の都合のよくもって行った答えを、根底から覆せないかと考たうえでやっています。

これがはまり、最後まであたためていた隠し球を出して、証人が崩れ去ると(非常に稀ですが)は、背筋がゾゾゾとします。

これまで、隠し球で相手が崩れ去った経験は、数回(だけ)。いずれも相手方優勢という心証を持っていた裁判官の表情が一瞬にして変わりました(こちらの主張が実は正しかったという心証に引っくり返るため)。

そのうち、1回だけ、裁判官から突如激怒され、「そんな決定的証拠を持ってるなら、もっと早く出しなさい!」と、叱られたことがあります。

その裁判官には、その後別事件で顔を合わせる度に、「お分かりかと思いますが、お手持ちの証拠は、先に早く提出してください」と毎回言われるようになりました。

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# by ofuna-law | 2013-11-15 11:30 | スタンス
法律の世界は,「~しなければならない」「~すべきである」「~と決まっている」という建前で動いている。

これをオフの私生活に持ち込むと,息がつまる。
家族や友達らとの関係も,心地よいものではなくなる。

なので,わたしは,オフのときは,「~したい」「~しよう」「~したほうが楽しい,気持ちよい」という快不快を優先する建前で動いている。

こうやってストレスの解消や,心身のバランスをとっている気がする。
# by ofuna-law | 2013-10-30 13:00 | 趣味 オフ 癒し
環境依存文字でしょうが,けものへんに解と書いて,「獬(かい)」。
ある人に教わりました。

(意味)
1 牛に似た神獣の名。人の戦うのを見れば,その邪悪な方を角で突き,人の議論を聞けば,その不正の方を噛むという。後世。この図を裁判官の服に描く。
2 司法官のかぶる冠の名。獬(かい)冠。

西洋で法を司る神がテミス。
獬は東洋でいうそれでしょう。

wikipediaにありました「カイチ」で検索してみてください。

文字を画像で表示しておきます。
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# by ofuna-law | 2013-09-01 22:00 | 法律 論点 解釈
井上ひさしさんの言葉で

むずかしいことをやさしく
やさしいことをふかく
ふかいことをゆかいに
ゆかいなことをまじめに
書く

というのがあります。

戯曲小説文筆家だから、「ゆかい」「書く」。

弁護士だと、「ゆかい」は、お客様との関係では違うけど、なるほどといえるし、「書くこと」は、それだけでなく、「話す(説明する)こと」も含め、同じだと思います。
# by ofuna-law | 2013-08-05 05:13 | スタンス

チラシです

最終版チラシの画像です。
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# by ofuna-law | 2013-07-27 01:15 | これまでの事務所運営

新ホームページ

弁護士法人プロフェッションの新ホームページ,遅ればせながら,本日アップしました!

ぜひご覧ください。

弁護士法人プロフェッションの新ホームページ

この記事にコメントにより,ご意見をください。
あるいは,事務所のアドレス,info@prof-law.comでもかまいません。
色々と参考にさせていただきます。
# by ofuna-law | 2013-07-18 09:41 | これまでの事務所運営

SHONAN TSUJIDO

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辻堂に点在するベンチです。

設置当初は、湘南に辻堂というところがあるというアピールだったのでしょうが、近年の辻堂の発展で、辻堂が湘南ということは周知さてきているように思います。

# by ofuna-law | 2013-06-01 15:00 | 地域の出来事 歴史 研究等
将棋棋士がコンピューター「GPS将棋」に負けた。

でも、このコンピューター、666台のiMac と、13台のサーバ(その内3台は詰将棋ルーチン用)で動作する総計679台から構成。

極端な例えですが、ボルトが100メートル走で、馬(一馬力)に勝てないのと、同じじゃん。当たり前だろ?って感じ。

人1人の脳と同じスペック、処理能力・記憶容量のコンピューターで勝って初めて、私はプロ棋士の敗北を認める。

百歩譲って、679人のプロ棋士の総力vsGPS将棋で対戦してよって感じ(笑)。

さて、弁護士の仕事も、いずれ将来的にコンピューターに負けるのか?

結論として、ほぼ負けるでしょう。

確実に、条文、判例、経験則からの事実の推理認定等、知識として記憶し、記憶すべきデータ量は、将棋でいう定石や棋譜を覚えさせるのとおなじなので、将棋同様、確実に負けます。

また、将棋では、そのデータ量をベースに、人工知能で、試合の局面局面での最善手を探すようですが、ここも、負けそう。

法律相談の内容は千差万別ですが、圧倒的な事例量を記憶していれば、あとは人工知能で、個別具体的に修正をきかせればいいと思うので、ここも負けそう。

ですが、勝てるとすれば、相談者の説明の言葉一つ一つの合間にかいまみえる、息継ぎや無言の時間、相談者がかんがえていたり、うまく言えなさそうにしている間に同席していると、相談者の言わんとしようとすることがうまく言えない感じの声なき声として分かったり、表情の微妙な変化、同じ言葉でも気持ちの入り具合の強弱、関係なさそうにみえて実は関係している話、言葉を聞いているうちに分かってくる、要するに、何を言いたいのか、要するに、弁護士に何をどうしてほしいのか、を鋭く察知すること。

そこは、同じ人間であり、かつ、専門家として相談者と対応している経験数から、なんとなく相談者の心が読み取れるようになってきまる。
あと、前例にないことでも、相談者の気持ちに共感できるなら、むしろ新しい前例を作るために、法的にどのような方法を取ればいいのか知恵を絞りに絞る努力。

そこだけなのではないかと思います。
# by ofuna-law | 2013-05-12 14:16 | 今の関心事

憲法記念日

法律は、国民に向けた規範。
憲法は、国家に向けた規範。

そこが根本的に違います。

過去、数々の権力が暴走し、人々が苦しめられた反省から、生み出された人類の叡知の結晶が憲法です。
国家に向けた規範として、国家を縛るのです。

改憲はしてもいいけど、一法律家として危惧を感じます。

一旦緩い憲法にしてしまうと、国家の暴走を憲法で縛れなくなる可能性があります。
# by ofuna-law | 2013-05-04 13:18 | 法律 論点 解釈

最近好きな言葉たち

1 千里の道も一歩から。~格言

2 子曰、徳不孤、必有鄰。(子曰わく、徳は孤(こ)ならず。必らず隣あり。)~孔子

3 やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。
話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。
やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。~山本五十六

4 真は地より生え、義は天より見下ろせり。~出典不明

5 前進できぬ駒はない。~中原誠

6 適正かつ妥当な事実認定をしたいということは、我々実務家の永遠の願望であり、終生の目標である。~司法研修所編「供述心理」

7 ストライクをとるにはセンターピンを倒さなければならない。だから、まずはセンターピンを探せ。~井口雅博

8 世に生を得るは事をなすにあり。~坂本龍馬
# by ofuna-law | 2013-04-14 08:03 | 今の関心事

後ろ向きな前向き

ご存知のとおり、弁護士は、お客様の人生の大問題を仕事にしてます。

なったばかりの初期のころは、お客様の過去へ過去へと、かつ、嫌なことへ嫌なことへと、後ろを向いて、しかも、できるかぎりの最善の結果を出さないといけない仕事ですし、同時に多種多様多数の人生の大問題を抱える荷の重さもあって滅入り、「結婚式場のスタッフみたいな仕事につきたいな ~」と夢想ばかりしてました。

でも、一つ一つ解決が積み重なるにつれ、案件終了時に、お客様から少なからず感謝され、初めは沈うつだったお客様の顔が、はればれとされているように思え、実は、皆様、わざわざ費用等をかけて相談するのは、それだけの人生の大問題であり、お客様なりに終止符を打ち、人生をリスタートしたい一心なのだと、はなはだ遅まきながら感じるようになりました。

それから、肩の荷がストーンと落ち、僕の仕事も結婚式場のスタッフとおなじで、人生の門出を送り出す前向きな仕事だと今更ながら気付き、滅入ったりすることも激減し、むしろ、奮起できて、力強く仕事ができるようになったと思うようになり、現在に至っています。
# by ofuna-law | 2013-03-12 07:11 | プロフィール 

プロフェッション

プロフェッションとは、欧米で、宗教家、医師、弁護士をさし、人の悩みを解決することを天地神明に誓う専門職のこと。

弁護士法人プロフェッションを立ち上げてから、住職さん2名、医師1名と飲み会等でお話しする機会がありました。

宗教家は心の悩み、医師は体の悩み、弁護士は人間関係の悩みをそれぞれ解決するための仕事で、欧米では、これら3つがプロフェッションです。
そう説明すると、納得されていました。

プロフェッションの自負を共有できていると感じました。

# by ofuna-law | 2013-02-27 05:18 | プロフィール 

辻堂という街

プロフェッションの支店は辻堂駅の北口、辻堂新町にあります。

出身の亀井野と辻堂は同市内で、車で15分ほど。互いに遠くないです。
が、辻堂は、昔駅舎が小さかった記憶や、家具の大正堂、湘南モールフィルやMr.MAXに時々行っていた程度。

互いに近いのに案外遠い場所になるのではないでしょうか。

さて、現時点の辻堂のいいところ等を挙げます。

もちろん、辻堂駅直結のテラスモール湘南。肉を買うならそこのタカギフーズ。

それと、事務所のビル、プリメロ湘南の一階にある焼き鳥屋さん「鳥人」、羽鳥のラーメン屋「めんめん亭」。とんかつなら「大関」。
日常品の買い物は、ヨークマート。ドラッグストアは、サンドラック。

テラスモールのちょっと北に、1500メートル掘って温泉を涌かせたスパ(フィットネスもある)があり、朝いつも行列。空いているときに一度は行ってみたい。
家具なら大正堂。

北口の再開発地域を除き、街が古くからそのままなので、狭い道が迷路のように張り巡らされていて、すぐ迷うし、車のすれ違いが大変。だんだん道が狭くなったり、行き止まりになったり、車で曲がれない角度の曲がり角も多い。

土日のテラスモール渋滞はすごくて、中に入ったら最後。テラスモールに行くつもりがないのに、迂回路がない。

辻堂駅の西側半分からはもう茅ヶ崎市。
茅ヶ崎市の人には「どこに住んでいますか?」と聞かれ、普通に「辻堂です」という方が多い。
辻堂に住んでいると言われれば、藤沢市民だという固定観念がありました。

駅の北口はタワーマンションが増えているのに対し、南口は、低層住宅地域規制があるようで、賃借ならテラスハウスが一般的で、いたるところに建っています。

# by ofuna-law | 2013-02-17 13:10 | 地域の出来事 歴史 研究等
あけましておめでとうございます。

のどかな三が日を過ごせました。
カレンダーの関係上、今年は7日までお正月休みの方が多いと思います。

しかし、土曜日終日営業を1つの特長とする辻堂法律事務所は、今年初めての土曜日である1月5日(土)を休むわけにはいきません。

ちなみに、大船法律事務所は、7日(月)が仕事はじめ。

今年は、心機一転、新たなスタートの年にしたいです。

月曜日に辻堂法律事務所で法律相談をご希望の方には、普段は大船法律事務所で執務する弁護士が辻堂に来て、ご対応します。

法人名を名付けたように、真のプロフェッションでありたいです。

弁護士法人プロフェッション
大船法律事務所を今年も
辻堂法律事務所を今年から
何卒よろしくお願いします。
# by ofuna-law | 2013-01-04 07:58 | これまでの事務所運営
説明です。

ロゴマークは、温かみと親しみやすさを表しました。
常に太陽を向くため弁護士の象徴とされるひまわりと、プロフェッションのPがモチーフです。

なお、プロフェッションとは、宗教家・医師・弁護士という3つを指し、「人のために尽くすよう天地神明に誓う専門職」という言葉。

弁護士の場合、人のために尽くすとは、自由と正義を貫くことです。

法人名は「真のプロフェッションでありたい」という思いを込め、名付けました。

なお、プロ「フェッショナル」ではありません。「フェッション」です。

辻堂法律事務所とともに、浸透させていきたいです。よろしくお願いいたします。

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# by ofuna-law | 2012-12-21 06:06 | 事務所案内 
昨日やっと看板あがりました!

初期費用を抑える工夫を数々しているのですが、まさにゼロからのスタートになるので、とりあえず、石の上にも3年を地で行き、コツコツ積み上げていきたいです。

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# by ofuna-law | 2012-12-21 05:22 | これまでの事務所運営
男女問題(離婚,不倫,婚約破棄など)の相談や依頼は,当事務所はとても多いです。
他の弁護士事務所より,男女問題の案件数や割合はとても多いはず。

たぶん相手方に対して強く出るスタンスを大事にしているからだと思います。

(女性の方へ)
自分1人では立ち向かえない相手に強く立ち向かい,危害等を加えられないように守ることも配慮しています。

(男性の方へ)
お悩みやお考えへの共感を第一に,法的にできるできないを踏まえ,ぴしゃりと前に進めるようにしています。  
# by ofuna-law | 2012-11-01 00:00 | ・男女問題
理念

*****

目次
1 プロフェッション(Profession)とは
2 プロフェッション宣言
3 詳しい解説
(1)プロフェッションの研究
 Ⅰ)プロフェッションの要件
 Ⅱ)日本でのプロフェッション研究
(2)プロフェッションのその他の特徴
Ⅰ)プロフェッション法(職能法)
Ⅱ)類似用語との区別
(3)なぜいまプロフェッションなのか
Ⅰ)弁護士大増員時代の到来
Ⅱ)弁護士のプロフェッション性の退却
Ⅲ)弁護士はプロフェッションたれ

*****

1 プロフェッション(Profession)とは

プロフェッションとは,西欧で,宗教家・医師・弁護士の3つを指し,「人のために尽くすよう天地神明に誓うことが求められる専門職」という意味の言葉です。

語源は,PROFESS(=神の前で告白する・誓う)。

これら3つの職業は,それぞれ,宗教家は「神学/教義・信仰/心の悩み/精神的病理」,医師は「医学/生命・健康/身体の悩み/肉体的病理」,弁護士は「法学/法・自由と正義/人間関係の悩み/社会的病理」を担っており,これらの「公益」を守るよう誓うことが求められるため,PROFESSIONと呼ばれるようになりました。

このように,プロフェッションとは,営利ではなく,人や人の悩みという公益に奉仕し,それを天地神明に誓って尽力する専門職なのです。

2 プロフェッション宣言

ところが,現代では,プロフェッションのノン・プロフェッションへの退却が指摘され,弁護士も例外ではありません。

しかし,弁護士は,プロフェッションとしての原点を絶対に忘れてはいけません。

そこで,私たちは,「弁護士はプロフェッションたれ!」との熱い思いから,法人名を「プロフェッション」と名付けました。

3 詳しい解説

(1)プロフェッションの研究

Ⅰ) プロフェッションの要件

1964年,ミラーソン(G.Millerson)という学者が,多様な概念であったプロフェッションについて,次のような共通要件をまとめました。これらは,現代にも通じる要件です。

①理論的知識に基づいた技能を有する(体系的理論)
②訓練と教育を必要とする(教育訓練)
③試験により資格が与えられる(権威資格)
④倫理綱領により忠誠が保たれる(倫理感)
⑤利他的サービス及び公共善の達成を目的とする(奉仕的方向付け)
⑥組織づけられている(組織団体)

Ⅱ)日本でのプロフェッション研究

日本の法社会学者の重鎮で,日本でのプロフェッション研究の先駆者である都立大学(現首都大)法学部の石村善助(1924-2006)教授は,プロフェッションを次のように定義しています。

「学識(科学または高度の知識)に裏付けられ,それ自身一定の基礎理論を持った特殊的技能を,特殊な教育または訓練によって習得し,それに基づいて不特定多数の市民の中から任意に呈示された個々の依頼者の具体的要求に応じて具体的奉仕活動を行い,よって,社会全体の利益のために尽くす職業である。」

これも,プロフェッションを語る上で外せない重要な定義です。

石村教授の定義の特徴は,「不特定多数の市民の中」の「個々の依頼者の具体的要求に応じ」るという点です。

特定の市民でもなく,依頼者の多数の要求でもなく,一般的な要求でもないのです。

(2)プロフェッションのその他の特徴

Ⅰ)プロフェッション法(職能法)

その他の特徴は,3つの職業すべてに固有のプロフェッション法(職能法)があることです。たとえば,弁護士なら弁護士法です。

まず,プロフェッション法は,誰もがプロフェッションになれるわけではないと定めており,職業選択の自由を規制しています。

本来,国の根本を定める憲法は,職業選択の自由を保障していますが,プロフェッション法はプロフェッションという職業に就く(を自由に選択する)ことを規制しているのです。

このことは,憲法的には,「職業に就く(を自由に選択する)ことを規制したほうが,規制しないよりも,規制することにより得られる利益が上回り,公共の福祉に資する,そのために規制が許される」と説明できます。

ここでいう利益とは,弁護士でいえば,「自由と正義」にほかなりません。
逆にいうと,規制をしないで誰でも自由に弁護士に就けるとなると,「自由と正義」が守れず,得られる利益が下回り,公共の福祉に反すると考えられているのです。

次に,プロフェッション法は,プロフェッションという職業を保護する側面もあります。

ただし,これは最低限度の保護にすぎず,決して優遇措置ではないことに,注意してほしいです。
ここでは,一定程度の保護が,かえって,全国民の「自由と正義」を守ると考えられているのです。

他方,その見返りに,プロフェッション法は,プロフェッションに対し,義務を課し,倫理も強制しています。

具体的には,プロフェッションには,その職業人すべてが所属する組織団体を結成し,自主的に倫理を守るものとされるのです(上記ミラーソンのまとめた共通要件のうちの④倫理感と⑥組織団体)。

弁護士でいえば,日本弁護士連合会や都道府県の単位会(神奈川県は横浜弁護士会)に所属し,倫理を守るよう,弁護士倫理規程という自主的な定めがあるのです。

Ⅱ)類似用語との区別

・プロフェッションの日本語訳
「専門職」「職業」「職能」などがありますが,いまだ本来の意味を十分に表しているとはいえず,定着していません。むしろ,和製英語として,端的に「プロフェッション」と使うことが多くなっています。

・プロフェッショナル
 アマチュアの対義語として有償の仕事に従事するという意味(必ずしもプロフェッションに包含されない)や,ある領域の職業を深く研鑽した者という意味(プロフェッションに包含されますが,イコールの関係ではない)があります。

・スペシャリスト
 ゼネラリストとの対語で,ある一つの職務に精通している者を意味します。必ずしも職業人をさすわけではない点などがプロフェッションと異なります。

(3) なぜいまプロフェッションなのか

Ⅰ)弁護士大増員時代の到来

日本では,2004年に法科大学院制度,2006年に新司法試験が始まり,弁護士の大増員時代を迎えました。

司法試験の合格者数は,昭和20~30年代が年間260~500人,新司法試験の始まる10年前である1996年(本法人代表社員の合格年)の司法試験の合格者は734人でした。
その後,合格者数は増加し,2006年の第1回新司法試験の合格者数は1672人。同年の旧試験合格者数549人を加え,この年は2221人もの合格者が出ました。

それからも増員状態が続き,本法人設立の2012年の司法試験合格者は2102人。

このように弁護士数は年々増えました。

弁護士を大増員した理由は,①将来,弁護士の仕事が増え,弁護士需要(ニーズ)が高まると想定したからでした。
また,②競争のなかった弁護士業界の弊害,たとえば,高額とされた弁護士費用,アクセスのしにくさなどを打ち破るという意図もありました。

Ⅱ)弁護士のプロフェッション性の退却

大増員時代の中,確かに,弁護士業界は変わり,また,変わりつつあります。
しかし,弁護士需要(ニーズ)は期待されたほど高まりませんでした。

そのため,大増員による新たな弊害が生じました。
それは,「弁護士の質の低下」「弁護士過誤事例の増加」などです。

これは,弁護士のプロフェッション性の退却という問題にほかなりません。

ミラーソンの掲げた要件,つまり,体系的理論,教育訓練,倫理感など,ほとんどすべての面で,いま,弁護士は,ノン・プロフェッションに退却しつつあります。

しかし,弁護士がノン・プロフェッションになってしまうと,守ることを誓った公益(=弁護士の場合は自由と正義)を守れないのではないでしょうか。

Ⅲ)弁護士はプロフェッションたれ

以上のような現状の中,私たちは,弁護士がプロフェッションと呼ばれる由来,原点に立ち返り,人のために尽くすよう天地神明に誓う専門職であることを常に忘れないよう,法人の名前を「弁護士法人プロフェッション」と名付けました。

そして,「弁護士はプロフェッションたれ!」という熱い思いを命が尽きるまで持ち続けたいと思っています。
# by ofuna-law | 2012-10-29 18:50 | 事務所案内 
8月に、法人名と辻堂法律事務所(支店)開設、10月営業を目指すことを決め、スタート。

まだ関係機関等届出などが未了ですが、現時点の感想を一言。

「8年前の大船法律事務所開設のときより、数倍大変」

辻堂事務所の賃貸借契約や什器備品をそろえるのは、経験があるので、スムーズ。
が、法人化の手続きなどはやったことがなく調べることが多く、かつ、事務量が多いので、非常に大変。

当初書き出したアクションリストがあります。
その後、都度、新たなやることが増え書き足しましたが、最初のものを、以下、紹介します。

*******

事務所ロゴ ホームページと印刷物用

オフィス家具
    デスク ×3  チェア×3
    相談室用テーブル チェア×6
    本棚  ×1
    収納キャビネット ×1
    3列鉄製クリアケース  ×1

パソコン関係
    パソコン ×3
    LAN
    ノートン、オフィス、一太郎、筆王

電話関係
    ビジネスフォン ×3
    留守電
    電話回線、ネット回線

事務器
    複合コピー機
    シュレッダー

接客用品
    お茶碗、茶たく ×6  急須
    お茶葉
    スリッパ ×6 スリッパ立て

電化製品
    小冷蔵庫
    電子レンジ
    掃除機
    ポット
    コーヒーメーカー

広告関係
    湘南リビング社

看板

法人設立手続き
    定款作成→認証
    登記
    従たる事務所の登記

設立後届出手続き
    横浜弁護士会
    健康保険
    厚生年金
    労働保険
    事業届
    弁護士賠償保険(組合加入)

ネット関係
    大船事務所HPリニューアル
    HP法人トップ
    HP辻堂事務所新設
    ブログ更新、改訂
    メールアドレス整備  法人の独自ドメイン取得

名刺印刷物
    辻堂事務所仮名刺
    新名刺
    封筒 大、小

掃除用品
    トイレ関係
    クイックルワイパー

事務用品
    備品一式 ×5
    テプラ

印鑑ハンコ類
    法人印
    印鑑箱

挨拶まわり

飲食物
    コーヒーなど

**********    
    
思いつくだけ書いたのですが、一つやると、次の新たなアクションが生じました。
最初のメモでおおむね全体の8~9割はカバーしていました。

この中で、数行にすぎない、法人化手続き関係が、最も大変でした。
# by ofuna-law | 2012-10-25 23:38 | これまでの事務所運営
10月19日に、弁護士法人の登記手続きが終わりました。
登記がなされ商業登記簿謄本がとれるようになったのが、5日後の10月24日(つまり昨日)。

謄本を数通とって、私たち神奈川県の弁護士団体である、横浜弁護士会へ、昨日その足で行き、登録もできました。なお、公示は後日です。

登録してから名前が使えると思ったら、設立のときからでいいとのこと。
ただし、名称の付け方にはルールがあるので注意が必要。

私たちの弁護士法人の名前は、「弁護士法人プロフェッション」です。

本店の事務所名は、「大船法律事務所」です。

いままで私という弁護士が個人営業でやっていた事務所が、今後は、「弁護士法人プロフェッション」がやる「大船法律事務所」になります。

そして、同時に辻堂に従たる事務所(=支店)をもうけました。

辻堂の従たる事務所、つまり、辻堂支店の名前は、「弁護士法人プロフェッション 辻堂法律事務所」となりました。

事務所の名前自体に「弁護士法人プロフェッション」が入ってしまいます。「辻堂法律事務所」とだけだと、法人の支店であることが分からないからです。これが名称の付け方のルールの1つです。
ですので、正式に言うと、「弁護士法人プロフェッション」がやる「弁護士法人プロフェッション 辻堂法律事務所」になるので、弁護士法人プロフェッションがダブることになります。
ただし、普通は、まだほかに辻堂には弁護士事務所がありません(私たちが最初で、かつ、唯一の弁護士事務所となります)から、「辻堂法律事務所」と言えば、うちの事務所ということになります。

場所もきまり、電話・ファックス等も引きました。

ですが、営業は、「来年(平成25年1月1日)から」(ただし、いきなり正月休みあり。その休み明けスタート)となりますので、ご注意ください。

郵便、電話(留守番電話)、ファックスは通じますので、営業は「来年平成25年1月から」ですが、ご紹介します。

弁護士法人プロフェッション 辻堂法律事務所
〒251-0042
神奈川県藤沢市辻堂新町1-2-23プリメロ湘南301
電話0466-54-7342 FAX0466-54-7402
※平成25年1月開業(ただし、郵便、電話、ファックスは可→大船法律事務所が対応します)
# by ofuna-law | 2012-10-25 18:23 | これまでの事務所運営

やりたいことをすること

やりたいことをする。
やりたいな、やったほうがいいな、と思うことも、やりたいこと。それをどんどんする。
それで何か失敗とかがあっても、やりたいことをしていれば、仕方ないと諦められる。

ふつう、やりたくないことはしない。
ただ、やらねばならないこともある。

やりたいことがやらねばならないことなら、いい。
ただ、やりたいけどやらねばならないということが多すぎると、それはそれでまたいやだ。

仕事がらみは、しなければならないことだらけ。
しなければならないことは、仕事を始めるときは、やりたい気持ちから、ストレスは小さいけど、頑張っているうち、どんどん増えて、しなければならないことばかりになる。

そのころには、やりたい気持ちはどこへやらだ。
やらされ感まで出てくると、そのとき、ストレスは充満してどんどん増える。

やりたくないことで、やらなくてはいけないことは、難しいけど、原則は、やりたくないなら、やらないほうがいい。
なぜなら、それがやりたいことだから。

原点に返れば、やりたいことをすること。
それで、失敗しても、それでなら、あきらめがつくではないか。
# by ofuna-law | 2012-09-30 15:00 | 今の関心事
1 辻堂に支店(辻堂法律事務所)

  今年平成24年6月ころから,練っていたんですが,今年10月1日開設を目標に,

「辻堂に支店(辻堂法律事務所)」

を出したいです(9割方確定)。

2 法人名は弁護士法人プロフェッション

  ついては,弁護士法人へと法人化します。弁護士法人名ですが,

「弁護士法人プロフェッション」

としたいです。

3 支店開設の趣旨

  支店は,後輩弁護士の育成型(と言っても,1名程度しか採用できませんが)が主たる目的です。あとは,原点回帰で,1からまた小さく初めて頑張りたいという個人的な目的と,あと,藤沢は私の地元ですから,地元で頑張って,地元や親しい皆様に貢献したいという目的もあります。

  「プロフェッション」とは,定義は,もともとヨーロッパで弁護士,医師,聖職者の三大職種をまとめていう場合の呼称で,利益追及ではなく専門職として殊に人のために尽力する仕事に就く人のことを指します。その要件としては,一般的に,次のようなものが挙げられます。

   ①理論的知識に基づいた技能を有する(体系的理論)
   ②訓練と教育を必要とする(訓練)
   ③試験により資格が与えられる(権威)
   ④倫理綱領により忠誠が保たれる(倫理)
   ⑤利他的サービス及び公共善の達成を目的とする(奉仕)
   ⑥組織づけられている(団体)

4 意気込み

  まだ現時点で9割方の予定ですが,来たる10月1日に向けて約2か月間頑張りたいです。
  とりあえず,法人化の手続をあらかた調べ,事務所の物件の下見等をしている段階です。
# by ofuna-law | 2012-08-06 11:40 | これまでの事務所運営
弁護士の仕事を大きく分類すると

1 法律相談,打ち合わせ,接見など「人から話を聞く仕事」
2 起案など「書面を作成する仕事」
3 判例や文献の検索など「分からないことを調べる仕事」
4 裁判,調停など「裁判所で代理や弁護をする仕事」
5 電話,決裁など「事務の仕事」

に分類できると思います。

一番好きなのは,3の仕事です。

判例や文献の調査をすると,既存の知識以上に,こんな判例や学説,新しい議論や知らなかった議論があるんだと思うことばかりで,知的興味心向上心が満足感することが好きなんだと,思っています。

1は,人から話を聞くと,普通1時間とかがかかり,話している間は集中して,回答に被せて更に質問をしたり,言葉だけでなく言葉の裏にある相手の真意を推し量ったり,ただ漫然と聞くだけではないので,頭はフル回転。終わるとぐたっと非常に疲れる仕事です。
話を聞く際状況を自分に置き換えて話を聞くようにするので,「どうして」「この点はどう考えましたか」となぜ?なぜ?と疑問が次々出てくるのが不思議。

2は,法律家として文章を練るのは,職人芸の世界。更なる極みに達するため日々力を進歩させないといけないのが,性に合っています。

# by ofuna-law | 2012-06-01 15:00 | 仕事術 仕事感
ズボンプレッサーの定番といえば,英コーギー社のズボンプレッサーであろう。

スーツ着用すぐの平成9年ころ(修習生時),東芝社のズボンプレッサー(当時約7000円程度)を買い使った。

けれども,よれるし,しわがきれいにならないし,折り目もまっすぐぴちっと行かないしで,お蔵入りになった。機械だから仕方ないと思っていた。

その後時代は過ぎて,平成24年。
最近英コーギー社のズボンプレッサー(約2万円)をプレゼントされ,使い始めた。

結論として,逸品である。機械とはいえ,がっかり感はもはや皆無である。
15分のプレスで,とにかく折り目がまっすぐぴちっと行く。多少生地がよれるが,気にするほどでもないし,しわ伸ばしスプレーをすれば,あたかもクリーニング直後のように,ぱりっとする。
縦置き自立式でもある(家電店でもビジネスホテルでも,ズボンプレッサーは通常縦置き自立式ではなく,横置き持ち運び式。明らかに違う)。

紳士服の国といえる英国由来のズボンプレッサーならではである。

くたっと,しわしわ,折り目消失のパンツは,どう考えても損である。
クリーニングのコストや,アイロンがけの手間を長い目で見れば,価格2万円も,決して高くない。
# by ofuna-law | 2012-05-24 13:04 | 趣味 オフ 癒し
被疑者は,起訴後,「被告人」に変わります。
被疑者段階で勾留されていれば,起訴後も原則として勾留は続きます。
そのため,とりあえず勾留から解放させる制度が,保釈です。

保釈申請をすると,裁判所は保釈の許可要件を判断しつつ,逃亡しない担保のため,保釈金を決めます。その保釈金を納めることで,実際に保釈されます。

薬物犯で再犯のため実刑事案の被告人から,保釈を頼まれ,厳しいとは思ったのですが,主として服役準備を理由として保釈申請をしたところ,保釈金300万円で保釈決定が出たことがあります。

被告人の親族が300万円を工面し,その方と一緒に裁判所に行き,保釈金を納めました。

保釈されると,在宅で公判が進み,判決で実刑が出たら,収監という流れになります。

経験的に,執行猶予判決の確実性が高ければ高いほど,保釈は認められ,逆に,実刑の可能性が高ければ高いほど,保釈は認められにくくなる傾向があります。

ただ,実刑事案でも,服役準備等の理由により,保釈が認められることがあり,ただし,その場合は,保釈金は高額となることが分かりました。

# by ofuna-law | 2011-12-01 15:00 | ・刑事事件 裁判員裁判

話を細かく聞く

後で行き違いになると大変なので,法律相談や依頼後の打ち合わせでは,お互い疲れるほど,細かく話を聞くようにしてます。

事情によっては,それを聞いたか聞いてないかで,事案の結論が左右されるほどの事情もあるからです。

例えば,「人が鼻をかんだちり紙1枚を盗んだ(意思に反して占有を移転した)」という事例があるとします。
この場合,この犯人を処罰するべきだと思われますか?

普通,処罰する必要はないと考えるのではないでしょうか?

判例や学者も,この場合,結論としては処罰する必要はないと考えるのが大勢です。
ただし,それを根拠づける法的構成は,いろいろな考え方があります。

例えば,
1 鼻をかんだちり紙1枚には,財産的価値がないから,「財物」に当たらないとして,構成要件該当性を否定して,犯罪不成立とする説
2 一応財物であるとしても,財産権侵害の程度が軽微であるので,可罰的違法性がないとして,違法性を否定して,犯罪不成立とする説
3 犯罪は成立するものの,起訴価値がないとして,検察官の起訴便宜主義により,起訴を否定し,処罰を否定する説
などが考えられます。

でも上の事例の場合に,「鼻をかんだのは女性で鼻紙を盗んだのはその女性のことを一方的に好きな男」だったとしたら,処罰しないという先ほどの結論を維持できますか?

おそらく,この場合は,たぶん処罰すべきという結論になるのではないでしょうか?

このように事情を色々踏まえないと,一概には結論は出せないのが通常です。
ですので,話は細かく念入りに聞くようにしています。
# by ofuna-law | 2011-11-25 15:33 | 法律相談

少年審判結果への抗告

先般,少年審判で,少年院送致の長期という審判が下されたのですが,少年が少年院に行くとしても短期という不服申立ての意向を持っているので,抗告をすることになりました。

少年事件は,年間5~6件位経験しますが,抗告は初めて。
手続等を調べて,抗告申立書や趣意書を起案します。2週間以内です。

# by ofuna-law | 2011-10-27 09:30 | ・刑事事件 裁判員裁判

事務所開業7周年

平成16年10月13日に,大船法律事務所を開業しました。
今年で7周年になります。

おかげさまで皆様にご支援ご愛顧いただき,ここまで何とか頑張ってきました。

事務所も徐々に大きくなり,最初1人で立ち上げた事務所が,現在弁護士4名,事務員5名の体制にまで発展できました。

弁護士としての経験値も増え(検事4年,弁護士8年のキャリアになります),お客様のためにいい仕事をして結果を出すことにこだわり続け,最近は,うれしいことに「依頼者のためにきっちり結果を出す弁護士事務所」という評判を聞きつけ,依頼がくるという好循環になっており,こだわりを続けたいと考えております。

開業後のターニングポイントは,今から2~3年前に,すべてのお客様や関係先に封書で一斉送信して実施した「お客様アンケート」でした。700通は出したのではないでしょうか。

「当事務所をどのようにお知りになりましたか?」から始まり,「満足できたか」「満足できなかった理由はなにか」など詳細な長々とした質問のアンケートを実施し,かなりの回答が返ってきました。

その中で,お客様にとっては弁護士事務所に相談をすること自体,とても緊張し,人生で重大かつ深刻なことで,しかも,ふつうは初めてで,かつ,最後である,ということを再認識しました。

「自信があって心強い」「検察官としてキャリアがあるだけのことはある」「的確な答えが返ってきて参考になる」「事務局の対応が丁寧親切」などの好意的なご意見も,ありがたいことに頂戴しました。
一方,お客様対応にあたり,「上から目線」「話をよく聞かない」「冷たい」など,たくさんの手厳しいご意見も頂きました。

手厳しいご意見より好意的なご意見のほうが多かったですが,やはり手厳しいご意見の数々は1つ1つ非常に身にしみ,ショックを受けました。しばらく落ち込みましたから。

そこで,悪い点は変えていかなければならないと思い,とくにそのころから次を意識するようになりました。

「ご縁があって来ていただいたお客様にできるだけ親身になって応対することが大前提で,しかも,結果にこだわり,いい仕事をして結果を出し,それも全体的にスピーディーに対応して迅速に,とにかく,うちの事務所に頼んで正解だった」と思ってもらえる,「親しみやすく,頼りになり,逆に相手にすると手ごわい」という事務所になることです。

また近々,第2回顧客アンケートをしたいとも考えていますが,今後も努力し続けます。

「謙虚」と,あらゆる事態を想定して準備して対策を打っておくという「深慮」と,裁判等は得てして時間がかかってしまいますから「迅速」と,なにより「親切・丁寧」を意識しています。

それを徹底し,努力を続けてまいりますので,今後とも,皆様のご支援ご愛顧を賜りますよう,また,ご指導ご鞭撻賜りますよう,何とぞよろしくお願い申し上げます。

7周年を迎えるにあたって決意新たに。

# by ofuna-law | 2011-10-10 10:16 | これまでの事務所運営

隙間時間にする散髪

移動先から移動先などの隙間時間に何をしますか?

私はよく散髪をします。

床屋,美容院こだわらず,とびこみでも違和感なさげな店に入ります。
料金高めを数か月ごとというタイプではなく,料金休め(1000円カットも)を頻繁にというタイプです。

散髪は頭も心もすっきりします。隙間時間の有効活用になります。

面白いのは,髪の分け目をむしろ作るように切ってくれたり,つむじを見て分かる髪の流れをいかしてくれたり,切りすぎて髪が立つと注意くれたりするところがあることです。

とびこみだから,期待はしていないものの,気遣いしてもらえると腕・職人技を感じます。
# by ofuna-law | 2011-10-05 17:30 | 日々の事件簿

裁判員裁判

今日から,約1週間,裁判員裁判です。

ちなみに,私は裁判員裁判は3件目。
実は,4件目も半年後に控えてます。
経験は,まあまあ多いほうなんじゃないかと思います。

裁判員裁判は,事前の準備が大変です。

特に今回は,弁護側の証人が3人もいるんで,あともちろん,冒頭陳述や,冒頭陳述メモや,パワーポイント等を作成しないといけないんで,先週末からの追い込みがきつかったです。

裁判員裁判では,検察官が,パブリシャーやパワーポイントを駆使して,ものすごい完成度の高いプレゼンをします。
なので,ちょっとでも負けないようにしようと,気をつけてます。

特にパワーポイント。
普段使わないから,ものすごく手間がかかります。
そして,テクニックがないので,手間をかけた割に,見栄えがよくない(苦笑)。

昨日は,日曜日でしたが休日出勤して,最後の追い込み。
22時までパワーポイントを作成していました。

では,今日から約1週間,頑張ります。

# by ofuna-law | 2011-09-12 08:57 | ・刑事事件 裁判員裁判

湘南に3つ ~大船(鎌倉市)・ 辻堂(藤沢市・茅ヶ崎市)・平塚八重咲町~ の法律事務所を置く「弁護士法人プロフェッション」の弁護士某が仕事や出来事や趣味などを時々弁ずるブログ


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