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「弁護士法人プロフェッション」代表某が時々弁ずるブログ|大船駅(鎌倉市)・辻堂駅(藤沢市・茅ヶ崎市)・平塚駅各3分|夜間休日相談あり

被告人の涙

刑事事件の第1回公判は,要旨,次のように流れる。
1 検察官の起訴状朗読
2 被告人の罪状認否
3 検察官の冒頭陳述及び証拠調べ請求
4 証拠調べ
5 被告人質問
6 検察官の論告求刑
7 弁護人の弁論
8 結審(次回,判決言渡)

その被告人は,罪状認否で,罪を認めた。
前科が1犯あり,それは無銭飲食で,懲役1年執行猶予3年だった。
執行猶予期間が満了してから約2年で今回窃盗(スリ)で捕まった。

被告人質問のとき,被告人は,もう二度としないと誓った。
これに対し,検察官が執拗に被告人を責めた。前回の裁判で同じことを誓ったのではないか,などと。とにかく今回は実刑になると言わんばかりに。
検察官の質問が終わった後,被告人は泣いた。
とにかくつらかったのだろう。
本当に反省しているのだと信じたいと思った。

検事時代,公判で被告人が泣いたシーンについては記憶がない。
なぜだろう。わからない。
弁護士になってから,被告人が泣いたのはこれで2人目だ。
短い公判の中で,被告人が見せる涙は,言葉では言いあらわせない反省を如実に物語っていると思う。
by ofuna-law | 2005-06-08 15:52 | ・刑事事件 裁判員裁判

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