大船法律事務所 辻堂法律事務所 平塚八重咲町法律事務所 某辯護士の「弁」

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湘南に3つ ~大船(鎌倉市)・ 辻堂(藤沢市・茅ヶ崎市)・平塚八重咲町~ の法律事務所を置く「弁護士法人プロフェッション」の弁護士某が仕事や出来事や趣味などを時々弁ずるブログ

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将棋棋士がコンピューター「GPS将棋」に負けた。

でも、このコンピューター、666台のiMac と、13台のサーバ(その内3台は詰将棋ルーチン用)で動作する総計679台から構成。

極端な例えですが、ボルトが100メートル走で、馬(一馬力)に勝てないのと、同じじゃん。当たり前だろ?って感じ。

人1人の脳と同じスペック、処理能力・記憶容量のコンピューターで勝って初めて、私はプロ棋士の敗北を認める。

百歩譲って、679人のプロ棋士の総力vsGPS将棋で対戦してよって感じ(笑)。

さて、弁護士の仕事も、いずれ将来的にコンピューターに負けるのか?

結論として、ほぼ負けるでしょう。

確実に、条文、判例、経験則からの事実の推理認定等、知識として記憶し、記憶すべきデータ量は、将棋でいう定石や棋譜を覚えさせるのとおなじなので、将棋同様、確実に負けます。

また、将棋では、そのデータ量をベースに、人工知能で、試合の局面局面での最善手を探すようですが、ここも、負けそう。

法律相談の内容は千差万別ですが、圧倒的な事例量を記憶していれば、あとは人工知能で、個別具体的に修正をきかせればいいと思うので、ここも負けそう。

ですが、勝てるとすれば、相談者の説明の言葉一つ一つの合間にかいまみえる、息継ぎや無言の時間、相談者がかんがえていたり、うまく言えなさそうにしている間に同席していると、相談者の言わんとしようとすることがうまく言えない感じの声なき声として分かったり、表情の微妙な変化、同じ言葉でも気持ちの入り具合の強弱、関係なさそうにみえて実は関係している話、言葉を聞いているうちに分かってくる、要するに、何を言いたいのか、要するに、弁護士に何をどうしてほしいのか、を鋭く察知すること。

そこは、同じ人間であり、かつ、専門家として相談者と対応している経験数から、なんとなく相談者の心が読み取れるようになってきまる。
あと、前例にないことでも、相談者の気持ちに共感できるなら、むしろ新しい前例を作るために、法的にどのような方法を取ればいいのか知恵を絞りに絞る努力。

そこだけなのではないかと思います。
by ofuna-law | 2013-05-12 14:16 | 今の関心事

憲法記念日

法律は、国民に向けた規範。
憲法は、国家に向けた規範。

そこが根本的に違います。

過去、数々の権力が暴走し、人々が苦しめられた反省から、生み出された人類の叡知の結晶が憲法です。
国家に向けた規範として、国家を縛るのです。

改憲はしてもいいけど、一法律家として危惧を感じます。

一旦緩い憲法にしてしまうと、国家の暴走を憲法で縛れなくなる可能性があります。
by ofuna-law | 2013-05-04 13:18 | 法律 論点 解釈

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