湘南|大船と辻堂(藤沢・茅ヶ崎)と平塚|3つ法律事務所がある弁護士法人代表某の「弁」

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「弁護士法人プロフェッション」代表某が時々弁ずるブログ|大船駅(鎌倉市)・辻堂駅(藤沢市・茅ヶ崎市)・平塚駅各3分|夜間休日相談あり

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甲府出張

昨日,甲府地裁で,民事事件の被告代理人として,原告本人尋問(60分),被告本人尋問(60分),証人尋問(60分)をしました。

そのため,電車で出張し,甲府に一泊し,今日午前中に帰ってきました。

被告本人尋問と証人尋問は,私が主尋問(一番先に聞く)をしました(各40分)。
主尋問は,事前の打ち合わせが欠かせません。
想定問答を行い,本番を迎えますが,主尋問される被告本人や証人の方は,やはりとても緊張するとのことでした。
裁判官に分かってもらうために,尋問事項(何をどうやって聞くか)の吟味や順番等を試行錯誤して考えておきます。
今回は,40分も質問し続けるので,私も被尋問者もかなり大変でした。

ちなみに,個々の尋問は,私の場合は,クローズドクエスチョン(回答内容ができる限り限定されるような尋問。対義語はオープンクエスチョン=回答内容が回答者に自由で広くなる尋問)で基本的に行うようにしています。
この点,弁護士のスタンスには色々議論があります。

原告本人尋問は,私が反対尋問(主尋問の後に聞く)をしました(20分)。
反対尋問は,技術的に,とても難しいです。
要は,嘘をついているということを暴けばいいのですが,反対尋問で,嘘を暴くのは簡単ではありません。
最低限,客観的証拠との不整合や自己矛盾等を追及することを心がけます。
嘘だ!嘘ではない!という言い合い(議論)になってはならず,尋問は事実を聞くことが縛りとなっているので注意が必要です。
反対尋問は,詳しく行わないほうがいい(詳しく聞いて相手側の言い分が具体的にまとまってしまい,裁判官に信用できると心証を得られてしまうため)という議論もあります。
ですので,その反対尋問は抑制的であるべきというのは,基本的には賛成であり,一応心得ているつもりです。

主尋問は,事前準備が大変で,他方,反対尋問は,尋問を予想してあらかじめ準備することも大切ですが,尋問をよく聞いて現場で効果的な対応をすることが大変です。

昨日は,午後いっぱいで3人の尋問を行ったので,かなり疲れました。

せっかく甲府に行ったので,事務所に信玄餅のおみやげを買い,夕食は,地元では有名な「ちよだ」という,ほうとうのお店で,「おざら」を食べました。
「おざら」というのは,冷たいほうとうの麺を温かいつけ汁につけて食べる料理です。
とてもおいしかったです。

夜は早く寝て,本日朝,電車にのり,遅刻して事務所に出勤しました。

年に1件くらいは出張があったら理想です。
なお,こちらから申し立てるときは,持参債務の原則から,申し立てる側(原告)の住所地が管轄となりますので,地方にいる相手側からその地元の裁判所に申し立てがあったときには,そちらの裁判所へ出張ということになります。

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by ofuna-law | 2009-05-14 10:58 | 日々の事件簿

裁判員制度対策講座

今日,横浜弁護士会の「裁判員制度対策講座」を3時間受講してきました。

裁判員制度も今月21日からスタートということで,裁判員に選ばれる国民の皆さんも大変だと思いますが,従来にない新しい制度に対応して弁護活動をするべく,弁護士も大変です。
弁護士の場合,仕事なので対策を講じておくのが当たり前ですが。
私は,これまでに,裁判員模擬裁判を経験しており,その経験から,裁判員制度における弁護活動について,少しは分かっていたつもりですが,今回の講義で,また深く理解ができ,普通レベル以上には対応ができると思っています。

後は本番で調べ調べしながら実践する段階になります。

今日の講義では,要するに,裁判員の皆さんに「わかりやすい」弁護活動をしなければならない,ということが強調されており,改めて興味深く,講義を聴いていました。
「わかりやすい」とは,たとえば,専門用語を使わないとか,書き言葉ではなく話し言葉でプレゼンテーションを行うとか,裁判員全員の顔を見ながら主張するとか,そういうことでした。

裁判官や検察官は,組織内部で早くから対策を練り訓練を重ねていました。
弁護士は,対策がやや遅れているとの指摘がありましたが,私の場合は,特に,裁判員模擬裁判の弁護人役をしたことから,検察官のプレゼンテーション等の技術の高さを目の当たりにし,危機感を抱きましたし,もっと頑張らないといけないと思っていたところでした。
今回の講義を受けたのは,そのためでもあります。

全国の第1号や神奈川県の第1号の裁判員裁判が注目されます。
by ofuna-law | 2009-05-11 20:14 | 法律 論点 解釈

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