湘南|大船と辻堂(藤沢・茅ヶ崎)と平塚|3つ法律事務所がある弁護士法人代表某の「弁」

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「弁護士法人プロフェッション」代表某が時々弁ずるブログ|大船駅(鎌倉市)・辻堂駅(藤沢市・茅ヶ崎市)・平塚駅各3分|夜間休日相談あり

今秋のドラマ。いくつか見ているが、「逃げるは恥だが役に立つ」(TBS・火曜)は、面白い。コミカルで楽に見れて時々からからと笑える。

原作は漫画。元々全巻読んでいて、結婚・仕事・人生につき、ほどよく考えさせ楽しいのだが、ドラマはドラマで出来がよい。

配役も絶妙だと思う。横浜みなとみらい地区を使ったロケも、神奈川県民には身近だ。

内容とは関係ないが、星野源が劇中で着る服、オンオフともにきっちりとしつつも普通な加減がとても参考になる。

弁護士や刑事物ドラマは、オフとして楽しめないので、原則避ける性分。
ゆえに、この性分にこのドラマは合っている。

ちなみに、「校閲ガール」(日テレ・水曜)も見ている。こちらは少し若年代向けで、恋愛物色が強く、はまるまではないが、石原さとみの魅力で十分持っている。




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# by ofuna-law | 2016-11-17 10:25 | 趣味 オフ 癒し

漫画「あさひなぐ」

いわゆるスポ根漫画だと、古くはキャプテンとか、柔道部物語など、数々の定番を読んできたけれども、最近一気に読破した「あさひなぐ」は、中でも秀逸な一作である。

主人公は女子高生。
打ち込む部活は、薙刀(なぎなた)。

この点のみで、スポ根でも格別な感じが匂う。

努力や友情や敗北からの成長など、あらゆるスポ根漫画の要素くまなく、ちょいちょい笑いあり、たまに悔しさや感動で泣かされたり、要は、引き込む力がある。

この種ストーリーで、ありがちなのは、日常生活における主人公の負の要素が、部活動では最強の要素となって活躍するというパターン。しかし、この「あさひなぐ」では、このパターン該当性はほとんどない。

該当するとすれば、ひたむきに努力を継続できる、というヒロインの性格。努力というのは、難しいけど心がけがあればできるものなので、そこにスポットが当たるのはとてもよいし、そこ、もっと言うと、単に努力だけでなく、その継続との点に、着目したのは稀有ではないか。

一番興味深かった点は、指導者から教えられることなのだか、対戦において、「先の先を制する(読む)=主導権を握る」こと。

主人公の受動的思考からくる対戦での受動的姿勢や態度のためゆえ、強く指導され、そして、それを少しずつ少しずつ、試行錯誤して身につけていくのだか、いずれも共感の一言に尽きる。

種目やルールなど全然違えど、仕事柄、相手があるという面では同じ。ゆえに、同種の心構えが必要とされることが、有形無形に絡んで、身につまされるのだと思う。



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# by ofuna-law | 2016-11-13 21:55 | 趣味 オフ 癒し
東海道線の湘南地域を走る特急が、踊り子とビュー踊り子。

首都圏から伊豆(終着は下田)を繋ぐ。
横浜駅に止まってから以西は、大船も藤沢も辻堂も茅ヶ崎も平塚も、止まらない。要は、湘南をすっとばす特急。

昼間は一時間に一本くらいで、踊り子かビューか、どちらかが通る(土日は臨時便が出るから便がもう少し多い )。

通過する踊り子を窓の中を見ると、座席を回転させてボックスにし、窓側にお弁当や缶ビールなんかが見えて、確実なる伊豆の観光客がわんさと乗っている。平日にもかかわらずである。

乗客は全員楽しそうに伊豆しか見ずにまっしぐら。

駅で待つ客は、それにしても平日なのに観光客って多いんだなと思いながら、皆見ている(はず)。

で、心だけは伊豆へ行き、温泉へひたるが、現実は仕事。乗りたくとも、湘南付近はひと駅たりとも止まらないから、ふらりとも飛び乗れないのである。決して。

ちなみに、普通の踊り子とビュー踊り子の違いは、ビュー踊り子のほうが全体的に窓の面積が普通の踊り子より断然多くて、展望を楽しめるようになっており、特に一番前に一度は乗ってみたい、そんな感じがする車両だ。

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# by ofuna-law | 2016-10-11 11:48 | 地域の出来事 歴史 研究等

開業12周年をむかえて

平成16年10月、大船に事務所を開いたので、ちょうど12周年になった。

毎日の食事を詳しく思い出せないように、過去の仕事もそうで、でも確実に血肉になっていて、現在がある。

開業当初に12年後など想像つかず、そもそも1年後すら見当つかずだった。愚直に一歩ずつ前へ進むようにしてきた。

折しも、先日神社でおみくじを引いたら、過去や将来を考えるのではなくて今に集中するようにと書いてあった。

それに、最近はやりのマインドフルネスとやらも、同じといえば同じで、今に集中(呼吸に意識を集中して雑念を払うとリラックスできるとのこと)と言う。

おそらく思い出せないほどの昔から、今やるべきこと、今やりたいこと、今しかやれないことを、感じるままにきっちりやっていくのが一番だと思っている。

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# by ofuna-law | 2016-10-05 08:42 | これまでの事務所運営
ドイツのある哲学者が、人の価値観を6類型に分類してます。

理論、経済、審美、宗教、権力、社会。以上の6つ。

参考)
理論型 - 理論が通すことや真理に価値をおく。論理的に理解し真理を追究。
経済型 - 金銭的・社会的地位に価値をおく。利己的・経済的観点から物事を捉える。
審美型 - 美的なもの、楽しいことに価値をおく。物事を感情を通して考える。
宗教型 - 神を崇め、信仰に価値をおく。博愛的・道徳的に人生を見つめ生きようとする。
権力型 - 他人を意のまま従わせることに価値をおく。権力掌握に満足感を覚える。
社会型 - 社会奉仕や福祉にかかわることに価値をおく。人の役に立つ行動をとる。

当たらずしも遠からずか。

例えば、ヒトラーは、絵描きになれず「審美」を捨て、極端な「権力」に走った点、バランスが非常に悪い典型。

自分に当てはめると、「宗教」と政治(「権力」のひとつとして)は全くない(あえて避けている。法律家は法を解釈するのが本分だと思うので、法律を作る側の政治とは似て非なるものと思っている)。
仕事では、人の役に立つという意味の「社会」と紛争を解決するために「理論」に価値を置いている。
特にオフでは、理想として審美を一番としたい。現実に欠けているのを自覚していますから。

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# by ofuna-law | 2016-09-01 08:00 | プロフィール 
明治生まれの無骨無口な祖父は、大工の棟梁で、私が高3のときに逝去。
初孫の私を、とてもかわいがってくれました。

毎年くれないお年玉を、1回だけくれたときに、古札だった(前の前の前のバージョンくらいの千円札)衝撃は、忘れることができません。
腕時計を2回、幼稚園のころと中学生のころに買ってくれたことや、わざとなのか分かりませんが「渋滞」のことを「しぶたい」と話し、「高速道路のしぶたいがひどいらしいぞ」と言っていたことが大きな思い出です。

祖父の大工修業時代のことは不明(それ以外のこともほとんど不明)。
横浜の石川町近辺で大工として独立し、その後、藤沢の六会に移って工務店をし、職人を増やして、棟梁をしていたのは確かです。

大工(特に建築士制度が今ほどでない昔の当時の大工)は、基礎から完成まで構造を緻密に頭の中で組み上げるので頭は使うし、実際に木材を道具で狂いなく加工し、丁寧な仕事で組み上げる腕も必要で、また、職人を徒弟制度で鍛えつつ、工務店という組織をトップとしてまとめます。

大工と弁護士は一見して違いますが、弁護士でいう、知識を高め知恵を絞り成果を訴求していくことや、解釈や文章や法廷技術にこだわる職人気質なところ、部下の弁護士の指導に徒弟制度的な面が残る伝統、事務所(法人)が大きくなると比重が増えてくるマネジメントは、上記大工の局面と似通っていると思います。

最近、そう気づき、その思いがどんどん強くなってきて、祖父との同質性や親近感を勝手に感じ、同じような悩みとかありながら天寿を全うしたのだと、これも勝手に解釈して、祖父への尊敬心は強まるばかりです。

以前は、尊敬する人を「織田信長」と言っていましたが、最近は「祖父」と言うようになりました。
年月による成長・進化と自称しています。

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# by ofuna-law | 2016-08-27 08:30 | プロフィール 
司法試験受験では,法の「理」,すなわち,理論を勉強します。
理論としての美しさ(一貫性と精緻度)に目を奪われます。

判例通説ではなくとも,例えば,手形法の二段階創造説。刑法も大谷説。民法177条だと鎌田説。
いずれも,判例通説にはない美しさがあります。

弁護士になると,判例通説がスタンダード。
少数説の出番や,理論の美しさは,ほとんど考えません。

実務では,結論の妥当性が肝。
事件の筋といって,これは関係当事者の主張や証拠等を総合考慮すると,どうなるのかといった見立てですが,事件を読み解くうち,まず結論が浮かびます。

この筋読み,見立ての根底にあるのが「情」です。
言い換えると,一般人の常識的な見方。

司法試験受験生は,大半が20代。
法律相談を必要とする人よりも,若い。
人生経験が少なく,常識はまだ不十分が普通。

とすると,何が正しい結論なのかの迷いがある。

しかし,それでいいんであって,まずは判例通説を理論として勉強することで,具体的事例でどのような妥当な結論を導いているか,という常識も勉強していることになります。

司法試験合格後数年して,常識が理論を超え,いまは,まずは結論の妥当性だと感じます。

そして,筋読みからの結論が,判例通説に反する場合もあり,この場合,判例通説の射程範囲を特定した上で,本件に限っては修正を加え例外とすることができないかという思考プロセスをとったり,妥当な結論が導かれるような事実の主張と立証に努めることになります。

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# by ofuna-law | 2016-07-01 18:00 | スタンス

平塚七夕祭りの「技」

開催は7月第一週の金土日が原則ですが、今年に当てはめると、7/1-3になり時期尚早につき、2016年は例外で7/8-10開催です。

七夕は、旧暦(1か月程度遅れた8月になる)で考えると天気はよいのに、新暦で考えると梅雨の時期になってしまいます。
七夕に天の川が見れた記憶がないのはそのため。

新暦で行われる平塚七夕祭りの特徴は、期間中の雨の多さ。晴れる年は晴れますが(今年は空梅雨及び梅雨明けが早そうなため大丈夫なはず)、去年は三日間ほぼ雨でした。

ゆえに、

晴れ間を狙って行くのがよく、そのためには、数日前からの天気読みが大切。
言い換えると、行く日の特定が早すぎると当日雨になる確率が高い。

長い道の竹飾りを見ながら歩く祭りだから、折角なら晴れがよかろうと。
仙台は旧暦かつアーケードで屋根あり。対して、平塚は新暦かつ屋根なし。と肝に銘じるとよいでしょう。

露店が非常に多種多様で豊富なのも大きな特徴で、平塚七夕祭り=竹飾り+露店、という式が概ね成立します。

しかし、人や露店の圧倒さに比し、座るところの稀少さが目立つのが現状(至難の獲得競争を呈し、途方なく彷徨うことになりかねない)。

立ちながら歩きながらや地べたで食べるのがもし嫌なら、敷物やハンディな折り畳み椅子の持参がおすすめです。

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# by ofuna-law | 2016-06-22 20:01 | 地域の出来事 歴史 研究等
(2005.5.19記事)
ご専門は?と質問されることは多いです。

医師なら,外科,内科,小児科など,専門があります。
が,弁護士は,それほど特化しておらず,憲,民,刑,商,民訴法,刑訴法(いわゆる六法)には通暁し,他はその関連法なので,だいたいは対応できるのが実態です。

当所のような地元密着型弁護士は,専門に特化して門戸を狭めず,相談されればその法律問題に一定の解決策を提示することが求められます。

依頼が多い類型はあり,離婚等男女トラブル,相続,交通事故がトップ3。
経験は多くなります。が,専門ではありません。

専門を決めるのは,視野・知見・バランス・可能性を狭めるリスクがあると懸念しているのを,知っていただけたらと思います。

頼りなげな印象になるかもしれませんが,ご専門は?の質問に,端的に答えにくいのが正直なところです。

(2015.2追記)
ご専門は?と聞かれたら、「身近なトラブル」「中でも、男女問題・相続・交通事故」と答えると思います。
独立後10年で、自然とそうなりました。

男女問題は、「1対1」の法的トラブルの基本形だと感じます。当事者間の対立が主観面と経済面で、もっとも激しく、法的トラブルが集約されています。

相続は、「1対数人」の基本形。男女問題の応用形に位置づけられます。

交通事故は、主観面の対立は後退してドライで、むしろ経済面の対立が前進する点で、男女問題ができれば、交通事故もできるという関係になると思います。

(2016.5.25追記)
専門は?との質問は、その意図を大別できるように感じます。

ひとつは、どんな弁護士なのかという個性の興味からの問い。
もうひとつは、身近な法的トラブルを相談できそうかの感触を得る問い。

だから、最近は、専門は?と聞かれたら「どんな弁護士を探しているのか」と、逆質問することをします。

すると、法的トラブルを抱えている場合だと、その法的問題がメジャーもマイナーでも、専門を決めないできた分、意図に合わせた答えができます。

一方、探している弁護士の分野にほかに一目おける弁護士がいるのも分かるので、不用意に答えられないものを見極めることができます。
これは逆の意味の成長と好意的にとらえてほしいです。

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# by ofuna-law | 2016-05-25 09:00 | 取扱業務

略式起訴の罰金の納付

窃盗罪に罰金刑(50万円以下)が新設されたのが2006年。

罰金刑なかったの?と感じる方もおられるかも知れません。

もともと窃盗罪は,お金のない人が行う犯罪類型とされていたので,お金のない人から罰金はとれないという趣旨で,罰金がなかったのでした。

しかし,最近は,お金があるのに,万引するとか,下着泥棒など,罰金刑を科してもよいような窃盗態様が出現していた現状があり,罰金刑が新設されました。

略式起訴により罰金が科されると、即日納付が原則です。

しかし,限定的ですが例外もあります。検察庁の罰金納付の担当と話をします。
全く支払能力がなく,釈放されたところで家に帰る交通費すらないケースだと,緊急更生保護といって,釈放後すぐ保護観察所に回り帰りの交通費を捻出してもらうなどができます。
後日,改めて罰金納付につき,担当と話をすることになります。

なお,全く支払えない場合,労役場留置により罰金納付の効果を生じさせることになります。

# by ofuna-law | 2016-04-26 17:20 | ・刑事事件 裁判員裁判
今春4月新ドラマ、松潤の日9(TBS)「99.9-刑事専門弁護士-」と、竹野内豊の木9(テレ朝)「グッドパートナー 無敵の弁護士」が始まった。

両方初回を見た。

松潤のほうは、刑事弁護人がテーマ。
変人弁護士を人気者の松潤がやることが大衆受けするという狙いか。
上司(香川照之)が検事上がりのいわゆるヤメ検。この役の活躍に期待。一点、こういう役をほぼ香川照之がやるのはベタのように思う。
その妻役の女優さんがそれにしても綺麗だ。

なお、現役若手検事が、松潤と対立する関係上、どうしても引立役=ヒールすぎる役になっているのは、現実と違うので、誤解のないよう注意。
どちらかというと、個の検事の個性は、本来は、「HERO」(フジテレビ)のキムタクほか同僚検事たちのそれにイメージが近い。

ただし、検察内部の上司(奥田瑛二)と部下の規律の厳しさは、ままある。
対して、「HERO」のほうが、上司部下の関係を、ハートフル方向に振りすぎである。

竹野内豊のドラマのほうは、小さい企業法務の弁護士事務所の話。ちなみに、劇中説明が多いのに、説明がなかったのだが、業界では、こういう事務所をブティック型の法律事務所という。

気づいたのは、この事務所の間取りが、HEROの庁舎(地検城西支部)に類似するところ。この間取りは、ドラマのコマ割りを、時には個、時には全体と切取れるから、都合がいいのだろう。

ただ、法律事務所も検察でも、現実はこのような間取りは少ないように思う。
どうも、HERO同様、職場内でのコミカルなやり取りを描きたいという製作意図を感じる。

基本的に敵対する相手がいる関係上、弁護士ドラマは、流れが、最初はピンチで、最後は逆転し、そのギャップの大きさがスカッとするという形になる。つまり、どうしても「半沢直樹」的な流れになる。これは仕方ないのかもしれないが、最近はどれもどれもでマンネリに感じる。

余談だが、BL要素があるのでまだ世間的に時期尚早かもしれないが、よしながふみ著の漫画「きのう何食べた」をドラマ化してほしい。主人公が弁護士なのだが、半沢直樹的な流れがなく新しいはず。

細かいところであるが、よりリアルに近いかを見る一つの基準として、小道具としての、弁護士バッチの作り込みが挙げられる。

経験上、ドラマの弁護士バッチがチープなほど、ドラマもリアルから離れ、あくまでもドラマ(非現実的)になる気がする。

今のところ、その点だけでみると、松潤のドラマのほうが作り込みがしっかりしているように見えた。

ただ、竹野内豊は、最近特に「素敵な選タクシー」で面白かったこともあり、個人的には期待している。

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# by ofuna-law | 2016-04-26 13:18 | 今の関心事
日本人は文系,理系にすぐ二分法するが,明治期に西欧から学問が入ったときの産物。現代では,大学で体系立てて学ばせ,文系理系の垣根を越えた広い教養を身につけるべき。~との阿部謹也一橋大名誉教授の意見を目にしました。

法律学は,文系に入れられますが,緻密に理論が体系立てられる点,多分に理系的です。

ここだけでそうですが,それ以上に,法律学には,それを駆使する法律家の「情理」,つまり,教養を身につけた上での,多角的で広い視点・経験則がベースに不可欠という点でも,二分法では割りきれないと思います。

最近読んだ「国家の品格」にも,教養を身につけなければならないとあり,これは専門バカ,法律バカになってはいけないとの戒めと受けとめました。

もっと読書したり,人に教えを請うなどして学ぶようしなければと思いながらも,実際は…という現実もありますけれども。

---以上が2006.5の原文(加除訂正あり)---

つい最近、~法の生命は理論ではなかった。経験であった。~という著名な外国人判事の格言をアップしましたが、趣旨はほぼ同じです。

なお、法律学は、ケースごとに必ず特徴的な相違があり、必ずしも明確な答えがでるとは限らない、白黒つけることが難しい、そして、とりわけ、現時点の「こうなるべき」という結論が過去では必ずしもそうとは限らず、未来でも必ずしもそうとは限らないという,時代のうねり・トレンドが多分に入る(今の正解が過去や未来の正解とは限らない)、のが特徴的で、この点も二分法で割りきれないと思います。

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# by ofuna-law | 2016-03-25 09:00 | 法律 論点 解釈
2013.4.15記事のタイトルは「新サービス 大船で火曜日木曜日に夜間常時相談開始」

お客様アンケート等での強い声から、「大船法律事務所にて、火曜日木曜日21時まで夜間法律相談を実施する(ただし、電話受付時間は17:30まで)」という内容の記事でした。

その後、平塚八重咲町法律事務所を開設し、湘南内に3つの事務所(大船・辻堂・平塚)を置きました。

現在、3つの事務所により、全曜日と夜間に対応できる体制です。
平日土日の全曜日、どこかの事務所が開いているうえ、大船で火・木に夜間相談ができます。
電話は営業時間であれば、転送体制とし、休む事務所にかけても開く事務所に繋がります。

お客様にとって、便利で利用しやすい、敷居のない事務所を目指す取り組みです。

夜間は、火曜日木曜日の21時まで大船(駅東口3分。0467-42ー8093)。
土曜日は辻堂(駅東口3分。0466-54-7342)。
日曜日は平塚(駅西口海側3分。0463-79-6014)。

    月 火 水 木 金 土 日
大船  ○ ◎ ○ ◎ ○ 休 休
辻堂  休 ○ ○ ○ ○ ○ 休
平塚  ○ ○ ○ ○ 休 休 ○

◎=21時まで(電話受付17:30まで)

なお、弁護士は、所属する事務所の休日は休んでおります。
事務局がご伝言をお預かりし、休み明けに折り返します。

# by ofuna-law | 2016-02-22 10:23 | 事務所案内 
国選弁護の被告人が、虚偽証言をする証人を請求してほしいと希望し、説得に耳を傾けない場合。

虚偽証言をする証人の証人請求などもってのほかと考えて辞任してよいか?

という究極の質問があり、考え方が分かれます。

弁護士は依頼者のためのものだから請求せざるを得ないとの考え方(誠実義務)がひとつ。
これに対し、信念に反するから、辞任するとの考え方(真実義務)がひとつ。

以前、私は後者の考え方でした。
が、いまは、前者の考え方。

理想は後者です。

でも、辞任をすると、後任の国選弁護人が同じ問題に直面。なお、辞任せず、証人請求はしないとなると、弁護過誤になります。

結局、信念に反するゆえの辞任を許すと、その後、辞任、辞任という連鎖が生じます。

だから、証人請求はしつつ、できる限り嘘をつけないよう、かわしたり、質問を工夫するなどする。そうして信念との折り合いをつけることになります。

見方により弁護士も悪者側とされることがありますが、むしろ法的にそれが求められる仕事。

そうした立場である上で、様々板挟みの局面があり、あがいていることを知ってほしいなと思います。

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# by ofuna-law | 2016-02-13 08:30 | スタンス
先日、あまり取り扱わない法分野の研修会に出て、それはそれですごく勉強になりました。

ですが、あまりに自分の取扱業務との重なり合いのなさを感じ、そういった分野の取扱いが少なかった自分の弁護士としてのアイデンティティーを考え直す・悩む機会ともなったです。

弁護士として、アピールできる固有の特色って何なんだろう。
客観的に見ることは、得てして誰でも苦手ではあるとは思うのですが。

以来、自問自答して、公然と言い切れるアイデンティティーを思い、ふと悩んだりもします。

少なくとも、クライアントの力になれて、結果が出て、喜んでもらえることがやりがいであることは絶対価値であることは間違いありません。

分野として、仮にひとつに絞るとするなら、刑事事件かな。

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# by ofuna-law | 2016-01-20 08:00 | プロフィール 
「いい弁護士の見つけ方」は気になると思う。どうやっていい弁護士を見つけるのか?と聞かれるが,実際,回答に困る。

ポイントとしては,①「いい弁護士」と②「見つけ方」とに分けて考えることはいえる。

1 ①「いい弁護士」に関して

何をもって「いい」とするかは人それぞれ。
ただ、人と人ゆえ,「相性が合う」かは重要と思う。

依頼すれば,長い間,案件委任関係になり,相性が合わないと互いに辛い。
まずは第1印象。初回法律相談や知り合った機会に,弁護士との相性を見極めるべき。
知遇があるなら、相性はわかりやすい。

弁護士も色々。

相性の次は、「信頼できる」こと。その弁護士の人柄,誠実さ,事件処理の手腕,迅速さ等々。
これらも,困難な場合もあるだろうが,初回法律相談時等に,見極めることになる。

年齢が若い・同世代・少し年上・年配がいいという希望もそれぞれ。ご自身が思うところに従うべき。

若くても、勉強熱心・知識や判例は調べられる・フットワークが軽い等の見方ができる。
男性がいい嫌とか,女性がいい嫌とかもある。なお、女性は女性弁護士を希望される方が多いと聞く(特に離婚事件等)。しかし,実際,私は男ですが依頼者が女性の離婚事件も多い。

司法試験に合格しているので,能力はあると思って間違いはない。
同じ案件は一つとしてない,ゆえに,経験が活きることもあれば,必ずしも活きないこともある。

悩むときは,こういった要素も踏まえると参考になる。

出身大学も判断材料にできようか(血液型占いに近い感覚だが。。)。
当然一概にカテゴライズできないが,以下,参考までに(あくまで全くの私見。一切責任持たないであしからず)。

東大・京大出身・・当然ながら優等生。ただ,優等生はちょっと苦手という人も多いはず。
慶應大出身・・・・上品。育ちのよさあり。同門の絆が強い。ただ,庶民的ではないかも。
一橋大出身・・・・変わり者が多いとの噂あり(あくまで「噂」)。類して,切れ者も多い。
中央大出身・・・・努力家が多い。「白門」と呼ばれ,偉大な法律家を多く輩出した歴史がある。
早稲田大出身・・・人数が多い。法曹界ではあまり目立たない存在。バンカラ。
明治大出身・・・・庶民派。偏差値が上記各大学より低めゆえ穿った目もあるが,逆に親近感あるかも。

2 ②「見つけ方」に関して

見つけ方のチャネルは色々。紹介,弁護士会,自治体,法テラスの相談など。

神奈川県の弁護士全員が所属している横浜弁護士会では,個別弁護士の紹介はしていない。
一旦,弁護士会の法律相談を受け,その法律相談を担当した弁護士に依頼する。自治体や法テラスでも,同様。法律相談を担当した弁護士に依頼する。

偶然に左右されるから,①の記載を踏まえ,判断の必要がある。

紹介は一般的にはよい選択。紹介者の手前が弁護士にあるから。
ただし,なかなか知り合いに弁護士がいる友人はいないだろう。なかなか難しい面はある。

ネットで探す方は多い。ホームページから事務所の雰囲気や,弁護士の個性等が窺える。
弁護士としては,ネット経由のお客様も大切。直接指名されたことになるから。

以上。チャネルは色々。最終的にはご自身で判断する。それなら,納得し,納得せざるを得ない。

3 弁護士費用について

頼む際,弁護士費用が気になるはず。
今は統一の報酬基準が廃止され,基準は事務所ごとに違うが,従前の統一基準に従う事務所が多い。

注意点は,弁護士に頼まざるを得ない状況に至った以上,ある程度の出費は覚悟すべきということ。
安かろう悪かろうもいう言葉もある。吝嗇になるべきではない。

なお,ぼったくりは悪徳弁護士がすること。懲戒問題になるし,今は相見積りが取れるので,過剰な心配は無用と思う。

4 蛇足

蛇足ながら,司法試験の合格者数が今年(2006年3月記事当時)から激増する。10年前は1年間に約700人だったが,来年は約3000人と言われる(実際それに近かった)。
受験生にとっては合格しやすくなった。が,質の低下が問題に上がっている。10年前なら,不合格の者(3000人-700人=2300人)も合格できる計算になるから。
この点は着目すべきではないか。

いまは(2011年6月記事当時。そして現在も)は,実務経験なく独立開業する弁護士もいる(即独と呼ばれる)。
従前,弁護士は経験弁護士の元で数年修行して独立していた。
それを経ない即独の勢い・活きのよさ・若さを評価するかは,選ぶ側の考え次第だ。

# by ofuna-law | 2015-12-10 07:00 | 法律相談
1. 問題の大小問わない相談のしやすさ
2. 問題解決への随時・迅速・優先対応
3. 社会的信用の向上及び安心感

顧問契約には,上記3つのメリットがあると考え、当法人の特色自体がそれを最大化するものにしています。

当法人の特色とは,事務所数,弁護士数,営業日。

お互いに顔が見え,「問題の大小を問わず,相談しやすい」法律事務所です。

「問題解決への対応」は,債権回収・企業法務・労働問題・契約書作成等の経験と実績,所属弁護士全員の組織力,法令・文献・判例の徹底調査で,フルカバー。

事業主・法人様と相互に連携を密にしながら,個別事情や問題意識を共有しつつ,「随時・迅速・優先対応」をします。
例えば,ご都合に合わせ,事業主・法人様の職場での打合せなど,東京や弁護士が少数の他の法律事務所よりも柔軟な対応をしています。

弁護士ないし法律事務所の名実は,殊に湘南での実績・知名度・対外的信用力からして,顧問契約をして顧問弁護士とすることが「社会的信用の向上及び安心感」に繋がります。

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# by ofuna-law | 2015-12-01 12:30 | ・顧問弁護士
法の生命は理論ではなかった。
経験であった。
~ オリヴァー・ウェンデル・ホームズ判事

司法試験合格前、法とは理論、すなわち、数式であり、事実は代入する数字と同じ、という感覚がありました。

だから、理論に事実をあてはめれば、答えはストレートに出ると。

でも、実務に出て、みごとにその先入観は逆転しました。

法は理論ではなく、解釈の余地が多分にある。すなわち、数式のようにかちっとはしてなく、いわばゴムまりのように弾力的。

かつ、それにあてはめる事実も、リアルタイムに経験していないから、証拠や経験に基づき認定してゆく。ゆえに、真実は1つだけど、紛争上問題となってしまうと、事実は真実に一致するとは限らない(事実が捏造されたり、証拠で証明できないことなどもある)。

誤解をおそれずにいうと、相談時に、人生及び法曹の経験から、あるべき結論が導かれる(筋といわれるもの)。それこそ肝で、そこに向け、経験上あり得る自然な形で、法は弾力的に使うし、あてはめる事実も筋に沿うかでみる。

法の生命は理論ではなく経験という言葉は、とても府に落ちます。


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# by ofuna-law | 2015-11-17 09:01 | スタンス
人を嫌いに思うことはまずない質だ。

が,先日,某懇親会で,ある初対面の人と話し,(大雑把な表現だが)感じが悪く辟易した。
極稀々な経験だった。

初対面にすぎないから,以後,付き合いが深まって,実はいい人だったと感じたい。
人を嫌う自分が嫌。嫌という負の気持ちは回って自分に返る。悪口もそう。そういうのはしたくないから。

あらためて思ったのは,初対面時はその人の印象をおおかた決定づけること。
初対面時にマイナスイメージを与えたら,その挽回は,並大抵ではないのは容易に想像できる。
であれば,初対面ではできる限りの好印象を持ってもらう。ニュートラルでも合格点にしていい。

言葉遣いを適切に誤解を生まず,話を傾聴し,相手の気持ちを理解し推し量り,共感し,心情を知る。
そのためには要を得た適切な質問と相づち。空気を読み,相手の表情を見て,謙虚で誠実な態度に身振りも踏まえる。
言葉にできない声を代弁(翻訳)して話し,確認する等々。

格言にもあるけれど,「好意を持つ人に好意を持たれる」。
再び,初対面を大切する心構えで望むよう,意識したいと思う。


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# by ofuna-law | 2015-11-01 09:00 | 法律相談
司法試験に合格するための秘伝?法則みたいなことを一席(新司法試験に変わりましたが,あてはまると思います)。

1 よく「どれくらい勉強すればいいか?」と聞かれますが,これは,「トータル1万時間」といわれます。

1日10時間勉強で,年3650時間なので,3年弱で1万時間に到達。1日8時間ならそれよりも延び,他方,1日12時間なら早まります。質は非常に大切ですが,そもそも量の不足は問題です。

2 勉強に費やす「お金をケチるな」もいえます。

受験生は,お金がない。でも,ほしい教科書等や受けたい講座等があったら,ケチらずなんとかするべきだと思います。
受験勉強に必要な1年分の支出と,1年合格が遅くなって逃す弁護士1年分の収入とを比較するとわかりやすいと思います。
司法試験は,別名「資本試験」。長い目で見て,資本を投入することが大事です。

3 気持ちは「トップ合格」。

合格ラインぎりぎりでもいいと思っていた者として反省なのですが,このような意識だと,本番でちょっと失敗しただけで不合格になるリスクがあります。
気持ちが「トップ合格」だと,本番でちょっとくらい失敗しても,合格できる可能性が高いという「ゆとり」に繋がります。

また何より大きいのは,意識が高いと,普段の勉強にハリが出ると思います。スランプも「トップ合格を目指しているんだから,こんなことにくよくよしてられない」とはねのけられると思います。

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# by ofuna-law | 2015-10-18 12:43 | 司法試験 勉強

玉縄城(関東三名城)

大船事務所至近の玉縄城(清泉敷地内で遺構も少ない)は、北条早雲の築城。

江戸城・川越城と並ぶ堅城で、関東三名城といわれた。

なお、辻堂事務所至近には、大庭城(城址公園になっている)がある。ここは遡ると頼朝時代に,大庭氏という武士がいて,頼朝と対峙し,最終的には滅ぼされた。
のちの早雲時代も,城として機能していた。

早雲は,三浦氏と縄張り争いをしていた。
当初の攻防ラインが大庭城,その後早雲勢優勢となり,玉縄城が攻防ラインとなった。
攻防ラインが西に移動したことにより,大庭城はその役目を終えたと言われている。
その後,早雲は三浦氏を滅亡に追い込む。

平塚事務所のある平塚市には、平塚城(平塚農業高校の場所。遺構はほぼない)があった。東京豊島の平塚城と区別し、相模平塚城ともいわれる。

城があり、城主や家臣がいて、戦があり、治める民がいたこと。思いをはせるときりがない。

加筆予定(調べ中)。

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# by ofuna-law | 2015-10-01 08:00 | 地域の出来事 歴史 研究等
話題に困ったとき、法律相談中のクッションや、裁判・調停の待合室の雑談などで使う呪文。
「きどにたてかけし衣食住」

き →季節気候。「梅雨だから雨多いですよね。土曜はよく晴れてよかったです」

ど →道楽。「神社回るのが好きです。六所神社は祭神が女神だから御守りが「櫛の形」でしたよ」

に →ニュース。「最近気になるニュースは~です」

た →旅。「旅行してないなあ。行くなら~を回りたい」

て →テレビ。「大河は見るのやめちゃって。今見ているドラマは~です」

か →家族。「父の日、何かしました?。何もしてなくて」

け →健康。「40過ぎて、体力が落ちて。何か運動してます?」

し →仕事。「法律相談は、必ず解決策を提示しなければならないのが大変です」

衣 →衣服。「クールビズでユニクロのエアリズム着てます。さらさらです」

食 →食事。「そろそろ、好物の鰻の季節。鰻は好きですか?」

住 →住まい。「平塚に転居したんですよ。藤沢よりのどかです」

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# by ofuna-law | 2015-09-23 09:00 | コラム
警察の特殊職能班の小説。今井敏著「プロフェッション」。

売れているシリーズ物で、作家さんも賞を多く取る売れっ子とのこと。

この本が売れて、うちの法人名が「プロフェッション」であり、決して「プロフェッショナル」ではない点だけでも、区別してもらえると嬉しい。

プロフェッションとプロフェッショナルでは意味が違います。

プロフェッションとは、Profess(神に誓う)を語源とする、天地神明に誓って人の為に尽くす3つの専門職(聖職者・医師・弁護士)のこと。一般用語としての認知度はまだまだ低いです。

プロフェッショナルは、やはりProfessが語源。プロフェッションを更に形容化・名詞化したものと言われます。対義語はアマチュア。
プロフェッショナルの意味は、専門性のある職業・専門家。一般的には「プロ」と言われるもの。

両者区別をしていただきたいです。

プロ(プロフェッショナル)と名乗りたいわけでなく、意味を限局し、人の為に尽くす誓いを追求する弁護士でありたいという意味で、プロフェッションを法人名にしましたので。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

プロフェッション [ 今野敏 ]
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# by ofuna-law | 2015-09-01 00:00 | 事務所案内 
コンビニ弁当と違い、パッケージが色紙で見えないのが駅弁。コンビニ弁当なスケルトン。
駅弁の一番のおかずは、車窓風景。
とのこと。

湘南電車(JR東海道線)の車窓風景、イメージと異なり、実は、大船藤沢茅ヶ崎辺りは、湘南の海は見えない。

相模川が茅ヶ崎平塚の市境で、 だだひろい一級河川ゆえ南に、はじめて湘南の海が開ける(ちなみに、古来、この河口の眺望が、中国湖南省の湘江の河口のそれに匹敵するため、この地が湘南と呼ばれるようになった)。
この由来に思いを馳せ望むと、より味わい深いおかずになると思う。

大磯以西は徐々に海が近づき、小田原までの間、時折、車窓から海が望める。

海は時折しか見えなくとも、海の上の空は遠く広く青く開け(空が青いのは海が青いからとのこと)、青い湘南の海が写る湘南の空、これが抜群の車窓風景だと思う。

で、食べる駅弁はというと、湘南電車の全駅は、大船、藤沢、辻堂、茅ヶ崎、平塚、大磯など多々あるけど、この辺では、大船駅の駅弁「大船軒の鯵の押し寿司」しかない(と言って過言ではない)。

藤沢以西の駅は、数駅にわたり地場の駅弁店がないのです。で、大船軒が売店を出店し鯵の押し寿司が売られている。さながら、横浜駅半径数十キロの駅で崎陽軒のシュウマイ弁当が買えるのと同じ呈である。

小田原駅に至るとようやく(神奈川県が近時小田原以西も相模湾沿いは湘南との公式見解を出した模様)、東華軒という違う地場の駅弁店が登場する。
なお、東華軒は、小鯵の押し寿司がメーン。鯛めし弁当も有名。湘南の西側は養豚が多く、ブランドポークがあるから、豚肉の弁当もお薦め。

もし湘南電車に乗られるときは、これらの弁当と車窓風景をおかずにしてもらえると嬉しい。

追記 マツコ短信

彼女?のすごさは、話し手のどんな振りにも非常に温かく、話の引き出しが広いので「そうなのよねー」となって、決して相手を傷つけない(自身からの振りも含めて)柔軟な対応力、優しさだと思う。見習いたい(同年代だし)。
これは、彼女の接客業時代の経験から来るものに加え、おそらくご自身が著名になる以前は他人から冷たい対応を受けていた経験がベースにあるから、その逆張りを敢えて行っている(自分が嫌な思いをした分、何をすれば他人が嫌がらないか、嬉しいかを熟知している)のだと思っています。

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# by ofuna-law | 2015-08-06 15:52 | 地域の出来事 歴史 研究等

「HERO」 久利生公平

HEROは、考証よく、事件に取り組む検事の仕事をしっかりと、面白く描けている。

作家は、検事的に当然のことでも、通常知れない内情を1~2つネタとして仕入れ、それを物語の中核に据え、伏線をはりながら、興味深く、その内情が後々物語のキーになるよう構成している。
私が「検事って、こんなだよ」と言うのは簡単。だけど、それをいかに面白く物語として構成するか。そこが作家の腕。うまいと思う。

これまでの検事ドラマは、主役の検事にスポットを当てていた。
でも、HEROは、個性的な脇役を配し皆をチームとして描く点が違う。なお、検察のチーム力というのは、公然の特徴。見逃されていたここがよく描けている。こここそ、内情に迫りつつの新しい視点。

なお、久利生検事が買った通販商品が何かしら関係するとか、中卒とか、私服とか、「あるよ」とかは、より話を面白くするスパイス。ここはドラマ。

もうひとつドラマなのは、久利生検事が、1話につき、「1人の被疑者(被告人)の、捜査(取調べや現場に行くなど)→起訴→公判」をする点。
でも、実際、現場の検事は、常に数十件を同時進行で抱える。ゆえに、抱える仕事の「量」が内情と断然違う。実は、ここが最大のフィクションだと思う。

久利生検事レベルに丁寧に取調べをしたり、現場に行ったり、被害者や目撃者に会ったり等々は、現場の検事誰もがしたいこと。でも、実際はできない。そこが実際の検事のジレンマである。
まあ、仕事量まで内情に迫ると、ドラマとして成立しなくなるのだろうと個人的には考えてしまう。

とはいえ、木村拓哉を主演にし、内情に沿いながら興味深く物語にしたことによる検察のイメージアップ効果は計り知れず、その恩恵にあずかれるのは嬉しい。

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# by ofuna-law | 2015-08-03 23:26 | 今の関心事

Facebook 法人ページ

閲覧できそうなら是非。

弁護士法人プロフェッションFacebookページ

基本、blogの記事を特選し、それとは無関係の、アップ時の所感を入れる形式で落ち着いています。


# by ofuna-law | 2015-07-25 12:54 | 事務所案内 
午前中は小田原で弁護士会の法律相談。車で。

外部法律相談は、弁護士会で割り振られるのですが、部下に振りたいのと自分で行きたいのと、半々。
というのも、いわゆる他流試合のようなものなので、部下の経験に繋がるから。
他方、事務所の相談だけでなく、外部にも出たい気分がありますので。

午後は、伊勢原で人に会い、その後、平塚で人に会いました。

その後、戻って民事記録の検討。また近々尋問がありまして。
これまでの記録を再検討し、尋問事項の準備をしました。
この尋問事項案をもとに、打合せ(証人テスト=尋問のリハーサル)をします。

なお、裁判になったからといって、尋問にまでなるのは半数以下です。
裁判官が間に入ると和解でまとまる場合が多いです。
和解しないと、尋問になります。判決の前に尋問をするのです。

当所、尋問が多い感じがするかもしれません。
が、相手が(相手が負け筋なのに)和解に応じないことが多いからです。こちらが勝ち筋で、勝ちきりたいときも尋問して判決にしますが。
勝っても負けてもおかしくない案件が多く、和解妥当な事案は、むしろ積極的に和解しています。

尋問になったら、尋問では負けたくない、という気概は大です。

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# by ofuna-law | 2015-06-24 09:00 | 日々の事件簿
神社仏閣巡り好きで、最近地味ながらトライしているのが「相模国六社めぐり」。

相模国六社は、次の六社。
延喜式(式内)神社に分類されてますが、その格式は現在不明。ただ、少なくとも神奈川(特に湘南)では、中でも特に寒川神社が有名だし、格式は高いはず。以下もその系列だから格式は高いのではと想像してます。

一之宮・・・・・・寒川神社(寒川町)
二之宮・・・・・・川匂神社(二宮町)
三之宮・・・・・・日比多神社(伊勢原市)
四之宮・・・・・・前鳥神社(平塚市)
五之宮(格)・・・平塚八幡宮(平塚市)
総社・・・・・・・六所神社(大磯町)

土地柄、幼少より寒川神社はよく知っていて、ここは「相模国一之宮」のキャッチ一押し。
ならば二之宮以下は、どこでどんななの?というのが発端。

順不同で、まず去年に平塚八幡宮、今年に入って前鳥神社→日比多神社→川匂神社を参拝。

パワースポットさでは前鳥神社が一番(参道アプローチが長く荘厳なのがよい)。
劣らず川匂神社(上に茅葺きの門を見ながら長い階段を登るとひらける先の社に風格あり)。

日比多神社は境内が小さいのでその分パワーも弱いように感じますが、強いか弱いかでいえば強いです。
平塚八幡宮は、噂では国道整備の関係で参道が削られたらしく、その分パワー減殺した感じがします。

古来、地場の武士・武将は、神社仏閣への寄進等で、力を誇示し民衆の支持を集めたとのこと。
この地では、まず頼朝。次に早雲のはずなのに特記はなく、出るのはその後の家康。

頼朝は政子安産祈願と寄進、家康は衰微を再興して種々の戦勝祈願をし、これらは六社共通の歴史(なお、以前ブログに記述した家康の江島神社弁才天での戦勝祈願も、その一環に位置づけられると推理され、その後の民衆の江島詣でに繋がる流れは既述)です。

で、本来参拝時にご朱印をもらうとツウと思いつつ、そこまではしてはないので、ツウではないのが残念。
代わりにすることは、必ずおみくじ。

結果が悪かったら結び、よかったら財布に入れます。今のところ、一度も結んでないのが自慢。

おみくじの項目の中に「訴訟」あるいはそれに類似するものがあって、例えば、「勝つ。油断は禁物」とか書いてあります。
玉虫色の記載ゆえ、反対解釈(仕事柄、穿っています)すると、油断したら負けるかもしれない、と突っ込んでしまいたいけど、そこはおみくじ。

次は、近いうち、気の向くまま、六所神社へ行きたいと思っています。
季節柄、あじさいが咲いていたら一石二鳥なのに。

なお、昔は、京の都から官吏が赴任すると、一之宮から1つずつ参拝していた習わしだったところを、各神社を分祀して合祀したのが六所神社。
だから、ここを参拝すれば、全部参拝したことになるとのこと。

移動手段が基本徒歩だったとはいえ、いわゆる省略なわけで、それでよしとしてもよかったのかなという疑問なし、としません。

結局今回も、法律とは無縁のブログになってしまいましたが、一応、「訴訟 勝つ。油断は禁物」についてと、反対解釈については書いたので、それで、よしとして疑問なし、としてほしいところです。

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# by ofuna-law | 2015-06-18 09:00 | 地域の出来事 歴史 研究等
別荘地といえば、今は軽井沢、那須、熱海などが有名でしょうが、明治・大正・昭和初めは、神奈川の海辺が有名な別荘地でした。

(軽井沢に関する余談ですが、軽井沢を別荘地として有名にしたのは外国人です。外国人が気候や環境に着目して開拓。今や日本一ともいえる別荘地になりました。)

神奈川では鎌倉の海辺も、昔、多くの文人の別荘地であったことは有名な話。

ただ、今回は、鎌倉は抜きにして、大磯と鵠沼について書きます。

両者のうち、先に別荘地となったのは、大磯です。神奈川県中郡大磯町。

(またも余談ですが、この中郡には二宮町もあり、大磯町と二宮町はライバル関係です。あたかも、浦和と大宮、前橋と高崎、長野と松本のような構図がぴたりとあてはまります。例えば、大磯町出身の人に、「二宮町出身でしたっけ?」と間違えようものなら、小一時間は説教を受ける事態に陥ります。。。)

大磯に別荘を持っていた有名人では、伊藤博文、島﨑藤村、吉田茂、原敬などそうそうたる面々がいます。

(なお、吉田茂が大磯の別荘へ車で向かうにあたり、戸塚の開かずの踏切のせいで時間がかかりすぎるため、横浜新道の西にバイパスを整備させたという噂があります。余談ばかりですね。)

さて、なぜ、当時、大磯が別荘地になったのか?と思って少々調べた結果、明治~の交通が東海道本線(鉄道)のみということが関係しているようです。

東京から東海道本線に乗車した場合、海に直近するのは、品川の次が大磯が初めての地(ちなみに、「品川→横浜→(戸塚)→大船→藤沢→(辻堂)→茅ヶ崎→平塚→大磯」。現在の電車で1時間強ほどかかりますから、当時はもう少しかかったと思いますが)。

先日、先々本格的に大磯の有名人の別荘地散策をしようと思い、軽く下見しましたが、別荘地らしい風情が残っていました。潮風が心地よく、さながら離島の海辺の町のような感じ。古い家が多いです。道も狭く、それがまた昔ながらの雰囲気を醸し出しています。今後の本格散策が楽しみになります。

さて、一方、鵠沼は、藤沢市鵠沼または鵠沼海岸。江の島のやや西側に位置する海辺です。

藤沢駅からは、江ノ電または小田急線で数駅で到着。
この江ノ電や小田急線は、大磯が別荘地として栄えた頃にはまだ開通していませんでした。
ゆえに、大磯のほうが別荘地としては先で、鵠沼は後になるわけです。

江ノ電または小田急線開通後に、鵠沼は別荘地になり、栄えることとなります。
東には江の島、西には富士山が見えますし、閑静。いまでも海辺には砂防の松林がありますが、そういった風情。
あと、海水浴場があります。海水浴場としては、大磯も勿論適しますが、鵠沼は砂浜が大磯よりも東西に広いように思います。

また、丁度、ここらの海岸では、鵠沼のみ遊泳に適しているという特徴も関係しているかもしれません。
少し東に行ったり、少し西に行ったりするだけで、砂浜から海に入ると急に水深が深くなり、遊泳が危険になります。現在、鵠沼の東と西は、遊泳禁止区域になってますし。

ゆえに、藤沢市の海辺で別荘に適しているのは、鵠沼しかなかったように推察します。
ちなみに、いま鵠沼は別荘地というよりは、閑静な住宅街になっています。

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# by ofuna-law | 2015-05-12 09:00 | 地域の出来事 歴史 研究等
弁護士も人。生きている。
幾多の苦悩、例えば、逆境・ストレス・辛苦・試練等は不可避だ。

当法人名の「プロフェッション」とは、神職・医師・弁護士を指す。
人の三大苦悩を担う職業を意味する。
三大苦悩の対象は、心・体・人間関係。これらのうち、「心の悩みは神職」、「体の悩みは医師」、「人間関係の悩みは弁護士」が担う。

「医者の不養生」という言葉がある。

神職・医師・弁護士、それぞれ心・体・人間関係に悩まないことなどはない。
一見悩んでいないように見えても、表に出していないにすぎない。

むしろ、表に出さない苦悩を抱え、その結果、共感力と問題解決力が醸成され、その結果、仕事にやりがいを見出すという、螺旋回転を繰り返していると思う。
もし悩みがなかったら、そもそも悩みに共感し、解決し、やりがいを感じることはできないのではなかろうか。

マザーテレサは、聖書の言葉を引用し、「神は乗り越えられない試練は与えない」と言った。

いま苦境にある人に、この言葉を話しても、おそらく効果はないだろう。
熱い物を食べて喉がやけどしそうなときに、「のど元過ぎれば熱さ忘れるから我慢」と言うようなものだ。
腑に落ちるとは思えない。

だからといって、いま苦境にある人に、響かないかもしれないけれども、この言葉をいま話す意味はあると思う。後から意味を持ってくると思う。

熱い物がいつかのど元を過ぎて、「のど元過ぎれば熱さ忘れる」のを実感するように、苦境が過ぎた暁には、「神は乗り越えられない試練は与えない」のを実感すると思う。

そして、実感の瞬間、それが新たなスタートへの力になり、将来もし苦境が来ても、前回乗り越えた経験が必ず生きると思う。

だから、いまは響かなくても、苦境にあるからこそ法律相談にみえる方に、いつも「神は乗り越えられない試練は与えない」という言葉を持ち(口には出さないにしても)向き合っている。

そもそも、相談にみえた時点で、苦境を乗り越える第一歩を踏み出している。あとは、乗り越えて、その後、「神は乗り越えられない試練は与えない」の実感へと道を歩むだけだと思う。
# by ofuna-law | 2015-05-08 09:00 | コラム

「弁護士法人プロフェッション」代表某が時々弁ずるブログ|大船駅(鎌倉市)・辻堂駅(藤沢市・茅ヶ崎市)・平塚駅各3分|夜間休日相談あり


by prof-law