大船法律事務所 辻堂法律事務所 平塚八重咲町法律事務所 某辯護士の「弁」

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湘南に3つ ~大船(鎌倉市)・ 辻堂(藤沢市・茅ヶ崎市)・平塚八重咲町~ の法律事務所を置く「弁護士法人プロフェッション」の弁護士某が仕事や出来事や趣味などを時々弁ずるブログ

知りうる限り、湘南内、JR東海道線の大船駅、藤沢駅、辻堂駅の周辺には、酒が呑める「屋台」はないと思うし、藤沢には、私鉄の小田急と江の電が通るけれども、それらの駅にも、ないと思う(あったら、こっそりと教えてほしいです)。
西に寄って、茅ヶ崎駅は、使う頻度が少ないので、もっと知らないが、おそらくないはず。

でも、更に西に寄って相模川を渡ったら、JR平塚駅には、ある。
場所は、西口改札を北側に下り、線路沿いを西に徒歩1-2分、中央地下道の脇に、3台、ある。

ずっとちょっと怖いのもあって立ち寄れなかったのを、勇気を出し(二軒目の酩酊の勢いもあって)はじめての立ち寄り。
レモンサワー1杯とおでんを4品えらんで、千円でした。

そもそも、屋台で呑んだのは、高知だけかもしれない。ここは観光名所。福岡の屋台も観光名所で有名だけど、行けていない。
記憶の片隅にずいぶん昔にどこか遠くの屋台で呑んだ記憶ががある。名古屋だったか。

平塚のその屋台の大将(70代かな。呼び名がそれでよいのか、マスターとか、おっちゃんとか、もありうると思ったけども)に聞いたら、この場所で屋台をやる権利は、大将一代限りとのこと。

仕事柄、法律的な権利関係を一瞬考えたが、一瞬でそういうのをやめ、すぐレモンサワーとおでんと、屋台ならではの雰囲気を味わうことにした。

次来るときのために、定休日や営業時間を聞いたら、「雨の日はやらねー」「都合が悪い日はやらねー」「今日はもう閉めようと思ってた」「昨日は遅くまでやったぞ」ですと。

要するに、晴れていて、大将が今日はやろうって思ってそうな日に行けばいいってことですね(かなりむずかしいです)。

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# by ofuna-law | 2018-05-24 20:38 | 地域の出来事 歴史 研究等
車のメカニカルドクターショップ「メカドック」を舞台に、主人公潤(エンジン一般担当)、いっつあん(経理担当)、野呂さん(板金担当)が、一般車をチューニングしてレースに臨み、ライバルと戦う漫画。

80年代のジャンプに掲載され、まさに世代。久しぶりに見かけて大人買いして一気読み。当時の友達らとリアルタイムで学校で語ってた記憶が蘇る。

この漫画のいいところは、エンジンの機構(レシプロエンジンやロータリーエンジン)やFF・FR・ミッドシップ等のレイアウトについてなど、車の知識が学べる点。
また、80年代の日本車の名車(トヨタセリカXX、ホンダシティ、日産フェアレディZ、マツダRX-7等)がずらずらと登場する点。
それと、アウトインアウト、スローインファストアウトなどの基本的なドライビングテクニックの紹介もある点。

アニメ化を知らず、見なかった。でも、漫画で全然よいのだ。

当時スバルが今ほど売れていなかったので、スバル(かつ、スバルといえば水平対向エンジン)が取り上げられていないのが、とても残念。
また、マツダがRX-7でロータリーエンジンをメインで開発していた時代。現在マツダはロータリーエンジン搭載車を販売していない(RX-8を発売したが生産中止となり、スカイアクティブエンジンへとシフト)。
30年以上経ち、エンジンも、ディーゼルエンジン流行の後、今やハイブリッドや電気自動車(EV)が隆盛の時代。

そういうのもひっくるめて、現代の日本車を取り上げつつ、最新の「メカドック」を是非読みたい。
なお、2016年にホンダステップワゴン宣伝用の執筆があります。ホンダ公式サイト(←リンクあり)で閲覧できます。

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# by ofuna-law | 2018-05-14 07:48 | 趣味 オフ 癒し
本日5月3日は憲法記念日。

誤解を恐れず言いますが、法曹(司法試験合格者)は、憲法9条の解釈は苦手。かつ、改正につきサイレントな対応がマジョリティです。

なぜなら、憲法9条は司法試験に出題されない(だから勉強しない)から。
それと、議論が極めて政治的だからです(司法は、政治的ではあってならない、政治的問題には介入できない、抑制的であるべき、ということの方を強烈に勉強する)。

政治問題に抑制的であるべきという視点は、立憲主義や法の支配という根本原理と、違憲立法審査権(憲法81条)から導かれます(いずれも司法試験で頻出)。

立憲主義とは、憲法は、政治権力を縛り、その濫用を防ぐための国の最高法規であるという考え方。
法の支配とは、民に対し法を行使する側の政治権力も、高次の法により支配され縛られるという考え方。
立憲主義と法の支配が結びつき、高次の法である憲法が、政治権力を支配し、権力の濫用や暴走を防ぐと考えます。

その憲法の最後の砦と呼ばれる違憲立法審査権は、政治権力を縛る憲法の違反に対し、司法(の担い手である法曹)が、濫用や暴走を防ぐ役割を担うと。
ただし、違憲立法審査権が先走ると、三権分立のバランスが崩れますし、民意で選出されたわけでもない司法が政治化する可能性があります。だから、政治問題に抑制的であるべきという視点が導かれるのです。

ちなみに、法曹は、法を解釈するのが仕事のため、例えば、「自衛隊は合憲である」と憲法に明記されれば、違憲という解釈はできず、合憲と解釈しかできない以上、違憲立法審査権の行使の余地や最後の砦どころの話ではなくなってしまいます。

うまく表現できませんが微妙な立ち位置。法曹が憲法改正を言い出すと自作自演的に感じる負い目ともいえましょうか(法を解釈する立場・本分からはそれてくるというような。杞憂ならよいのですが)。

実務家になって、年齢や経験を重ねるうちに、憲法9条や改憲に対する意見も持つようになりますが、誰かと話すことはありません。

ただ言えるのは、法というのは、社会の要請のうねりの中で最適化され、され続ける存在であることです。
そのうねりのスピードが速い会社法などは頻繁に改正されます。
刑法などはもう少しうねりが長く、抜け穴のような事件が起きるのをきっかけに改正されます。

紆余曲折、つまり、昔は正しい法律が、その後正しくなくなり、また時を経て実は正しかった、となることさえあります。
上善如水、つまり、水は物の形に沿って必ず下へと流れるように、法律も落ち着くところに落ち着いていく印象が非常にあります。

憲法は、そのうねりのスパンが一番大きいと感じます。単位にして100年くらいかもしれません。
そのくらい社会(国際社会も含む)の要請のうねりの大きさを踏まえ、慎重な論議を重ねたうえで行う必要があると思います。
単位にして長い分、いったん改正すると、次の改正も同じくらい時間がかかると思いますので。

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# by ofuna-law | 2018-05-03 20:43 | 法律 論点 解釈
ふと興味がわいて、大船藤沢辻堂平塚の地名の由来について調べた。ただ、ネットからで原典にあたっていないので要注意。

結論として、一貫した共通点が見えた。
すなわち、全て湘南地域にあるが、地形的に海(相模湾)に面した土地ということが、地名由来に大きく関わっている点。

それは、遥か昔の湘南の海岸線が、いまよりもずっと山よりで、湘南の東西を走る東海道線の南手前くらいまで海岸線だったことも関係する。
海岸線が山よりだった分、砂浜、砂丘、海へと流れる川、沢、その周囲の湿地など、この地域は、水地帯的な土地であったようだ。

まず、大船の由来。

ここは、まさに昔は、湿地帯の中に、丘が点在する土地であった。

それは、大きな船が入れるほどのものだったとのこと。この大きな船から「大船」となった。
これに似た説が、粟を積んだ船が出入りし、そこから「粟船」となり、それが「大船」に転じたという説。ちなみに、大船の鎌倉よりに常楽寺というお寺があるが、その山号を粟船山という。

これらの説自体、この地域が海岸から近い水地帯であったことを示す。

なお、丘も多いことに着目し、その丘の形状が船に見えたとして、大船という説もある。ただ、水なくして船はないから、やはり水地帯と切り離せない。

余談だが、大船には、屋号などに「田園」の表記が非常に多い。大船事務所の1階は田園印刷所だ。では、大船には田園という住居表示はないのに、なぜ「田園」なのか。

それは、昔、まちづくり策として、世田谷の田園調布を目指した「大船田園調布計画」というものがあった(駅を中心に放射状・同心円状に道を配置し、街と駅との動線を合理的に配置する)ことから来ている。実現はしなかった。ただ、田園という表記は多く残ったと。
この計画が実現していたらを想像するだけで楽しい。そして、残念である。

次に藤沢。

藤の木が多かったという説がまことしやかにいわれるが、これは最近になっていわれるようになった俗説。
また、藤沢姓の有力武士の館があったことから、藤沢となったともいわれる。だが、その有力武士が館を建てたときには、もう既に藤沢という地名があり、その武士は土地名を名乗ったもの。由来とは言い難い。

最も妥当とされるのが、「淵沢」が転じて「藤沢」となったという説。

すなわち、やはり藤沢も水地帯であり、淵や沢が多い土地で、そのために、淵沢と呼ばれるようになった。これが、藤沢となったと。
訛り言葉として変化したか、あるいは、淵よりは藤のほうが地名として相応しいとされたのではないか。

ちなみに、藤沢駅北口のマックやファミマがある付近は、字を「横須賀」という。

この須賀とは、後に詳述するが、神奈川県内では、横須賀と同じだ。

もともと「スカ」とは、海に沿った高地、砂丘、砂地という意味。横須賀は、横に砂丘や海岸がある土地という意味といわれる。

藤沢駅北口直近に「横須賀」という字があるのは、昔はここが海岸線に近く、砂丘や海岸があり、その横に集落があったと考えて自然だ。

次に辻堂。

辻堂もやはり水地帯であった。たとえば、「浜見山」は、昔は砂丘。浜が砂丘の上から広く見通せたという。
「柳島」は本当に島だった。後に陸地化した。
その他、「南湖」なども水に関連する。おそらくではあるが、湖の南の土地、逆に、湖が南にある土地というのが由来であろう。

そもそも、辻堂は、もともと「八松ヶ原」と呼ばれていた。砂浜に八本の松があったことからきている。
砂浜の八本の松という意味では、八松ヶ原という地名も、海が関係している。

それが辻堂に転じたのだが、この名は水関連からはずれる。ちょっと残念。

辻堂の由来は、漢字を見ると推理できる。「辻」と「堂」。
現在はもう僅かしか遺稿が残っていないが、辻堂には、鎌倉街道の十字路があった。十字路とは辻。そして、その十字路にお寺があった。お寺とは堂。

問題は、その場所。
辻堂には現在3つの寺がある(昔はもう1つあったとのこと)が、この中でも、「南の寺」と呼ばれる宝泉寺が、その堂であろう。

それは、鎌倉街道が直近を走っていた点だ。これは動かしがたい事実。
また、地元ではこの宝泉寺を中心とした東西南北が、それぞれ東町、西町、南町、北町といわれている点。

あと、これも私見であるが、前述のように、辻堂と呼ばれる前は、この地域は八松ヶ原と呼ばれていた点。この八松という地名は、現在の住居表示を探す限り見当たず、八松という表記のみ、八松小学校という小学校名として残る。この八松小学校が、宝泉寺のすぐそばだ。

結論として、辻堂は、この宝泉寺(堂)と鎌倉街道の十字路(辻)が由来と考えるのが妥当だろう。
そして、鎌倉街道といえば頼朝であり、その影響(湘南地域における頼朝の伝説や威光は調べれば調べるほど深い)や、地名として「八松ヶ原」は長いから、シンプルに「辻堂」に転じたと考えてよいと思う。

最後に平塚。

これも諸説が割れているが、平塚の「塚」は、「スカ」が「ツカ」に変化したのではないかという考えが有力だ。昔の人がスカをツカと訛っても、不思議ではない(今も湘南には「だべ」「じゃん」など特有の訛りが残る)。

「スカ」とは、前述のとおり、海に沿った高地、砂丘、砂地などの意味がある。

平塚には、馬入川(相模川)の河口に、「須賀港」という港がある。いまでこそ、海釣りの港としての知名度くらいであるが、近世から大正まで(鉄道や自動車が主流になる前)は、ここが水運の地として栄華を極め、平塚の中心が須賀港であったといってよかった。

全国の回船が須賀港に集まり、高瀬舟が相模川を遡上し、厚木、相模原、八王子、果ては山梨県の上野原方面へと物資を運んでいた。
なお、この点に関しては、相模川を挟んで真向いある茅ヶ崎市の「柳島」にも同様の港があり、須賀港と熾烈な利権争いをしていた。当時の訴状等古文書が現存する。

この須賀港自体、須賀=「スカ」としていまも港名として残り、周辺も須賀地区と呼ばれ続けている。
まさに海沿いであり、砂浜がある土地、港及びその周辺地区にほかならない。

では、平塚の「平」とは?

地名としての「ヒラ」は、斜面を表す。すなわち、平は、丘ということ。
この丘というのも、私見では、普通の土の丘ではなく、砂丘を意味すると思う。

いま、平塚の南側は、基本的に坂も丘もない真っ平らな地域。
もし、ヒラが土の丘であったなら、時代とともに、簡単に平らになるだろうか。
一方で、もし、砂丘であったなら、時代とともに、平らになりやすい。

前述の辻堂の「浜見山」も、海が見渡せた砂丘であったとされるが、いまは砂丘は影も形もない平地だ。平塚市の南側相模川近くに「夕陽ヶ丘」、それよりも西方に「龍城ヶ丘」「黒部丘」など「丘」のつく地名があるが、いずれも既に平地であり丘ではない。

よって、「ヒラツカ」という呼び方そのものも平塚の地形、すなわち、砂浜、砂丘、ひいては、海を由来しているといえよう。

最後に近時思う私見を付言する。

歌川広重の東海道五十三次浮世絵「平塚」は、湿地帯の中の道を渡る旅人の背後に高麗山(湘南平)がそびえる構図となっている。これぞ広重も認めた平塚を代表する地形といえる。
この湘南平を「ヒラ」(丘)、その麓の東方に広大な「スカ」(砂浜や海沿いの湿地)が広がると見立て、「平塚」と呼ばれたというのもあり得なくもないのではないか。

なお、東海道線に乗ると、平塚駅や下り大磯方面発車後に、この構図と同じ風景が今も広がる(ただし、湿地帯は陸地化・市街化している)ので、是非通過の際は着目していただきたいと思う。

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# by ofuna-law | 2018-05-03 09:47 | 地域の出来事 歴史 研究等
先日「シンカリオン(の大人の事情)」を書きましたが、話が進むにつれ、そのレベルが驚異です。

基本的に1~2話進むと新しいシンカリオンが登場するペース。
山形新幹線つばさや、東海道新幹線のN700A系のシンカリオンも登場しました。

元々、トミカが、プラレールとして、変形するシンカリオンの玩具を発売(プラレールとしても走り、変形もできてロボットとして遊べます)。
1~2話ごとの新型登場(一気に沢山登場しない)が肝。
皆、一度買うと買い続けたくなる心理に陥ると思うのです。

番組は、タカラトミーとJR東日本がメインで企画。そこに新幹線を走らせるJR各社が協力しています(前回なぜJR東海の新幹線が出ないのか疑問と記しましたが、当初は協力していなかった模様。トップ交代等で後に協力に転じたとのこと)。

シンカリオンの基地が大宮鉄道博物館の地下にある設定のため、皆、鉄道博物館自体に行きたくなります。

500系新幹線に、タイプエヴァといって、外内装を「エヴァンゲリオン」にした実物があるのですが、アニメにも登場。
さらに、北海道新幹線のシンカリオンを運転するのが「初音ミク」で、これが前回登場。これはさすがに驚きました。

つまり、このアニメを起点に、話がエヴァンゲリオンや初音ミクへとのびていくのです。知らない子どもが知るきっかけになりますし、例えば、劇中挿入歌に初音ミクの曲が使われて何の不思議もない前提が生まれました。

外国で放送されれば、実際に日本に行き、新幹線に乗ったり鉄道博物館に寄ったりしたいと思うでしょうし、プラレールも買ったり、ひいては、エヴァンゲリオンや初音ミクへの興味をも誘うと思うのです。

そうなると、日本のコンテンツ産業的にも、インフラとしての新幹線の海外輸出的にも、宣伝になるという、深遠な大人の事情があると疑わずにはいられません。

そんな事情含みで大人も色々と興味深いので、是非一度ご視聴を。

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# by ofuna-law | 2018-04-25 07:15 | 今の関心事
検事のドラマなので(話題に上がることもありそうなので)見ています。

検事ドラマといえばキムタクの「HERO」(フジテレビ)。このseason1が2001年。最近は知らない視聴者層も多く、新鮮かもしれません。

気になるのは、吉高由里子(竹村凜々子役)が属する横浜地検港南支部の内部のレイアウトと、キムタク(久利生公平役)が属した東京地検城西支部のそれがほぼ同じこと。
ちなみに、竹野内豊主演の「グッドパートナー」の神宮寺法律事務所のレイアウトや、松潤主演の「99.9」もほぼ同じ(斑目法律事務所の刑事部署内)でした。

これらは、主役その他バイプレーヤー達が、所内の中央に集まりドラマの見せ場を作るのに好都合な形なのだと思います。
が、このようなレイアウトは少なく、個々個室で各々仕事をするのが現実です。

「正義のセ」で現実に近いと思ったのは、主人公に沢山の事件が配点されたり、日直(当直)があったりすること。
少なくともHERO等ドラマではあまり見かけなかった覚えです。

いずれにせよ、キムタクも松潤等も、週1回の放送で事件1件。だから現地に赴いたり再現実験を繰り返すなど、1件にかける労力時間が大きいのです。
実務家一同、羨ましい反面、あり得ないと思う気持ち半々で視聴します。

というのも、常時だいたい手持ち事件として、検事なら10~30件、弁護士なら30~50件を担当しているのが現実的な数。これを同時並行で遂行しているためです。

「正義のセ」吉高検事には、沢山の事件が配点される中、ドラマ的に週1回の注目事件1件に対し、労力時間を捻出し見せ場を作るのかを(その両立は難しいので)、注目しながら見ています。

あとは気になるのが、吉高検事とその立会の検察事務官安田顕(相原勉役)の関係性。

新人検事にはベテランの立会事務官がつき、小姑のように指導されるのは本当です。しかも、安田顕という配役自体が現実に非常に近く、面白いです。
これに対し、HEROでは、立会事務官は松たか子。色々な意味で本ドラマとは違います。

ドラマが女子っぽい作りながらも、この安田事務官との掛け合いや関係性は、とても現実的であり、実務的にも見所だと思います。

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# by ofuna-law | 2018-04-23 08:15 | 今の関心事
1 自転車のたとえ
自転車は、こぎはじめが一番重い。が、スピードが出ると軽くなる。そういうものと割り切り最初は頑張って兎に角こぎはじめる。ただ、スピードにのってくると、いつのまにか一心不乱にペダルをこぎ続けてしまう(まるで馬鹿のようにペダルを必死に回すことだけになる)のが人間の「さが」のように思う。そうなると、事故や病気等アクシデントがないと誰も止められない状態になり危険。ある程度進んだなら倒れない程度にこげばよいという気持ちも必要。

2 台風のたとえ
台風の天気予報は、予報えんが一週間位は出る。いま沖縄に台風があるとする。一週間後は北海道に行くかもと予報されるかもしれない。でも、途中で中国のほうや南海上にそれたり、温帯低気圧になったり、実際一週間後に北海道に行くのはほとんどないのではないか。確実なのは翌日にどこに行くか位。先まで考えすぎると、考える範囲が広くなるし、考えても不確かで心配ばかりになる。翌日の範囲内だけ考え、そこだけを確実に準備すればよい。翌日になったら又翌日の範囲内というように。

3 やかんのたとえ
体育会系の部活で、特大のやかんにて水を部員のコップを注ぐとする。最初は重たいからコップからあふれないよう手に力をかけて注意して注ぐ必要がある。その後、だんだん軽くなれば手をかける必要はなく、逆に最初と同じ力を入れるのは過保護のようなもので無用。それと、多数部員のコップすべての空き具合に注意を払い、空き具合に応じて順序よく水を注ぐ必要がある(空の人はいないか。溢れている人がいないか。飲めていない人がいないか)。やかんに水がなくなったら、重さはゼロ。注ぐ必要もコップを注意する必要もなく、仮にそれが事件なら解決ということ。

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# by ofuna-law | 2018-04-19 07:34 | 仕事術 仕事感
大船法律事務所を法人化し、2013年1月に辻堂、2015年6月に平塚に事務所を開設しました。

悩んだのが「事務所にある書籍を、3事務所で効率よく配置する方法」。

平塚開設当時、大船に多くの蔵書があり、次に辻堂にあり、平塚には蔵書がほぼない状態でした。

書籍をすぐ調べるのは、弁護士の基本。法律相談では、未知の論点が聞かれます。
実務では、書籍すなわち専門書にしか書いていない、痒い所に手が届くような事項が沢山です。

最初に考えたのが所謂「自炊」。スキャン・PDF化して3事務所誰もが閲覧できるようにする方法。

ただし、自炊代行が既にグレーで、費用もかかる。
弊所事務員にその仕事を振るのは、既に大船辻堂の蔵書の量が多く、本業事務以外までは難しい状態。
また、自分や家族レベルを超え、法人内で共有し3事務所で閲覧可能にするのまでは、著作権法違反の可能性もあって、「自炊」は諦めました。

紆余曲折後、結局、各事務所ごとに購入し配置することにしました。

限られた予算やもったいなさを考えると、各事務所で同じ書籍が重複するよりも、全体で一冊購入し共有するのが効率的・経済的と考えたのですが、現実は困難ゆえ、シンプルに各事務所で購入し備えるという結論に至ったのでした。

そして、例えば、平塚に蔵書がない場合、大船か辻堂にはありそうと思ったら(大船は2004年開設のためその頃からの蔵書が多い。辻堂は開設した2013年頃から購入の蔵書が多い)、当該事務所へ連絡し、「(交通事故の本で)どんなものがあるか」や「(遺言の文例の)本はないか」や「(旧借地法の~という論点を書いた)本がないか」などと直接聞くようにしました。

それで当たりをつけられたら、速やかに当該書籍の目次を送らせ、その目次を見て「~頁を送ってほしい」と指示し、入手する方法をとっています。

一方で、新規書籍を購入したら、都度、その本の表紙と目次のみを、グループメールに参考送付するような方法をとっています。
これにより、各弁護士は、法人が新規にどんな本を買ったかと、目次により大体何が書いてありそうかを知ることができます。
この程度なら、著作権法違反はないでしょうし、事務員の負担も大きくありません。
また、参考送付された本を配置してほしければ、「大船にもほしい」とオーダーされるので、購入します(全体としては重複になりますが)。

現時点では、以上が効率のよい方法だと思っています。

近隣地域に複数の事務所がある類似形態の法人のやり方に(弊法人のような近隣地域内限定の場合、調べるための他所への移動が短く、全国レベルで事務所を置く法人とは違った、効率のよい方法を模索できると思うので)、興味があります。

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# by ofuna-law | 2018-04-17 07:52 | これまでの事務所運営
弁護士事務所は,裁判所の近くが圧倒的に多いです。

神奈川県内の裁判所は,本庁(関内),川崎支部,小田原支部,横須賀支部,相模原支部。規模は,本庁(関内),次に川崎支部,その次に相模原支部,小田原支部,横須賀支部の順。
比例して弁護士事務所も,これらの周辺に集まっています。

とはいえ,2007年10月の記事で「最近は,大きな駅の駅近に事務所を構える弁護士が増えた。うちの大船法律事務所もそう。上大岡,湘南台,大和,二俣川,武蔵小杉,戸塚,相模大野などにもできた」と記載しました。

その変化の理由は,地域のニーズ(アクセス等の利便性),弁護士事務所の差別化・競争回避などです。

弁護士増加策により,2008年から弁護士が年間約2000人誕生し続け,これまでに全国の弁護士数は約1万~1万5千人増加。具体的には,2008年25,041(うち女性3,599)人が,2018年40,098(うち女性7,474)人になっています。

神奈川県も,JRの駅や私鉄の大きめな駅には,15年前はなかったのに今は少なくとも1つは事務所があります。

神奈川県内の弁護士が必ず所属しなければならない弁護士会の会名も,2016年4月から「横浜弁護士会」が「神奈川県弁護士会」に変更されました。
本庁(関内つまり横浜)以外に事務所を持つ弁護士がそれだけ多くなったという現れです。

蛇足として,地域密着型事務所(所謂マチ弁)の場合,あくまで持論ですが「弁護士1人につき人口1万人の法則」があります。

2018年現在,弊法人大船法律事務所のある鎌倉市の人口は約17万人,辻堂法律事務所のある藤沢市の人口は約42万人,平塚八重咲町法律事務所のある平塚市の人口は約25万人。
上記各市の弁護士数は,上記法則がほぼ当たり,鎌倉市約17人,藤沢市約42人,平塚市約25人と思っていただいて問題ありません。

更なる蛇足ですが,上記法則は,各市内に大きな駅が幾つかあれば人口配分が異なることや,人口流動性なども関係するので,ひとつの目安にすぎません。

例えば,大船は,駅のターミナル性が高く,通勤や乗り換え等で駅を利用する幅広い方々をもカバーしている印象。
辻堂は,藤沢市とはいえ藤沢駅に弁護士が集中する影響や,辻堂駅西口は実は茅ヶ崎市にあり,同市民の利用も多い印象。
平塚は,駅利用というよりは,市内や大磯二宮,秦野中井,伊勢原,厚木など周辺地域の車利用の方々をカバーしている印象です。


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# by ofuna-law | 2018-04-10 07:00 | これまでの事務所運営

努力する人は希望を語り、怠ける人は不満を語る」は、芥川賞作家の井上靖(明治40.5.6~平成3.1.29)の名言。
なお、井上靖作品は沢山ですが、チンギスハーンを描いた「蒼き狼」がお勧め。高校時代に読みました。ゲームにもなりました。

この言葉を知ったのは最近です。身につまされたのは、最近そういえば不満を語ることが増えているということ。

これに対し、こう見えて、高校大学時代や司法試験を目指し合格するまで、その後司法修習生、検事、勤務弁護士のころ、さらに独立してから数年は、内容こそ時々異なれ、希望(目標)を語っていたと思います。

この名言によれば、希望を語っていれば努力していて、一方、不満を語っていれば怠けているということになります。
翻って、不満を語るのが増えた最近は、努力を怠っているのでは、と反省の機を与えられました。

この名言の解説には「怠ける人より努力する人が結果を出すのは明らか」という言及もありました。

しかし、個人的には、「結果」ではなく「過程」こそが問題だと思います。希望を語るような生き方のほうが不満を語る生き方のほうがよいと思うのです。
また、意識すべきは、努力しているのか怠けているのかという点でもなく、要は、「語っているのが希望(目標)なのか不満なのか」だと感じました。


折に触れ、「不満を語っていないか、希望を語っているか」を自問自答したいと思った次第です。


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# by ofuna-law | 2018-04-08 08:44 | スタンス

神奈川県弁護士会の会館地下には、至誠堂という法律専門書店があります。
昨日ふらりと寄ったら、古き懐かしき所謂緑本の新刊が3冊(三連発)平積みしてあり、感動しました。

以下がその弘文堂法律学講座選書の三連発。

1 民法総則第9版 四宮和夫著・能見善久著(2018/04刊)
2 刑法各論第7版 西田典之著・橋詰隆補訂(2018/03刊)

3 会社法第20版 神田秀樹著(2018/03刊)

1の四宮民法は、平成10年以前ころの民法総則の基本書の不朽の名著。四宮先生がお亡くなりになり、能見先生が補訂等を続け、はや9版。
ただ、この本の付近に「我妻・有泉コンメンタール民法第5版 総則・物件・債権」(新刊)を発見。こちらを購入してしまいました。

2の西田刑法各論は、平成10~20年代は検察内部で推薦されるほどの名著。
西田先生も急逝され、廃版になったと思いきや、満を持して橋詰先生が補訂。はしがきを読むと、西田先生の本文は変えない旨明言。信用して購入しました。

3の神田会社法といえば、薄く平易で有名。商法の権威亡鈴木竹雄先生の緑本を引き継ぎ、もう20版になるとは。
江頭先生の基本書も事務所にあるけど、分厚く、もはや辞書。
薄く平易な神田会社法は、利便性が高いと考え、購入しました。
神田先生は、岩波新書で会社法を出版しており、これはベストセラーでした。初学者、企業担当者など、専門家ではないけど会社法の知識が求められる方には、神田先生はお勧めです(緑本も岩波新書も)。

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# by ofuna-law | 2018-03-30 11:21 | 法律 論点 解釈
1 ぽろりと「車が趣味」と言うと、高級車やクラシックカーに乗っていると誤解されることが多い。

でも違って、色々な車のデザイン、エンジンの特徴や車メーカーの特徴、新車情報が好きという意味。いわゆる車版の「鉄道オタク」ようなもの。

例えば、TVK(テレビ神奈川)の「車で行こう」は毎週見ているし、運転中に周囲の車で目立つものがあると目が行き、雑誌ベストカーを時々買う(毎号買いたいくらいだが残念なことになかなか困難)。

また、車の運転が気分転換や外出手段として好きという意味も含む「趣味は車」です。

ただ、車の運転とはいえ、マニュアル車を運転できる自信はもうない。この点でも「車が趣味」の意味の誤解に拍車がかかってしまいます。

2 通勤は、(一応こだわりの)軽自動車。そして、黄ナンバーを白ナンバーに交換。

従来、黄を白にするには、オーバーフェンダーや排気量を上げるなどの工夫や、車種によっては本来軽自動車なのに普通車版を購入するというやり方がありました。

でも、最近は、ラグビーワールドカップジャパンまたは東京オリンピック・パラリンピックの記念ナンバーがあり、それが白ナンバーなので、黄ナンバーと交換できます。手数料は7000円。

ナンバー右上に各大会のロゴが付くのと、通常ナンバーはペイント塗装なのに対して記念白ナンバーはフィルムのラッピング加工。そこが普通の白ナンバーとの違い。
心配でしたが、今のところ気になりません。

3 蛇足(スバリストについて)

スバル車が好きで乗り継いできたなど、一応自称「スバリスト」。
ただ以前は、「スバリスト=走りにこだわる=マニュアル車」という公式があり、肩身が狭かったです。

でも、アイサイト(運転支援技術)との相性上、スバルは全車AT化の方向です。マニュアルの人間的な動作だとまだ制御できず、ATなら制御できるとのこと。
全車AT化の方向性ゆえ、上記公式が崩れ、AT運転者も「スバリスト」を自称しやすくなり、少し嬉しいです。

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# by ofuna-law | 2018-03-24 09:11 | 趣味 オフ 癒し
入学を控え,司法試験をはじめたい意欲が高い人が多いのではないでしょうか。

その意欲はとても大切。
が,老婆心ながら,1~2年くらい大学生活を思い切り満喫するのがちょうどよいと思います。

なぜなら,合格に必要な勉強時間数は合計1万時間。達成には毎日8~12時間×3~4年が必要です。
予備試験にせよ法科大学院に進むにせよ,長期戦必至だからです。

また,司法試験は本気になってからが勝負。これもよく出る先輩話です。
本気で勉強しないと合格しない。ただやってるみたいな,お勉強ごっこの時間は,上記合計1万時間には,一切算入しません。

司法試験の勉強は,例えると,「長距離」の「下り」のエスカレーターを,一気に下から上まで駆け登り切る如し。
ずっと本気で勉強し続けないと上まで登れれず,途中一旦止まる度に自動的に下がってしまう。
単に登るだけでは,位置的に変わらない(エスカレーターが下る分,自分は上がりも下りもしない)。

要は,途中休めない本気の長期戦になるから,開始前に今やりたいことを思い切りするというのが肝要。

それと,失念しがちなのが,「今しかできないこと」の価値。
サークル活動や,アルバイト,趣味,交友関係,恋愛など,大学生の今しかできないこと,やりたいこと。その価値は,非常に大きい。
数年後には絶対にできなくなります。

そんな今しかできない経験が,勉強を開始したときに相互作用を生みますし,ひいては,法曹になったときに生きます。
特に弁護士はクライアントや人脈の幅が広く,そういう経験がないと,頭でっかちのイメージばかりが先行し,不利な場面も出かねません。

1~2年くらいは楽しむ。その後は,まさに別人になり,すべてをかけて本気で勉強に取り組むのが,お勧めです。
そういう経験がなく,先にはじめた人は,簡単に追い越せるものです。

追伸
そもそも,新しく学ぶ「法律」をどう勉強するかも心配かもしれません。
これにつき3つ挙げるなら以下のとおり。

・(単位を取る範囲で)大学の講義に出てみる。
・「伊藤塾」が出版する「入門」シリーズを読む。
・「条文」を素読し,親しんでみる(全ては条文から始まる)。

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# by ofuna-law | 2018-03-17 07:07 | 司法試験 勉強
話題の標記書籍を読みました。示唆を得たのが以下3点。

1 訴状のファーストインプレッション

裁判官は(忙しいので)訴状を読んでとりあえず心証をとる。
訴状は,代理人の印象を決める。また,本格的に争われる訴訟は(心証を)最初に印象刷り込むのがよい。
弁護士は,複雑な訴訟物のときも要件事実を整理して書き分け,「よって書き」も正確に書くこと。

2 効果的な尋問

尋問は,事実認定の仕方にもつながるところ,裁判官は,この人はこういう動機があるからこうしたんだろうと,どちらかというと動機を中心に考える。
基本的な周辺情報は陳述書に書く。なお,「当事者の陳述書は全く証拠価値がない」とのこと。
尋問で,陳述書に書いていない動機や人間性がポロッと出ると,作為が介入しない生の情報として裁判官の心証に影響を与える。

3 必要とされる要件事実教育

実務家に必要な要件事実教育は,どんなに訴訟物や攻撃防御方法が複雑でも,正確に旧様式判決の「当事者の主張」欄が書けるレベル。それは大変な知的労力を伴い,ベテラン裁判官でも易々とはできない。
いまは,ロースクールも「さわり」だけ。司法試験も要件事実を勉強せずに合格できてしまう。司法研修所も上記教育をしていない。予備試験組は,要件事実教育を1回も受けずに実務家になっている。

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# by ofuna-law | 2018-03-12 12:30 | 法律 論点 解釈
ご存知ですか?
香川照之演ずる佐田弁護士は、シーズン1で、ヤメ検(検事をしたあと弁護士になった)の設定であったことを。

シーズン2では、どうもそれが消えています。

むしろ、刑事弁護は素人で、フィーの高い民事や顧問先を多数抱えるブル弁(ブルジョア弁護士)という設定で推している。

そのほうが弁護士陣の内側、つまり、深山(松潤)、ヤメ判(裁判官つまり判事をやめたあと弁護士になった)の尾崎(木村文乃)、事務所のボスの斑目(岸部一徳)との対比として面白いし、一方で、シーズン2のテーマが対裁判官・裁判所のようなので、ドラマとしての抑揚をつけているのかな。

さて対裁判官・裁判所というテーマについてひと言。

修習生のとき見た限りですが、本ドラマの裁判所における裁判官の縦構造、すなわち、
岡田(榎木孝明)→川上(鶴瓶)→遠藤(甲本雅裕)ら裁判官という序列・出世の道については、実は違和感があります。

裁判官は、個々の独立・尊重がお互いにとても強い。そして、優秀な人が順当に出世していく。そういう印象です。

鶴瓶裁判官の極めゼリフ「いい判決せえよ」。
相性の悪い裁判官がいたら、いつか最終準備書面や最終弁論で、(弁護士から裁判官へ)皮肉で使えたらなあと。

蛇足ですが、友人らから、よく質問されるのが、法律ドラマ(今回の99.9や、キムタクのHERO等)につき「あんな感じなの?」というもの。

いつも答えるのは、実務と一番違う点。
「彼らは1週間に1件しか事件をやっていない」
「現実は同時平行で30-50件」
「だから、彼らのようにいつも現場に行き、沢山の関係者と逐一面談するようなことは、現実は無理」
ということ。

件数の多さは、事務所経営や生活があるため仕方がなく、理想は「ドラマのように採算度外視で自由と正義のために本分を全うしたい」との気概を持っているのが三万人余の全国弁護士の総意と言って過言ではないこと、強調しておきます。

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# by ofuna-law | 2018-03-08 09:10 | 今の関心事
以前YouTubeで、アニソンのみ流れていた「新幹線変形ロボ シンカリオン」。

とうとう今年からテレビ放映開始。既に9話。

要は、新幹線が変形しロボになり、敵と戦う。
大宮の鉄道博物館の地下にシンカリオンの秘密基地が存在。その設定も中々面白い。

主人公は、東北新幹線はやぶさのシンカリオンを運転する男の子。
話が進むにつれ、こまち(秋田新幹線)のシンカリオンを運転する男の子が登場し、次に、かがやき(北陸新幹線)のシンカリオンを運転する男の子が登場。

先日、平塚駅通路にポスターを発見。しばし凝視。加えて、テレビ次回予告を見る限り、次は、 つばさ(山形新幹線)のシンカリオンが登場し、女の子が運転する予感。

ところで、神奈川県内の新幹線は東海道新幹線。

平塚市の北部は新横浜と小田原間に該当。広大な田んぼの中を突っ切り、車窓にカラフルな同じ形の家並み(日向岡地区)が見える。

ところが、東海道新幹線のシンカリオンがなかなか登場しない。
それは、車体の色がいずれも白一色(700系・N700系・N700系a)ゆえ、上記各シンカリオンに比べ派手さなしのためと想像している。

はやぶさは緑。こまちは赤。かがやきは青とクリーム色に黄のライン。つばさは紺と白にオレンジのライン。
どれも変形ロボとして、華がある。

ちなみに、これら全てJR東日本の新幹線。同社が他のJR各社よりも力を入れて本アニメを応援しているという大人の事情があるかもしれない。

前述のポスターには、500系のシンカリオン(啄木鳥のような流線形で青色が特徴)や、九州新幹線つばめのシンカリオン(900系。ライトの形やボディ形状に特徴あり)も描かれていた。やはり、ロボとして華がある。

というか、確か500系はJR西日本、つばめはJR九州だ。
東海道新幹線は、JR東海。車体白一色の派手さなし以上に、同社の大人の事情の疑いも晴れない。

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# by ofuna-law | 2018-03-05 23:34 | 今の関心事
※2/10(土)の神奈川県弁護士会説明会で質問が多かったことなどを踏まえ、改訂しました。

弁護士法人プロフェッションでは、新人弁護士を募集中です。

人柄を最重視。
一方で、弊法人は、湘南地域密着型の弁護士法人。また、所属弁護士達のつながりを大切にしています。
そのため、地元出身や、所属弁護士の小中高大院母校の後輩が、より望ましいと思っています。

特徴は、代表個人の事務所が土地勘のある地元内で3つ拠点を置いたにすぎない形態。代表の目が届く範囲内で、3つの事務所が全体として一体の事務所です。

誤解されるのが、多支店展開を推し進める新興の弁護士法人と見られがちな点。
また、関連する質問でよくあるのが、今後事務所を増やすのか、という点。

前述した湘南地域密着性、個人事務所性、法人一体化性からして、新興弁護士法人とは違います。
また、事務所を増やす考えはありません。既に湘南地域内にまんべんなく拠点があります。次は各事務所を充実させ、法人の力を一層向上・強化させたい考えです。

新人の指導体制は、特に1年目は代表の直下で執務するいわゆる徒弟的な体制。起案は全て添削。法律相談、打合せ、出廷等、基本的に同行です。これまで勤務弁護士計8人を指導しており、創意工夫を経た自信ある指導体制だと思っています。

指導は、新人のためでもありますが、事務所のためでもあります。
すなわち、所属弁護士の質を保つことが、法人の名実を保つことに繋がるためです。
非常に気を遣っています。

ただ、なぜか代表が主事務所大船ではなく、従事務所平塚にいるため、指導中の執務場所が平塚になるのが留意点。

その平塚は日曜営業(金土休)。
その後、大船(平日営業。土日休)・辻堂(土曜営業。日月休)への異動可です。

この事務所の営業日がずれている点も特徴で、法人全体でみると、3事務所どこかが毎日営業している体制になっています。
これはお客様目線に合わせたもの。ベッドタウン性の高い平塚や辻堂は、土日相談のニーズが非常に高いです。また、お客様(その他関係各所も当然含みます)がいつ電話をかけても、営業する事務所に転送等され、応対できます。

「土日対応可」を標榜する事務所は多いです。ただこれは、本来定休日だけれども、お客様の希望に合わせ土日に対応するという意味。つまり、弁護士は、平日勤務に加え、お客様が希望に合わせ休日出勤の可能性があることになります。

弊法人は、週休連続二日を確保するため、辻堂は土曜、平塚は日曜を営業日としながら、別途連休となるよう定休日を定めています(辻堂は日月休、平塚は金土休)。
個々の弁護士は所属事務所の定休日に従い、休日出勤は禁止です。「休みは休む」をモットーに、営業日勤務に加えた休日出勤がないようにしています。

「連休はできるだけ長く」もモットーとしており、GWや年末年始等を比較的長くとっています。

このモットーは、土曜(辻堂)・日曜(平塚)の営業で連休が飛び石になったり、普通より減ってしまう場合につき、臨時休業にして飛び石等にしないことに繋がっています。
例えば、今年2/10~12の連休は、辻堂の10(土)・平塚の11(日)を臨時休業に。結果、辻堂は2/10~12を一般同様に連休、平塚は2/9~2/12まで連休(定休日の金曜日含む)でした。
連休の場合、お客様のニーズも少なくなりますし、事務所側もしっかり連休を取りたいと感じるからです。

土か日の営業が、修習生にはネックのようです。が、前述したお客様目線や、配慮もしているので、前向きに捉えてほしいです。

所属弁護士皆、向上心が高く個性豊か。
自由闊達な雰囲気で、個々の力を磨くとともに、組織力を強化しています。
例えば、3事務所をネットでつなぐ週1回の全体ミーティング、月1回の全弁護士懇談会(食事会)、先輩弁護士と事務所を跨ぎ1~2件程度ペアを組み遂行など。

まずは、メール等にてご連絡ください。
事務所訪問を気軽に受け付けており、夕方で調整して面接し、その後食事をして和む機会を設けるようにしています。
その後、何度か来訪してもらい、気心が分かってから採用しています。そうでないとお互いにとってよくないので。

他薦も、何卒お願い申し上げます。

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# by ofuna-law | 2018-02-12 07:59 | 事務所案内 
別名雨降山と呼ばれ古来信仰を集める大山(神奈川県伊勢原市)。

今年の数回の降雪で雪化粧し、冬の青空と相まって美しく鎮座しています。

このようにはっきりと頂上から裾野まで見える日の翌日は、ほぼ晴れます。
逆に、雲がかかっている翌日は、ほぼ雨です。

この事実が別名雨降山の由来であると推察しています。

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# by ofuna-law | 2018-02-04 12:37 | 事務所案内 
先日、神奈川県弁護士会による交通事故の高次脳機能障害に関する研修会に出席しました。

医学知識面で通常と異なれど、「障害(後遺障害)の診断」と「事故との因果関係」が主論点である面は、通常と異ならないと感じました。

医学知識面では、医療過誤(特に脳外科、精神科、検査関係)と重なり、積極的に取り組んでいる弊法人各弁護士的には、優位性を図ることができるかもしれないとも感じました。

講義中に「確かに」と腑に落ちたのが、被害者が子どものケースと高齢者のケースでの「事故との因果関係」。

一般成人の場合、高次脳機能障害により、事故前後の人格の変貌がわかりやすい。
これに対し、子どもは、そもそも人格が未熟ゆえ、事故前後の変貌が捉えにくい。高齢者は、認知症等との区別に難がある等から、やはり事故前後の変貌が捉えにくい。

だから、障害が事故によるものか(事故との因果関係)がネックになってくるという問題。

さて一般的に、交通事故の被害者が、弁護士に法律相談や依頼に至る場合、事故直後というのは意外に少なく、ある程度時間が経過して交渉が膠着等し、ようやくという流れが多いのが現状です。

後者のケースでは、事故直後からCT・MRT等の検査を経時的(継続的)にしっかりと行っていないことがあります(前者なら、アドバイスで事故直後からの検査を励行させる)。

高次脳機能障害で後者のケースの場合、弁護士の所に来たときには、証拠がなく証明できないという事態が考えられ、通常の流れとのギャップが心配になりました。

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# by ofuna-law | 2018-02-02 21:27 | ・交通事故
弁護士ドラマの質は、小道具である弁護士バッチの質に比例するというのが持論。
バッチが、より本物っぽいドラマは、内容も本物に近いと思っている。

今月松潤主演の弁護士ドラマのseasonⅡが始まった。seasonⅠよりも人物相関や過去が掘り下げられ、より面白くなっている。

では弁護士バッチはどうか。seasonⅠの時は同時に竹野内豊主演の弁護士ドラマも始まり、両者を比較できた。松潤のほうは、ややバッチの質がよかった。内容は今回もよい。

が、今回は共演木村文乃の弁護士バッチの出来に違和感が残る。

同女は元裁判官(なお、判事を辞めた弁護士を「ヤメ判」という)で、弁護士としては新人の設定。
ゆえに、弁護士バッチも交付されたばかりの新品のはず。
が、特に新品の場合、バッチの中央部分の色は、実際は白色だ。
なのに、バッチ周囲部分の色である金色と同じで、全体が同じ金色だったから。

元々、弁護士バッチは、ひまわりをかたどっている。
ひまわりの花は、黄色い花びらの部分と、後々種子になる中央部分からなる。
弁護士バッチの色は、花びら部分が金、中央部分が白。ちなみに、この中央部分には、天秤マークが刻されている。

経年により、金メッキが剥がれ、地金素材の銀色に変化することはある。

でも、中央部分が新品時から金色の弁護士バッチはない。経年しても地金の銀色になるから、やっぱり金色はない。木村が仮に新人弁護士ではなくキャリアある弁護士でもバッチ中央が金色はあり得ないということ。

小道具の質としての違和感はそこ。実に細かい話だけど。

脇役のラーメンズ片桐が司法試験に無事合格し弁護士になった暁には、当初から、中央部分が白色のバッチをつけてほしいと願う。
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# by ofuna-law | 2018-01-27 06:55 | コラム
AIと対比して人間らしさが語られることがある。
そんな中、最近「3つのカン(感・勘・観)」という話を読んだ。

「感」とは、感情、共感、感動、の感。
「勘」とは、勘に頼る、勘がよい・悪い、の勘。第六感は、漢字こそ違えど、勘を指す。
「観」とは、大局観、観察力、の観。

これら3つのカンは、(少なくとも今は)AIにはないと思う。
そして、これらは弁護士として、必要かつ大事にすべき感覚・能力・スキルだと思う。

相談者・依頼者は、どうしても感情優位の状態である。喜怒哀楽でいえば、怒か哀かが強い。
それを、絶妙なバランスで汲み取れたら望ましいと思う。
共感にも程度がある。浅くても、深くても、まずい。
浅いと親身とは言えなくなるし、深いとほかにも多数の案件を抱えるため全てが深いことで多重ストレスに陥り自分がつぶれかねないから。
検察は、「被害者と共に泣く検察」をキャッチコピーにするが、弁護士は、「相談の際、泣く(涙を流す)依頼者と一緒に泣いて(涙を流して)はならない」(そこまで感情移入するのはメンタルヘルス上よくない)と言われている。
以上が「感」について。

「勘」については、法的知識や経験に裏打ちされた勘。
相談者・依頼者から、例えば「~をしてもよいか・まずいか」と聞かれると、弁護士は「大丈夫・駄目・しないほうがいい・それはまずい」などと回答する。
このとき、頭ではどうやらまず勘が働いている。その後付けで、法的知識等で理論付けし、自分の勘が正しいかをチェックしているように思う。
法廷では、釈明を受けたり、尋問の際に想定外の話が出たり、異議を出したりする。こういった即座のやり取りのときは勘が先行している。持ち帰れるものは持ち帰って検討するのだが。

「観」も法的知識や経験に関連する。
が、「勘」と少し違うのは性格・個性・人生観といった個々の特性の要素が入る点と、「勘」は一瞬、「観」は将来に向けた長期的視座という点だろう。
相談内容を聞いたとき、その案件の結論を見通す・筋を読むこと。これはまさに大局観である。
その他、背景にある人間模様や思惑、こちらにどんな証拠があるか・相手の反論や証拠はどうかの当たりをつけること。
人生の荒波に揉まれていたり、辛酸をなめてきていると、裏の裏を考えられたり、人の気持ちを想像できたり、相手の立場で物を考えられると思うが、そういったことも「観」。

1年くらいだと大差ないが、2年以上前、5年以上前、10年以上前の自分を思い返すと、3つのカンの全てにおいて、それぞれの時点ごとに違ったし、今とも違うと感じる。
感は強すぎたりムラがあったし、勘は冴えている部分があったけど働かない部分も多かったし、観は長い目で見る長さが今より短かったと思う。

AIに取って代わられる仕事という切り口で見ると、弁護士は比較的残りやすいと言われているが、その理由のひとつには、人間らしい3つのカンが仕事に強く結びついていることが挙げられるのではないか。

とあるデータで、AIに代わられる率につき、裁判官と弁護士を対比すると、若干だけれども裁判官のほうが代わられる率が高く、弁護士のほうが低かった。(全般的に何事も両者の比較で逆転することがないから嬉しかった)

その理由を分析すると、依頼者のもつ膨大な情報を聞き取り、探し、掘り下げ、感情も汲み取るなどしてから、統合し、エッセンスのみを文章化・証拠化し、しかし、依頼者の意に沿い・反するものであってはならない。その過程が、AIには苦手なのだろう。
それと、対依頼者との話や対相手方との交渉は、いずれも人と人同士の話であり、特に「感」が入るので、依頼者として、AIには任せきれない・AIではフラストレーションが残る・納得し難いというか、そういう問題なのだと思う。

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# by ofuna-law | 2018-01-23 08:09 | 仕事術 仕事感
「泰然自若」と「冷静沈着」。

いずれの言葉も、意味は、感情に駆られたり物事に動じたりせず、非常の事に出会ったりしても、落ち着いて、物事に動じない様子・態度。

相克する一面を自覚するので、抱負として心に刻み、併せて最適と思っています。

「頭は冷たく、心はあたたかく」という言葉も(似ている言葉ですが)、時々言い聞かせています。

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# by ofuna-law | 2018-01-16 06:36 | スタンス
2011.9に3件目の裁判員裁判を経験しました。
その半年後に4件目を経験。
2018.1時点で計8件となり,平均年1件となります。

裁判員裁判は,事前の準備が大変です。

弁護側の証人が3人いた際はきつかったです。

ただ,一人ではやらず原則弁護人は国選の場合も裁判員裁判のときは二人(複数選任)。
冒頭陳述(読み上げ用及び裁判員配布用)と,弁論要旨(前同)は,二人で分担して担当します。

裁判員裁判では,検察官が,完成度の高いプレゼンをします。
聞くところによると,話し方教室的な一般講義の受講はもとより,事件ごとに他の検事達立会にてリハーサルを行い,ダメ出し等されるそうです。

なので,弁護側も負けないように気をつけています。
プレゼンの印象の差は,裁判員への訴求力として重要です。

裁判員裁判期間中,少なくて3日,通常は1週間程度,まとめてほぼ終日集中審理となります。
それ自体が大変ですし,同時平行で担当する民事家事刑事など別事件もあるため,期間中が普段より大変になります。

ですが,やりがいを感じながら積極的に取り組んでいます。

# by ofuna-law | 2018-01-12 08:57 | ・刑事事件 裁判員裁判
法曹界で,「事件を落とす」というのは,事件を終わらせる・解決させる,という意味です。

一般用語的には否定的な意味に感じるかもしれません。
ですが,「落とし所」という言葉が語源だと思います。
落とし所に落とし込んでいく・落としていく。転じて,「落とす」。
語源を考えると,特に否定的な意味は含まない業界用語です。

これを他動詞「落とす」ではなく,自動詞「落ちる」として使う場合もあります。
例えば,「事件が落ちた」。
ニュアンスとして,どちらかというと,自然に,事件が終わった・解決した,という意味。

12月と3月は,事件が落ちる数・割合が他の月よりも多いと感じます。
節目の月であるため,依頼者や相手方の各当事者,その弁護士,ひいては裁判所としても,終わらせたい・解決させたい気持ちが高まるからでしょう。
「落ちる」し,「落とす」のです。

同様に,検察官も,4月は検事異動月であるのも手伝って,年末12月と異動前3月の起訴・不起訴は増えます。
検察官の場合は,自然に他動詞「落ちる」というよりは,もっぱら自動詞「落とす」です。能動的・積極的に「落とし」にかかります。

さて少し余談。

警察や検察が,「落ちる」と使う場合,犯行を否認していた人が自白した場合,を指すことがあります。例えば,「完落ち」は,完全に自白したという意味。
これを他動詞で,自白させる,という意味にすると,「割る」と言います。「口を割る」が語源です。例えば,取調官は上司から(否認する者にあれこれ言わせず)「早く割れ」と指示されることがあります。

刑務所に入ることを,「刑務所に落ちる」「塀の中に落ちる」と使う場合があります。
これは,一般用語に近い否定的な意味の使い方。「落ちるところまで落ちた」のような「落ちる」が語源だと思います。

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# by ofuna-law | 2017-12-25 10:58 | 法曹 裁判官・検事・弁護士 
◎2005.6の記事では、弁護士の鞄はでかく、物が満載とし

1 その日の裁判記録(ファイル)が1~3冊
2 「訟廷日誌」という弁護士用手帳。それと,システム手帳(地図、ポストイット、メモやDOリストなどを書く)
3 「弁護士●●之印」と刻された弁護士の職印と携帯朱肉
4 県内警察署マップと弁護人選任届数通(当番弁護士要請対応のため)
5 印紙及び切手
6 計算機
7 筆記具とA4ルーズリーフ
8 本(移動や待ち時間に読むもの)
9 ノートパソコン(軽いのを買ったがやはり重い。メールチェック,ブログ更新、出先での起案のため)

という感じで、重さは5キロ程度。と記載してます。

◎「あれから10年以上たった2015.7・・・」

いかに鞄を軽くするかが課題。重さは半分以下に。
鞄自体、1泊の出張にも耐えられる大きさだったものが、今は小ぶりで薄いブリーフケースへ。素材も軽く強いものに。

1 裁判の場合、ブリーフケースとは別に、トートバックに記録を入れ携帯。ゆえに、裁判がないときは、ブリーフケースのみ。
2 訟廷日誌は、サイズが小さすぎ、2年前から中止。システム手帳も重い。だから、コクヨ「自分手帳」に統一。地図もあるし、表紙カバーにポストイット等や、上記5の印紙と切手も挟んでます。
3 職印と朱肉は外せないので持参。
4 警察署の地図はスマホで対応。選任届は都度。
5 前述のとおり、自分手帳の表紙カバーへ。
6 スマホで対応。
7 筆記具は手帳用と合体(以前は、手帳用とルーズリーフ用とが別だった)。
8 スマホで対応。
9 スマホで対応。起案は、紙に手書きし、写メで送信、事務局にパソコン清書してもらうようになっています。

スマホの進化で、対応できるものは全てスマホになり、半分以下に軽量化できたと。

その他、いつからか、レターセットと絵はがき(たまに書いて出すことが多くなったので)。
あと、財布とスイカと名刺と弁護士バッチ(10年前も持っていたのだろうけど、当然だから省略したのでしょう)です。

裁判記録をどう運ぶかには、弁護士界にトレンドがあります。

大きな鞄→キャリングケース→トートバック

◎「それから更に2年たって2017.12・・・」

時代がトートバックをメインとしてビジネスに使えるように。
そこで、昨年頃から、ブリーフケースではなく、ビジネストートを愛用しています。

普段は物を少なくし、多いときにも対応できるのが利点。

1 裁判記録は、ビジネストートを大きく使い対応。鞄ふたつ持ちはほぼなくなっています。
2 手帳は、日曜始まりのナカバヤシのもの。これにアシュフォードの手帳カバーをつけて高級に。
3 職印と朱肉は外せないので持参。
4 警察署の地図はスマホで対応。選任届は都度。
5 手帳カバーへ。
6 スマホで対応。
7 筆記具は手帳バンド付きペン入れに入れて手帳と合体。
8 スマホで対応。
9 スマホで対応。

手帳につき、事務所のほかの弁護士は、スマホでスケジュール管理をしています。確かに、カレンダーを共有してありスマホで管理できるのですが、未だに手帳が手放せません。

裁判記録が重いときのトレンドは

大きな鞄→キャリングケース→トートバック→キャリングケース

と、キャリングケースに戻っています。

最近のキャリングケースは、車輪がスムーズに回り軽く、進化し続けているからだと思います(機内持込需要などに応じて)。

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# by ofuna-law | 2017-12-15 17:47 | 仕事術 仕事感
環境依存文字らしくタイトルの文字化けが見受けられましたので、下部に画像を添付しました。

口へんに愛と書いて、噯(あつかい) と読みます。
中世では、紛争を調停することを、噯(あつかい) といったとのこと。

宮本昌孝著の「武者始め」という歴史小説で知りました。
この本は、戦国武将の初陣をテーマにしたもの。

冒頭の短編が、伊勢新九郎盛時(後の北条早雲)の「武者始め」。

駿河今川に仕える新九郎が、当主の戦死により勃発したお家騒動につき、噯(あつかい) をすることに。
噯(あつかい) をする者を、噯手(あつかいて)とか噯人(あつかいにん)といったとも。

問題は、世嗣ぎを、当主の子(幼児)とするか、それとも当主の亡兄の子(成年)とするか。

現代に引き直すと、交渉事ならば弁護士が、調停なら調停委員が、裁判なら裁判官が、それぞれ噯手ないし噯人とかつては呼ばれた立場だったということになります。

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# by ofuna-law | 2017-11-15 22:00 | 地域の出来事 歴史 研究等
ある大先輩の弁護士が,「法律家は1年で3歳としをとる」と仰っていました。

どういう意味かというと,仕事柄,人同士の深刻な悩みや問題(裁判や弁護士に頼むまでの紛争は一生に一度あるかないか)を扱うので,社会経験が3倍相当になって,1年で3歳としをとるくらいになるということです。

この言葉を司法修習生の時に聞いたのですが,なるほどそうかなと実感しています。

ただ,大卒後ほかの仕事をすることなく法曹界に入ったものですから,比較ができません。
1年で何歳もとしをとる仕事はほかにもあると思います。

仮に1年で3歳としをとると,法曹になって早20年。都合84歳(24+20×3)になります(苦笑)。

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# by ofuna-law | 2017-11-14 09:12 | 法曹 裁判官・検事・弁護士 

反対尋問 2007.6記事改訂

証人や当事者(以下,「証人等」という。)の尋問は,交互尋問方式といって

主尋問→反対尋問→補充尋問

という流れで行われます。

主尋問は,味方側の弁護士が一問一答で事実の経過等を証人等に質問します。

次に,反対尋問は,敵側の弁護士が主尋問を突き崩すべく証人等に質問します。

最後に,補充尋問は,裁判官が疑問に思ったところを証人等に質問します。

自分の側の証人等とは,事前に打合せをします(いわゆる証人テスト)。
主尋問で聞く質問をリハーサルするとともに,反対尋問対策として,自分が敵側弁護士だとして,反対尋問でどのような突き崩し方をするかを想定してリハーサルしておきます。

尋問当日に先立ち,弁護士は,相手方の証人等がどんなタイプか,どんな証言をするかを想像し,これまで法廷に出ている客観的証拠と経験則を手がかりに,どうやって反対尋問を成功させ,相手方の証人等の証言を突き崩すかを考えます。

反対尋問は,成功しないのが普通というのが,弁護士の常識です。

なぜなら,相手方の証人等も,当然リハーサルをして突き崩されない対策をしているからです。
でも,成功を目指し色々と試みます。

まず基本としては
・自己矛盾供述はないか
・思い込み供述はないか
・客観的証拠と矛盾する供述はないか
・経験則と矛盾する供述はないか
といった点を中心に反対尋問を構想しておきます。

また当日現場で相手側の主尋問を聞いて
・何かひっかかる(疑問に思う)点がないか
・不審な証言態度がないか
・おかしいことを言っていないか
などに注意し,臨機応変な反対尋問をします。

あとは結局のところ,経験です。

仮に,自分側の証人等が,敵側弁護士に突き崩されて反対尋問が成功した場合,その事件は負けるかもしれません。

が,その反対尋問から,多くのことを学び,かなりの経験になります。
普通は,リハーサルで想定していた以上のことを敵側弁護士がしてきますから,そんなやり方もあったか,と目から鱗が落ちることしばしばです。
もっとも,先ほど述べたとおり,反対尋問は成功しないのが普通なので,かなりレアケースとなります。

また,自分の反対尋問で,色々試みて駄目だった場合も経験になりますし,成功することもあるので,これも経験になります。

現場対応で,その場ではできなくても,後から,ああすればどうだったろうと思うこともあり,別機会に試したりします。

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# by ofuna-law | 2017-11-14 08:14 | 法律 論点 解釈
内容証明、通知書、手紙などでの文語表現上、弁護士の自称は「当職」、逆に相手弁護士の他称は「貴職」です。

一般人に対する文書では、「当職は、~氏の代理人として、貴殿に対し、次のとおり通知します。」というように、使います。弁護士に対しては、「当職は、貴職に対し、次のとおり通知します。」というように使います。

あくまでも文語表現なので、口語では使わず、例えば、飲み会で、「すみません。当職は、お酒が飲めないのです。」とか、「貴職は、ビールがお好きでしたよね。」いうようには、全く使いません。

さて、敬称で言うと、弁護士は、「先生」になります。相手の先生への文書の宛名は、殿や様ではなく、通常「弁護士●●先生」という形で書きます。
口語でも「先生」なのですが、ただ、知遇のある弁護士なら大先輩でないかぎり、口語では「●●さん」と言いますし、後輩男性弁護士ですと、「●●君」と言うことも最近は多いです。

弁護士から検事への文書の宛名は、「検察官●●殿」か「●●検察官殿」を使うのが慣例です。「様」を使うことも増えてきています。

検察官から裁判所への起訴状は、「●●裁判所殿」が多い気がします。「御中」ではないのが、一般用語と異なる、法曹業界用語(用例)だと感じます。

弁護士から裁判所への訴状等は、「●●裁判所御中」と、一般用語と同じです。

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# by ofuna-law | 2017-10-26 14:46 | 法曹 裁判官・検事・弁護士 
弁護士の資格だからできることは色々あります。

まず第1は,訴訟及び調停等の裁判に関する一切の業務です。
弁護士の中心業務です。

その他,弁護士は,他の士業の仕事もできることになっています。例えば,司法書士,税理士,弁理士,行政書士などの業務です。
弁護士の資格は,これら士業の資格を兼ねています。

その他,弁護士には,弁護士法23条にもとづく照会という職権があります。
官公庁,電話会社,銀行,郵便局等に対し,事実確認などの照会ができます。

戸籍や住民票も取ることができます。職務上請求といいます。

相手への感銘力といいますか,同じ内容証明を出すにしても,ご本人が出すよりは,弁護士名で出した方が,効果があることが多いです。

# by ofuna-law | 2017-10-01 23:47 | 取扱業務

湘南に3つ ~大船(鎌倉市)・ 辻堂(藤沢市・茅ヶ崎市)・平塚八重咲町~ の法律事務所を置く「弁護士法人プロフェッション」の弁護士某が仕事や出来事や趣味などを時々弁ずるブログ


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