日弁連交通事故相談センター
相談業務のほか,弁護士による示談斡旋をしています。
弁護士による示談斡旋は,手続き費用が無料です。
事故内容や過失割合の争いがない事案でなければならないのですが,損害額に争いがある事案について,弁護士が間に入って,被害者と保険会社の間の示談斡旋をしてくれます。
原則,期日は3回までとされています。
先日,この制度を使って,うまくまとまった事案がありました。
過失0の追突事故で,むち打ち症(約150日間で治癒)になった被害者(依頼者)の事案でした。
休業損害と傷害慰謝料の金額について,依頼者に対する保険会社の提示額は,合計約85万円でした。
依頼者は,金額が低すぎるとして相談にこられ,示談斡旋の制度を使うことにしました。
弁護費用としては,規定等を考慮し,20万円としました。
そのため,保険会社から約105万円(約80万円+20万円)を獲得しなければ,依頼者は損をしてしまう危険がありました。
損をする可能性もあると念を押したところ,とにかくやれるだけやってみたいというのが依頼者の希望でした。
示談斡旋当日,間に入ってくれた弁護士が保険会社の話を聞いた上で,120万円くらいなら示談がまとまりそうですと言ってくれました。
そのため,ひとまず損をすることはなくなり,良かったと安心しつつ,こちらにとって有利な事情を強く主張し,さらなる金額アップを要求しました。
その結果,おかげさまをもちまして,約135万円で示談が成立しました。
依頼者も喜んでくれました。
弁護士が中に入ると,こういうこともあります。
交通事故示談で,相手の保険会社が信頼できないような方がいましたら,一度,弁護士に相談してみるのも一つの選択肢です。
弁護士が入るだけで,対応が変わることもあります(変わらないこともありますのでご注意を)。
お気軽に当事務所までご連絡ください。
また,弁護士会の法律相談センターに問い合わせしても良いでしょう。
労働保険の加入手続をした件
労働保険の加入をしてきました。
係員の方はとても親切でした。
届出用紙のわからないところは書いてくれました。
簡単に労働保険の加入ができました。
次は、戸塚のハローワークに行って、届けをしなければなりません。
鎌倉市の場合、管轄が複雑なのです(何とかならないですかね?)
労基署は藤沢の労基署、ハローワークは戸塚のハローワークが管轄なのです。
そして、戸塚のハローワークは駅からちょっと遠い。
事務員さんを1人雇うということで
いろいろな手続が必要です。
ちなみに、本日、税務署に、給与支払事務所の開設届も出してきました。