検察官時代の官舎事情
最初に名古屋で入った官舎は,昭和40年代築の3Kで,団地タイプの官舎。
はっきり言ってボロボロで,トイレは和式,風呂はガス釜でした。
家賃は2万円くらいだった記憶です。
次に山形で入った官舎は,昭和50年代築の3DKで,団地タイプの官舎。
ほどよく手入れされていて,トイレは洋式,風呂はガス釜でした。
家賃は3万円くらいだった記憶です。
最後に横浜で入った官舎は,平成14年ころ築の3LDKで,マンションタイプの官舎でした。
入居時に新築直後であり,きれいでハイセンスな官舎でした。ただし,駅から遠く,山を登り切った上という場所。
家賃は5万円くらいだった記憶。
検察官の官舎は,法務省が管理するもの(いわば直営のもの)と,財務省が管理するもの(他の省庁の公務員も入ります)があります。
法務省系の官舎は,たいていは古くて安い。
財務省系の官舎は,新しいものが多い。
ただ,私の場合,名古屋・山形・横浜いずれも財務省系だった記憶です。
家賃は市価の5割程度でしょうか。
官舎の家賃は基本的に全国単位で決まっているのに対し,市価は地方が安くて都心部は高いことから,地方だとあまり割安感を感じませんが,都心部だと割安感をとても感じます。
ちなみに,官舎に入れば住宅手当はもちろん出ません。
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