大船法律事務所 辻堂法律事務所 平塚八重咲町法律事務所 某辯護士の「弁」

ofunalaw.exblog.jp

湘南に3つ ~大船(鎌倉市)・ 辻堂(藤沢市・茅ヶ崎市)・平塚八重咲町~ の法律事務所を置く「弁護士法人プロフェッション」の弁護士某が仕事や出来事や趣味などを時々弁ずるブログ

<   2006年 07月 ( 2 )   > この月の画像一覧

不安との戦い

司法試験受験生のころ,他人に自分が司法試験受験生であることを言えませんでした。

自信がなかったのと,もし最終合格できず,司法試験を諦めたとしたら,他人から,やっぱり無理だったみたいなことを言われるのが嫌だったからです。

受験期間中約5年間,絶えず不安がありました。
不安をかき消すために,勉強をしていました。

択一,論文,口述と,試験直前になると不安はピークに達し,眠れない日もありました。
今から思うと,不安がなければ,集中して勉強に打ち込むことはできなかったと思います。
by ofuna-law | 2006-07-08 12:45 | 司法試験 勉強

事実の錯誤

Xは,日頃恨みに思っていたAを殺そうとして,ピストルでAを狙撃したところ,弾は外れて近くを歩いていたBに命中し,Bは死亡した。

上記事例で,Xに何罪が成立するでしょうか。

常識的に考えると,
Aに対しては,殺そうと思ったのに殺せなかったため,殺人未遂罪
Bに対しては,殺すつもりはなかったのに,誤って死亡させたため,過失致死罪
となろうかと思います。

しかし,判例・通説の考え方は違います。
Aに対する殺人未遂罪とBに対する殺人罪の成立を認めます。

判例・通説は,Bに対する殺人の故意を認めるため,このような結論になります。
そもそも,故意責任の本質は,規範に直面し,反対動機を形成しえたのに,あえて犯行を行った反規範的人格態度にあるところ,人には「人」を殺してはならないという規範が与えられているのであって,Aという「人」を殺そうと思った以上,殺人の故意は「人」であるBに対しても認められる,と説明されます。

ちなみに,このように考える説のことを,法定的符合説と言います。

法律ブログランキングに登録しています。
本日13位です。ひとつ下がり残念です。更なるアップを目指します。
この下を↓クリックしていただきますと点数が入ります。ご協力お願いします。
人気blogランキングへ
by ofuna-law | 2006-07-06 17:09 | 法律 論点 解釈

湘南に3つ ~大船(鎌倉市)・ 辻堂(藤沢市・茅ヶ崎市)・平塚八重咲町~ の法律事務所を置く「弁護士法人プロフェッション」の弁護士某が仕事や出来事や趣味などを時々弁ずるブログ


by prof-law