大船法律事務所 辻堂法律事務所 平塚八重咲町法律事務所の某弁護士の述懐

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湘南に3つ ―大船(鎌倉市)・ 辻堂(藤沢市・茅ヶ崎市)・平塚八重咲町―法律事務所を置く 弁護士法人プロフェッションの いち弁護士が 思いや出来事を時々つづるブログ

東日本大震災

大船・藤沢は無事です。

ただ,ガソリンスタンドがほとんどやっていません。
牛乳とか食品や電池が不足した店が多い。
電車も間引いて運転中。
計画停電もあるみたいですが,今のところは大丈夫です。

首都圏の物流等はどこまで回復しているのでしょうか。心配です。

被災地の皆様にはとにかく大変と言うほかなく,言葉が見つかりません。

父の実家が岩手県九戸なのですが,九戸は無事との連絡が入りました。
でも,いとこが岩手県大船渡にいて,連絡が取れていません。

地震発生時,私は,横浜拘置支所の待合室にいました。
頑丈な建物ではあったのですが,ぐるぐる回るような大きな揺れを感じました。

昨日月曜日は,東海道線が終日運休。
そのため,早朝から事務所は臨時休業としました。
今日は通常営業。
ただ,電車は間引いてるし,車は渋滞しがちでガス欠も不安で,交通が大変です。
早め早めに動くようしています。

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# by ofuna-law | 2011-03-15 12:25 | 日々の事件簿

京都出張

先日,とある事件の調査のため,京都に出張しました。

私の場合,年に1~2回は遠方への出張があります。
仕事はきちっとやり,オフで時間の許す限り観光地を巡ります。
宿泊できれば宿泊するようにしてます。

今回は今年初の出張。
日帰りはつらいので,一泊。
土日でした。

京都だったので,観光地としては当然超有名・超一流。
食事を,調べた京料理屋で食べたりしました。
観光地は,軽く,東福寺と伏見稲荷などを見ました。

仕事のほうは,参考人からの事情聴取でした。
3時間みっちり。
当方に有利な話はあまりなかったですが,参考にはなりました。

おみやげは,事務所に八つ橋を買いました。

それにしても,今日がもう2/10で,時が経つのが早いです。
気を許すと,すぐですね。
がんばってブログ更新します。

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# by ofuna-law | 2011-02-10 14:16 | 日々の事件簿

3件目の裁判員裁判

年末に国選弁護人になり,先日,起訴(公判請求)されて,裁判員裁判に付するという決定が下された重大殺傷事件に取り組んでいます。

裁判員裁判の場合,弁護士が1人ではなく,複数で選任されます。
今回は,当事務所の勤務弁護士の山野先生が追加選任され,私と2人で,来たる裁判員裁判に臨みます。

これから公判前整理手続という,争点整理の手続を数回して,約半年後に,3~4日の連続開廷で,裁判員裁判の本番となる予定です。

私は,今回で裁判員裁判は3件目。
制度始まって3年目で,1年に1件のペース。まあまあの経験数ではないかと思っています。

わかりやすく,よりわかりやすく,とはこれまで思って過去2回やりましたが,今回は3度目の正直。
さらに頑張ってわかりやすい公判活動をし,最終的には,妥当な判決をいただきたいです。

# by ofuna-law | 2011-01-25 17:20 | ・刑事事件 裁判員裁判

2011初出勤

事務所的には,明日,仕事初めです。

が,メールやらFAXやら仕事が溜まっていないかと心配になり,本日出勤しました。
もっとも,フル出勤ではなく,11時ころ出勤し,そろそろ帰ります。
帰りに,依頼人の接見に行きます。

お正月は12/31~1/3まで,完全休養。のんびりとしたお正月でした。

これまで,NHK紅白を見ても,途中で飽き,チャンネルを変え変えしていたのですが,今年はチャンネルを変えず,一貫して紅白見れました。
37歳にもなると,気が散らなくなるというか,落ち着いたというか,迷いがなくなってきたというか。な感じです。

今年も精一杯頑張ります。
皆様何卒よろしくお願い申し上げます。

# by ofuna-law | 2011-01-04 13:07 | 日々の事件簿
今回の年末年始の事務所のお休みですが,
   平成22年12月29日~平成23年1月4日の間
年末年始につき事務所はお休みとなります。

ご迷惑おかけしますが,よろしくお願い申し上げます。

あと,来年1月から,新人弁護士が1名増えます。
今月15日に司法研修所の試験に合格し,弁護士になった新進気鋭の弁護士です。

新人なので,今後,事件処理等で,至らない点等あるかと思います。
遠慮なくご連絡・ご指摘ください。
事務所としても,厳しいながらも温かく,指導する方針です。

これで,弁護士4名,事務員5名の体制となります。

私は,事務所のメンバー(勤務弁護士と事務員ら)にもり立てられながら,なんとかこれまで順調にやってこれました。
これからも職務に精励・努力して参ります。
皆様には,日頃から,深く感謝申し上げます。ありがとうございます。

今後とも,ご指導ご鞭撻のほど,よろしくお願い致します。

# by ofuna-law | 2010-12-17 16:39 | これまでの事務所運営

事務所6周年

昨日(10/13)は,事務所の開業記念日で,6周年でした。
事務所のみんなで食事会をして,祝いました。
今日から7年目になります。
平成16年に開業して以来,思えばあっという間でした。
抱負としては,太く長く弁護士業を続けたいということです。
皆様には感謝申し上げます。
謙虚に頑張っていきたいと思います。

# by ofuna-law | 2010-10-14 12:55 | これまでの事務所運営
裁判書類等書面を作成することを「起案」と言います。

起案は,まとめて一気に最初から最後までやりきりたい性分。

長い起案になると,まず最初からして,取りかかるのがストレスで,始めるときの工夫が必要です。ちなみに,起案中は,集中的に頭を使い,1件起案し終えると,頭がぐたっと疲れます。

工夫を以下に列挙します。

1 やる気が出る(下りる)のを待つ。

やる気には波があります。出ないときに捻出するのではなく,やる気の波が来るのを待ち,波が来たら,とりかかって一気に終わらせるようにしています。もっとも,現実は,提出期限が切迫し,おしりに火がついてと,やらねばならなくなるのがいつものパターン。

2 起案以外の仕事を先にやり,満を持して起案にとりかかる。

起案中に雑事にとらわれないよう,起案以外の仕事は先に。もはや起案しか仕事がない状況にし,満を持して起案にとりかかると,スムーズに起案に入れる。

3 やることを分解して細かくし,1つ1つ進めていく。

長い起案となるほど,始め難くなります。その起案における作業をあえて分解して細かくし,1つ1つ進め,最終的に起案ができあかがるような工夫もしいます。その細分化を例えると,当事者の氏名や事件番号,文章の構成,項目立て,骨子,内容,というように。それを1つ1つ進めると,段々と終わってくる。

このような工夫です。

# by ofuna-law | 2010-09-24 14:52 | 仕事術 仕事感

外回りな日

今日は,一日中外回りで,車で移動しながら,いろいろなところに行きました。
一日中外回りという日もめずらしいです。

まず,朝一で,藤沢市役所に行きました。

それは,成年後見の件で,私が成年後見人に選ばれるにあたり,家庭裁判所から,住民票を提出するよう指示されていたことから,その取得手続きをする必要があったからでした。
それと,以前,住基カードを作る申請をしていたのですが,できあがったとのことで,住基カードを受け取りにも行ったのでした。

住基カードは,証明写真があまっていたのと,身分証に使えるかなと思ったので,申請をしていたものです。

朝早かったので,両方とも比較的窓口がすいており,スムーズに取得できました。

その後,午前10時から,藤沢簡易裁判所で,過払い訴訟の第1回口頭弁論期日に出廷しました。
藤沢市役所と藤沢簡易裁判所は,至近距離にあり,徒歩3分くらいの距離です。

藤沢簡易裁判所は,裁判官が2人おり,今日の裁判官の場合,もう一人の裁判官の場合と異なり,なぜかいつも事件がぎっしり予定されていて,自分の事件の番が来るまでかなり長く待たされるのですが,今日はラッキーなことにさほど混んでおらず,早めに呼ばれたので,さくっと終わりました。

それから,市営地下鉄の港南中央駅最寄りの横浜少年鑑別所に接見(面会)に行きました。

さらに,小田急線の湘南台最寄りの藤沢北警察署に接見(面会)に行きました。
この件は,新件の被疑者国選で,事案は振り込め詐欺なのですが,役割は出し子役(お金の受け取りを担当する)の少年被疑者であり,余罪もあるので,ちょっと長引きそうです。

これにて今日の外回りは終了しました。

国道一号線を超えるとき,例えば,原宿交差点などは,渋滞しましたが,それ以外に目立った渋滞はなく,スムーズに回ることができました。

# by ofuna-law | 2010-09-15 16:49 | 日々の事件簿
弁護士7年目の梅雨。初めてなした勾留執行停止の申請が認められた。

勾留執行停止とは,勾留の執行を一時的に停止して被告人(被疑者)の拘禁を解く制度。

保釈と似ているが違います。
保釈は,起訴後の「被告人」についてのみのもの。勾留執行停止は,被告人だけでなく,起訴前の「被疑者」にも適用されます。
また,保釈の場合,保釈保証金(保釈金)が必要です。しかし,勾留執行停止では不要。
釈放の期間は,保釈は判決言渡しまでと長いのに対し,勾留執行停止は一時的です。

勾留執行停止の要件は,「裁判所が適当と認めるとき」(刑事訴訟法95条)。
例としては,被告人(被疑者)の病気・怪我の治療(入院)や,出産,近親者の危篤・死亡等の場合が挙げられます。

当初,近親者危篤により,保釈の申請をしたのですが,捜査段階で容疑を一部否認していたことなどから,却下。
その後,不幸にも近親者が死亡。ゆえに,通夜・告別式参加を理由として,勾留執行停止の申請をしたところ認められ,葬儀の2日間だけ,勾留執行停止になりました。

保釈が全く駄目でも,勾留執行停止はすんなりと認められました。
判断はそれぞれ違う裁判官。勾留執行停止を認めた裁判官は,人情をわきまえていると感じました。

2日目の夜に,自ら勾留場所に出頭して,再び勾留。

保釈だと,このようなことなく釈放のまま。それゆえ,裁判官としても別途の考慮が働くのでしょう。

弁護人としては,まさに梅雨のごとく,雨はやまず,少し晴れ間が見えても,また雨になるというような,忸怩たる心境が続きます。

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# by ofuna-law | 2010-06-02 09:59 | ・刑事事件 裁判員裁判

カラーコピー機 来る

そういえば,先週,金曜日22日に,カラーコピー機が来ました。

以前はリコー製でしたが,今度のはコニカミノルタ製です。

新品で,お金はかかりましたが,満足しています。
コピー1枚のコストですが,モノクロコピー1枚についてのコストは下がったものの,カラーコピー1枚のコストが約15円と高いのが気になります。

ネット検索等でカラーコピーを連発すると,かなりなコストになりそうで怖いです。

今日,カラーのプリントアウトをしてみましたが,きれいに印刷されました。
質の面では満足してます。
# by ofuna-law | 2010-05-23 22:57 | これまでの事務所運営
先週の金曜日に,事務機屋さんに来てもらい,カラーコピー機(新品)の購入の申込みをしました。
今月中には納品の予定です。
待ち遠しいです。

コスト削減のため,開業当初に購入して現在まで使用しているコピー機は,中古品でした。
しかも,モノクロで,カラーコピーが必要な際は,コンビニまで走ってました。

プリンターも兼ねているので,ネットで地図等を検索したときなどに,やはりカラーコピーのほうがいいなと思っていました。
かれこれ約2年前から,ほしいと思っていました。
それが,やっと買えて,よかったです。

次は,ビジネスフォンの購入を考えています。
ビジネスフォンも,開業当初のコスト削減のため,中古品なのです。

このように書いてくると,中古品ばかりでせこい感じがするかもしれません。
しかし,開業時は資金面の心配が多く,なるべく必死にコストを削減したのでした。
テナントの保証金など,色々足していくと,結構な額がかかりました。
ちなみに,開業時の初期費用は約500万円くらいだったかと思います。

パソコンは,新品で購入してますが,2台を最近,新しい製品に交換しました。
残り5台が,やや古くなってきており,これも将来,新しい製品に交換する必要があると思っています。

# by ofuna-law | 2010-05-17 11:11 | これまでの事務所運営
これまで当事務所の入口ドアは,大船法律事務所という事務所名と3名の弁護士の名前のパネルが貼ってあるだけの状態でした。
おまけに,照明がさほど明るくないのです。

そのため,以前から,ちょっと殺風景で,ただでさえ緊張等されている依頼者様の緊張等を増幅増長しているかもしれないと感じておりました。

そこで,数か月前に,デザイナーさんにお願いして,ドア全面に貼る,ひまわりをコラージュしたドアシートを作ってもらい,ちょうど昨日,そのドアシートを入口ドアに貼りました。

自己満足にすぎないかもしれませんが,雰囲気が明るくなり,よくなったと思います。
今後,当事務所に来られる依頼者様等には,こだわりのドアシートをしかとご覧いただきたいと思います。
# by ofuna-law | 2010-05-14 12:38 | これまでの事務所運営

釜石出張

今週の月曜日と火曜日の2日間,岩手県の釜石に出張してきました。
医療過誤事件のカルテ保全のためです。

カルテ保全は,医療過誤事件の第1段階です。
カルテが改ざん等されないように,速やかに保全します。
具体的には,カメラマンが同行し,カルテやCT画像等を1枚1枚撮影していきます。
それを,紙ベースに落とし,カルテの複製ができあがります。

次に,第2段階としては,カルテを翻訳し,医学文献や協力医の意見を聞きながら,医師の過失を特定します。この段階で,医師の過失を問うことは難しいと判断されるケースもあります。
第2段階までを「調査」と呼んでいます。

仮に医師の過失が特定できたら,第3段階として,損害賠償請求訴訟を提起等することになります。
訴訟としては,専門的で難しい面があります。それゆえ,裁判は長期化することが多いです。

本件では,まだ第1~2段階なので,第3段階まで行くのかは不明ですが,カルテ入手次第,様々な調査をしたいと思っています。

釜石までは,東北新幹線で盛岡の手前の新花巻駅まで行き,そこから釜石線に乗り,釜石まで行きます。乗り換え時間も含めると,片道約6時間もかかりました。

もっとも,私は出張は大好きなので,車中では日頃読めない本を読んだり,夜は釜石の街を見学したり,仕事時間以外は,リラックスして過ごしました。

出張は,依頼される事件にもよりますが,毎年,1~2か所に行ける感じです。
今年は,ほかには,名古屋へ出張する可能性があります。
楽しみにしています。

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# by ofuna-law | 2010-03-31 08:51 | 日々の事件簿
共犯者がおり,それは別起訴となっている刑事事件で,その共犯者が示談した場合の示談書や,その共犯者が当方被告人に有利な証言をしている場合の裁判官面前調書等を見たいとか,謄写して証拠にしたいと,先般から考えていたところ,「書類の取り寄せ」という方法があることを知りました。

刑事訴訟法上,他の事件の公判記録の閲覧謄写については,明文上規定されていません。

しかし,刑事訴訟法279条というのがあって,これは「裁判所は,検察官,被告人もしくは弁護人の請求により,または職権で,公務所または公私団体に照会して必要な事項の報告を求めることができる」と規定されています。

この規定を拡張解釈し,実務上の慣行として「書類の取り寄せ」ができることとされており,別裁判体の共犯者の刑事記録を取り寄せて,閲覧謄写ができるのです。

今般,これを使い,共犯者の刑事記録を閲覧し,一部を謄写しました。

最初は打つ手を知らず,いろいろな弁護士に尋ねたり,書記官に聞いたりしたのですが,「書類の取り寄せ」というアイデアを知ることができませんでしたが,石井一正著「刑事実務証拠法」に書いてあり,このたびこの手段を使ったわけです。
# by ofuna-law | 2010-03-26 08:31 | ・刑事事件 裁判員裁判

新規弁護士採用の基準

私が新規弁護士を「いい人がいれば採用」と記載していることについて,そのいい人とは?という質問がありましたので,お答えします。

1 私の事務所は,鎌倉市大船という街にあるので,地元(湘南エリア)出身の人か否かは考えています。でも,これが必須条件ではありません。

2 私は,湘南高校,明治大学を卒業しているので,後輩ならいいなと思います。でも,これが必須条件ではありません。

3 私との相性の問題もあります。ボス弁とイソ弁という関係になるためです。これは,面接を繰り返すことにより,第一印象やその後のフィーリングで決めてます。これは必須ではありませんが,重要な条件です。

4 あと,司法試験の成績がよい人,司法研修所の成績がよい人は採用したいです。逆に,これらが悪いと,採用には至らないと思います。目安として1000番以上です。

5 事務所内がぎすぎすしないように,兄弁や事務員たちとうまくやっていけそうか,も重要な条件です。

6 最後に,精神的にタフであること。これは必須条件です。まあ,司法試験に挑戦して突破できれば,精神的にタフとも言えるかもしれません。
# by ofuna-law | 2010-03-23 08:59 | これまでの事務所運営

医療過誤事件

今年になって立て続けに2件,医療過誤の事件で,カルテの保全をやることになりました。

医療過誤の事件は,カルテの改ざん等のおそれがあるため,裁判所に対し,カルテ保全を申立て,決定が下りると,突然病院を訪問して,カルテをコピー等して,カルテを入手します。

カルテが入手できたら,翻訳をして,協力医・参考医から意見を聴取するなどして,医療機関の過失の有無を調査します。

調査の結果,過失ありと認定できれば,民事裁判を提起して,損害賠償請求します。

弁護士への費用としては,まず,カルテ保全を含めた過失の有無の調査に42万円+実費がかかります。
カルテ保全の労力時間がかかるのと,特にこちらに有利な意見を述べてもらえる協力医を探すのが非常に大変です。

調査の結果,過失ありの場合は,通常の民事裁判と同様,損害賠償額に応じて着手金と報酬金をいただくことになります。
# by ofuna-law | 2010-03-08 12:26 | ・その他
先日,初めての裁判員裁判に臨みました。
事案は,無理心中の未遂(殺人未遂)でした。
判決は,懲役2年6か月執行猶予4年保護観察付きでした。
今日は,裁判員裁判を終えての雑感をメモしたいと思います。

1 被疑者国選段階から弁護人になったのですが,逮捕が6月で裁判が翌年の1月でして,その間,裁判所で公判整理手続き等が4回ほどあったのですが,被告人にとっては,長い勾留生活だったと思います。もし,裁判員裁判でなかったら,9~10月ころには判決が出ていたと思います。

2 裁判員の選任手続きに立ち会いました。弁護人は,最高5人まで,裁判員候補者を排斥できる建前になっているため,立ち振る舞いや表情や第1印象から,5名を排斥しました。なお,検察官も最高5人まで排斥できるのですが,権利を行使しませんでした。結局,男性3人,女性3人の裁判員が選任され,男女比もバランスよく,また,年齢もばらつく感じで,よかったと思います。

3 検察官の冒頭陳述のプレゼンテーションが実に手が込んでいました。証拠上やや認定が困難な事情についても冒頭陳述で詳細にプレゼンテーションがなされ,裁判員に予断を与えてしまうのではないかと心配しました。もっとも,判決では,検察官のその主張は排斥されましたが。

4 検察官が証拠一覧表という書類を裁判員に配布していました。証拠の内容についてメモが書けるようになっているものでした。裁判員にとっては有益な書類だと思い,翌日の弁護側立証の際には,まねをして弁護側証拠一覧表を作り配布しました。

5 法廷では緊張しました。特に,私が弁論の陳述をしたのですが,緊張しまくりでした。マニュアルでは,弁論の書面を見ることなく,暗記して,裁判員に語りかけるように陳述するよう書かれているのですが,そこまではできませんでした。噛んだりしたので,本番前に何回か陳述の練習をすることが必要だと思いました。
# by ofuna-law | 2010-02-05 10:14 | 事例 経験 実績

2010年始動!

本日は仕事始めの日でした。
今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
今年の抱負は,「無理をせず,当たり前のことを当たり前にすること」と決めました。

個人的には,「健康(ダイエット等)」と「親孝行」を目標にします。
毎年掲げている気がしますが,なかなか実現できません。
ですが,今年こそは頑張ります。

さて本日から,新人の勤務弁護士が着任しました。
名前は山野健一郎弁護士と言います。
経験不足や至らない点等はあるとは思いますが,私と戸田弁護士でしっかり指導するとともに,山野弁護士には,若さ・フットワークの良さ・柔軟性等をいかんなく発揮してもらいますので,あたたかい目で見守っていただきたいと思います。
よろしくお願い申し上げます。

現状,弁護士3人,事務局6人の体制となりました。
事務所一丸となって頑張ります。
今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

# by ofuna-law | 2010-01-07 18:28 | 日々の事件簿
1 作成までの流れ

弁護士が依頼者から公正証書遺言の作成を依頼された場合,次のような作業をします。

① 相続人関係を調べる=依頼者の生まれたときから現在までの戸籍謄本等を取り寄せる
② 依頼者の財産関係を調べる=不動産登記簿謄本,通帳,株式等の財産を提出してもらう
③ 依頼者の意向に沿った公正証書遺言の案を作成する
④ 公証人役場に,調査結果(戸籍謄本,不動産登記簿謄本,通帳等)や遺言案を提出する
⑤ 公証人が草稿を作成するので,内容をチェックする
⑥ これらが終わると,実際に依頼者と公証人役場に行く(ここで,公正証書遺言の内容を確認し,本人としての依頼者の署名・実印、また、証人としての弁護士及び事務員の署名・押印をする)

以上にて,公正証書遺言が完成します。

2 弁護士に頼むメリット

公正証書遺言作成の一般的意義は次のとおりです。

① 公正証書遺言は,(自筆遺言と異なり)事後の「検認」の手続きが不要。また,公証人が公に証明するものなので,偽造等の反論を防止しやすい等,安心できる点。
② また、遺言自体(自筆遺言等であっても),自分の意向に沿った財産分けができる点。
③ さらに,相続=「争族」になることを避ける(予防する)点。元気なうちの作成がお勧めです。

作成は,ご自身でする場合や,司法書士や行政書士という弁護士以外の専門家に頼む場合もあります。
これらの場合のメリットは,費用が比較的かからない点でしょう。

では,弁護士に頼むメリットは,どこにあるのでしょうか。

そもそも,弁護士の相続問題における仕事は,ほとんどが,ご本人死亡後,身内が激しい「争続」になる場合。
それを,調停,審判,時には裁判の代理人となり,解決に導くことです。

弁護士は,その経験が豊富。
また、死亡後の「争続」の調停等の代理人になれるのは,弁護士のみで,他の専門家はなれません。

ということは,弁護士は,事後に,どういうケースでどういう争いになりやすいか,その場合の解決方法等を,一番知る専門家といえます。

先ほど,公正証書作成意義の一つとして,上記③に,「争続」の予防と記載しました。
予防のためには,事後,どういうケースでどういう争いになるか等を熟知することが最も重要です。

したがって,弁護士に頼む一番のメリットは,争続予防効果を最大限発揮させることができる点になります。
争続が予想されればされるほど,弁護士に頼むメリットが大きくなります。

# by ofuna-law | 2009-11-26 16:12 | ・相続 遺言
今日,新人事務員さんの面接を行いました。
面接したのは7人。
皆さん粒ぞろいでした。

面接官は,私と事務局3人で,多少圧迫面接ぽかったと思います。
ですが,これまでの経験上,本当にいい人を採用するには,色々な目で見るのが一番だと思います。
7人の面接終了後,会議にて選考を行いました。

私は,個人的にいいなと感じて推した方がいたのですが,少数意見で却下。
大多数の意見に従い(なお,私意見も第2候補の),厳選1名を選びました。
その方に,合格通知の電話をしたところ,「快諾」で,決定しました。

不合格の6名の皆様には,大変申し訳ありませんでした。
ご多幸を切にお祈りします。
逆に,合格した新人さんには,その分頑張ってほしいです。とても期待しています。

これで11月から,弁護士2名,事務員5名の体制になります。
来年1月から,採用修習生が2回試験に合格したとすると,弁護士3名,事務員5名の体制になります。
その後,2月末で,事務員1名が寿退社するので,弁護士3名,事務員4名の体制へ。

仕事の回転次第でその後,勝負できそうなら,さらに陣容を固めていきたいです。
マイベストを尽くして頑張ります。
# by ofuna-law | 2009-10-30 20:15 | これまでの事務所運営

Windows7発売

今日,Windows7が発売になり,すかさず,それが搭載されたレッツノートを買いました。
まだ未開封で(開封する暇がないです)使っていませんが,期待は大きいです。
普段は事務所のランにつなぎ,裁判員裁判のときは持参してパワーポイントでプレゼンをするつもりで,レッツノートにしました。

それと,事務所のデジカメが10年くらい前の古い機種で動作がのろのろのため,新しいデジカメも買いました。
色々な機能がつき画素数も高いので,仕事に活かせると思います。

私は,家がパナホームなため,家電は基本的にパナソニックファンです。
ですので,パソコンはレッツノート派です。
しかし,今回買ったデジカメは,カメラといえばという感覚で,キヤノン製イクシーです。

さて,今日は,一日中,いつものことかもしれませんが,バタバタしていて大変でした。
仕事が溜まりつつあり,早くやらねばと思っていますが,まとまった時間がとれないため,マイナスのスパイラルが生じています。
今日は,これから被告人接見に行きます。
明日は,早めに出勤して仕事をしなければと思っています。

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# by ofuna-law | 2009-10-22 17:22 | 日々の事件簿

労働法を極めたい

最近,時節柄もあると思うのですが,労働法に関係する法律相談が増えていると実感しています。

私の場合,大学時は,労働法を勉強して単位を取りましたが,司法試験では受験していないので,知識は十分とは言えません。
ただ,法律相談をしていて必要性を感じるため,文献等は揃えて,わからないことはすぐに調べられる体制をとっています。

今回,ずばり,社会保険労務士の通信講座を聴けば,労働法が勉強できるし,仕事の幅も広がるのではないかと気づきました。
そこで,先日,LEC東京リーガルマインドに申し込んで,社労士の通信講座を購入しました。
LEC以外のものもあるのでしょうが,LECにしたのは,司法試験時に大変お世話になったからです。

そして,購入した社労士の通信講座を休日を中心に少しずつ受講しています。

# by ofuna-law | 2009-10-15 19:01 | 日々の事件簿

事務所5周年

10月13日は,事務所の開業記念日です。

大船法律事務所開業が平成16年です。
今年は5周年で,今日から6年目に入ります。
身を引き締めたいと思います。

本当であれば,昨日に記事を書きたかったですが,ハードスケジュールでブログを更新する暇がありませんでした。
申し訳ありません。

昨日の夜には,事務所のみんなでお祝い会をしました。
これからも,勤務弁護士や事務員の協力を得ながら,みんなで常にマイベストを尽くし,仕事に邁進したいと思います。
今後ともご愛顧のほど,よろしくお願いします。
# by ofuna-law | 2009-10-14 08:12 | これまでの事務所運営
先般,ホームページをリニューアルすることになり,作業進行中です。
SEO対策をしっかりしたいというのが第1の目標です。

いまの公式ホームページは2代目です。
1代目と2代目は,親友のN君に頼んでいました。
ですが,N君は最近は本業が大変忙しいらしく,対応が無理とのこと。
そこで,業者数社から話を聞き,一番信頼できた業者に頼むことにしました。

来年1月までには3代目のリニューアルページを披露したいです。
# by ofuna-law | 2009-09-30 12:21 | これまでの事務所運営

神奈川も広い

今日,午前中は,破産管財事件の関係で,田園都市線青葉台駅近くにある青葉台法律事務所に行きました。
最近,独立されたばかりのS弁護士の新しい事務所です。
市営地下鉄でとろとろと横浜からあざみ野まで行き,そこから田園都市線に乗り換えて数駅で青葉台駅に着き,そこから歩きました。
事件の話は15分程度で終了。
木目調のパーテーションを使ったり色々こだわりが見え隠れしていました。
あと,事務の女性が制服でした。珍しいなと。

午後は,南林間で刑事事件の被害者と示談の話し合いがありました。
青葉台駅からは田園都市線で中央林間に出て,小田急線で次の駅です。
それにしても示談の話し合いというのは気を遣います。
まあ相手も緊張するでしょうけど,こちらも言葉を丁寧に選んだりなどとても緊張します。
45分くらい話し合いをして,もう一度足を運ぶことになりました。
終わったらぐたっとしました。

今日は普段行かない神奈川県の中を巡る一日でした。

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# by ofuna-law | 2009-09-25 17:09 | 日々の事件簿

藤沢簡裁で待たされる

今日,藤沢簡裁で,午前11時から民事事件の審理が予定されていたのですが,同じ時間にたくさんの事件の審理が予定されていて,私の事件はなぜだか後回しにされて待たされ,午後12時50分くらいにやっとの出番となりました。
それでいて私の事件の審理は3分ほどで終了。
待ちくたびれました。

さて藤沢で昼食をとるなら,札幌ラーメン「こぐま」です。
午後1時過ぎに行ったので,店がすいていてラッキーでした。
おいしかったです。

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# by ofuna-law | 2009-08-11 15:57 | 日々の事件簿

控訴

日本は三審制です。

ですので,第一審の判決が出て,それに不服な場合,第二審に控訴をします。
第二審の判決にも不服な場合は,最高裁判所に上告することになりますが,上告ができる場合は限られています。
控訴と上告のことを合わせて,「上訴」と言ったりもします。
この場合,基本的に,第一審は地裁,第二審は高等裁判所で,その上が最高裁判所となります。

今回,とある事件で控訴をすることになりそうです。

実は,私は控訴をされた側すなわち被控訴人側に立って第二審を経験することは多いのですが,控訴をする側すなわち控訴人側に立って第二審を経験したことは,恥ずかしながらこれまでありません。
その理由は,訴訟をしても第一審で和解で終わることが多く,また,第一審で勝訴判決が多かったり,敗訴判決でも控訴を断念するケースがあるからです。
弁護士になって6年ですが,機会がありませんでした。

今回は,依頼人が敗訴(第一審の事実認定)に納得がいかないため,初めて控訴をすることになりそうです。
第一審判決の送達日から2週間以内に控訴をしなければならないので,早めに控訴したいと思います。

なお,初めてと言っても,提出する書面の起案や弁論期日の出廷等は,第一審とほとんど同じですし,わからないこと等は書籍や判例を調べればよいので,不安等はありません。
ただ,書面の起案にはかなり力を入れないといけないので,引き締めていきたいと思います。

# by ofuna-law | 2009-07-15 12:10 | 事例 経験 実績
お客様アンケートの回答に「相談室が殺風景なので絵か花があったほうがいい」という趣旨のものが数通。

実は昔から絵は飾りたいなと思っていたのですが,後手後手になっていました。
花は,生花はゴミが出たりコストがかかるので,ちょっと困難。では造花はというと,風水的にあまりよくないらしい。

絵を飾る方向で検討しています。

# by ofuna-law | 2009-06-19 17:44 | これまでの事務所運営

平塚市内を回る

成年後見人をしている方の関係で,今日の午前中は,平塚市内の金融機関を回りました。

本人確認が厳しくなっていることから,成年後見人であることの確認も,結構手間で,成年後見人選任の審判書はもちろん,弁護士会発行の職印の印鑑証明書や身分証明書,ひいては私個人の実印まで必要となります。

平塚市といえば七夕祭りですね。
まだ準備の様子は見ませんでした。

今日は暑く,そろそろ半袖かと思いますが,昨日あたり肌寒かったので,チェンジのタイミングをはかれずにいます。
梅雨入りしたのに,雨が少ないと思います。
今後降るのでしょうか。

# by ofuna-law | 2009-06-19 12:41 | 日々の事件簿
今年の新司法試験の刑事系科目の添削を頼まれました。

全体的な感想として,確かに「あてはめ」でいかに事実を摘示するかも重要なのですが,その前提としての「規範定立」がおろそかになっているという印象を持ちました。

法律に書いてあるとおりに法律を解釈する文言解釈であれば,法律家でなくても一般人でも誰でもできるのです。
法律家(法曹)にとっては,法律に書いていないことや,文言解釈では微妙なところを,目的論的解釈という解釈手法を通じて「規範定立」ができることこそが真骨頂と言えます。
目的論的解釈というのは,法律・条文の趣旨(目的)に遡り,文言を拡張したり,限定したり,類推したりする解釈を言います。
司法試験では,その目的論的解釈がしっかりとできるということを答案の中に表現すべきであり,言葉を換えると,目的論的解釈ができそうな論点が出たら,しっかり目的論的解釈をしなければならないというのが暗黙のルールと言って過言ではありません。

たとえば,「この橋は豚は通ってはいけません」という法律があったとします。
これを単に文言解釈し,文言そのまま「豚は通ってはいけないのだ」と認識することは,法律家でなくても一般人でも誰でもできるのです。
では,牛は通っていいのか。という問題提起がなされたとします。このときに,法律・条文の趣旨(目的)に遡り,目的論的解釈を展開するのです。
すなわち,たとえば,この条文の趣旨(目的)は,豚は体重が重いので橋が重量制限を超えて壊れないために規定されたと仮定します。この場合,牛は豚よりもっと重量が重いのだから,牛もこの橋を通ってはならないというべきである。と解釈(これは類推解釈と言います)できることが法律家の腕の見せ所なのです。
もっと言えば,確かに「あてはめ」も重要なのですが,その前提の「規範定立」にあたり,目的論的解釈を示すことが司法試験では問われていると言っても過言ではないのです。

私が添削した答案では,せっかく目的論的解釈を示せる論点が出されていて,例えて言うと,目の前にニンジンがぶらさがっているのに,そのニンジンを取らず,目的論的解釈を展開できるのに展開できていない答案が散見され,とてももったいないと思いました。

司法試験の答案では,「目的論的解釈が示せる論点では必ず目的論的解釈をすること」が鉄則だと思ってください。
規範定立がおろそかのままで,あてはめ重視あてはめ重視と言われている現状はやや疑問です。
規範定立がしっかりできて初めてあてはめが活きてくると思います。

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# by ofuna-law | 2009-06-09 22:07 | 司法試験 勉強

湘南に3つ ―大船(鎌倉市)・ 辻堂(藤沢市・茅ヶ崎市)・平塚八重咲町―法律事務所を置く 弁護士法人プロフェッションの いち弁護士が 思いや出来事を時々つづるブログ


by prof-law