湘南|大船と辻堂(藤沢・茅ヶ崎)と平塚|3つ法律事務所がある弁護士法人代表某の「弁」

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「弁護士法人プロフェッション」代表某が時々弁ずるブログ|大船駅(鎌倉市)・辻堂駅(藤沢市・茅ヶ崎市)・平塚駅各3分|夜間休日相談あり

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弁護士といえど,細かい法律や議論や下級審の判例等につき,わからないことは多いもの。

わからないときは,体系的思考(いわゆるリーガルマインド)を用いて,まずは基本からさかのぼって考えて一定の結論を出す(仮定の結論。以下,仮説という)。

仮説は出すだけではだめで,文献等を調べて,裏づけを取る。
裏づけが取れたら,仮説はもう仮説ではなくなる(最新の判例や学説の到達点を知り,確たる説として身につくことになる)。

弁護士も長くなると,導いた仮説が間違っている場合(読み違え)は稀になってくる。
もし間違えていても,新たに判例や学説の到達点を学び,それだけではなくて,なぜ間違えたのか原因までさかのぼって,体系的思考をアップデートすることになる。今後同じ過ちを繰り返す愚を招かないためである。しかも,したたかに,こんな機会を与えられて得をしたと考える。

「考えること」と「調べること」は両輪である。学生は,得てして片手落ちが多いので,当てはまるなら反省を要する。

調べるときのために,目に留まった専門書等はできる限り買っている(仕事のためだから経費だし,一挙両得以上である)。
判例・文献のデータベースも導入している。

もっとも,こういった,考える・調べるの以前に,そもそも何が問題なのかを思いつくことが,もっと大切な能力ではなかろうか。

「思いつくこと」とは,いわば,膨大な事実(情報)の中から,何が問題なのかを抽出できる能力。何を考え,調べなければならないか,そもそも何がわからないかを,自ら発想できること。膨大な事実(情報)を取捨分別して「たぶんここは法律上の論点があるはず」というアタリをつける能力ともいえようか。

学生の場合,これは教わる対象である。問題点や論点につき,思いつく以前に所与のものとして教わるのである。
が,実務の世界は,もう教科書(基本書)等では語れないほど,広く深い海である。
そこで漂流するか,自ら進んでゆけるか。
実務家へシフトする過程で,自力で発想してアタリをつけて思いつく能力が育まれていき,必須の能力と化す。

結局,実務家にとって,「思いつく→考える→調べる」が,両輪ならぬ三輪であり,いずれも不可欠の知力として,三位一体をなしていると思うのである。

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by ofuna-law | 2017-09-23 19:38 | 仕事術 仕事感
確か天海祐希主演で「離婚弁護士」というテレビドラマがありました。

ここ数年,離婚相談は確実に増えています。
世の中の離婚そのものが増えているという訳ではなく,弁護士相談に至る離婚事例が増えているのだと思います。弁護士仲間は皆そう言います。

妻側からか夫側からか,どちらの相談が多いと思われますか。

2005年時は,半々くらい。2015年時は,どちらかというと妻側が多かったです。
2017年現在,6:4位の割合で妻側が多いです。

じっくり相談したうえで,依頼に至るケースが多いです。

相談・依頼が増えれば,当然,自然と得意分野化します。
妻側と夫側,必ずどちらかが攻めてどちらかが守るという形勢になりがちで,ゆえに,攻める場合守る方法、守る場合攻める方法といったような循環で,知見経験ノウハウが蓄積されることになります。

法的・弁護士的には,離婚は,「1人対1人」の「感情」的に最もシビアな紛争類型です。
この類型の複数形(数人対数人)が「相続」。「感情」対立も似ているためか,離婚をつとめられずに,いわんや相続をや,という印象があります。
ちなみに,貸金請求や交通事故だと,「感情」の要素が弱まり,「金銭」の要素がクローズアップされる紛争類型になっていきます。これと比較すると,離婚における感情の対立は激烈と言えます。

依頼の場合,弁護士費用については,弊所報酬規程の範囲内で,事案に応じて,決めています。

「事案に応じて」というのがあいまいかもしれませんが,離婚の難易度,裁判までいきそうかや,慰謝料・財産分与の額,子どもの親権の問題が絡むか,などを判断して決めます。

協議→調停→裁判
という手続きの流れになりますが,裁判まで至るケースは,離婚まで1~3年かかる感覚があります。
ゆえに,「離婚は結婚の数倍パワーがいる」という言葉は,正鵠を射ていると感じます。

by ofuna-law | 2017-09-01 08:40 | ・男女問題

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