湘南|大船と辻堂(藤沢・茅ヶ崎)と平塚|3つ法律事務所がある弁護士法人代表某の「弁」

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「弁護士法人プロフェッション」代表某が時々弁ずるブログ|大船駅(鎌倉市)・辻堂駅(藤沢市・茅ヶ崎市)・平塚駅各3分|夜間休日相談あり

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平成15年の司法試験に,「運転免許証の名前の部分に別の名前を書いた紙を貼り付けた」行為について,公文書偽造罪が成立するかという論点が出題されています。

一見して,紙を貼り付けただけなら,偽造には当たらないという印象だったのですが,実は深くて,偽造に当たるとする見解が有力とのこと。

偽造に当たらないという論理は,偽造の程度は一般人が誤認するような程度まで必要で,紙を貼っただけでは,一見して偽造とわかる,すなわち,一般人が誤認しないので,偽造には当たらないと考えます。

一方,偽造に当たるという論理は,偽造は,行使の態様等も考えて実質的に判断するべきだとし,例えば,コピーすれば完全に偽造物となることなどを考えると,紙を貼っただけでも,偽造には当たるのだと考えます。

実務的には偽造否定のほうが強いと思うのは私だけでしょうか。

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by ofuna-law | 2008-07-17 18:25 | 法律 論点 解釈

嘘・嘘・嘘・嘘

検事2~3年生だったころ,地域の法曹全体(弁護士・検事・裁判官と司法修習生)の懇親会で,出席者が順番で簡単に挨拶するという流れになり,私が1番目,2番目に先輩検事,3番目に弁護士会幹部(弁護士),4番目に裁判長がすることになりました。

以下,要約ですが,まず1番目の私が
「被疑者の嘘に悩まされています。」
と言うと,2番目の先輩検事が
「被疑者も嘘をつきますが,被害者も嘘をつくことがあり,悩まされます。」
と言うと,3番目の弁護士会幹部(弁護士)が
「依頼者も嘘をつくことがあり、悩まされます。」
と言うと,最後に,裁判長が
「当事者,証人色々な供述,どれが嘘でどれが本当かは我々も判断に悩みます。」
と言い,オチがつき盛り上がりました。

事件処理にあたり,事件当事者や関係者の話には嘘(自分に有利に事実を歪曲して話したり,隠したりすることなど)があるかもしれないことを大前提に(それが普通の人には信じられないかもしれませんが),どの話を信用し,どの話を信用しないか,証拠や客観的状況等を総合的に判断するところが,法曹の腕なのだと思います。

by ofuna-law | 2008-07-10 11:40 | 法曹 裁判官・検事・弁護士 

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