大船法律事務所 辻堂法律事務所 平塚八重咲町法律事務所の某弁護士の述懐

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湘南に3つ ―大船(鎌倉市)・ 辻堂(藤沢市・茅ヶ崎市)・平塚八重咲町―法律事務所を置く 弁護士法人プロフェッションの いち弁護士が 思いや出来事を時々つづるブログ

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先日,初めての裁判員裁判に臨みました。
事案は,無理心中の未遂(殺人未遂)でした。
判決は,懲役2年6か月執行猶予4年保護観察付きでした。
今日は,裁判員裁判を終えての雑感をメモしたいと思います。

1 被疑者国選段階から弁護人になったのですが,逮捕が6月で裁判が翌年の1月でして,その間,裁判所で公判整理手続き等が4回ほどあったのですが,被告人にとっては,長い勾留生活だったと思います。もし,裁判員裁判でなかったら,9~10月ころには判決が出ていたと思います。

2 裁判員の選任手続きに立ち会いました。弁護人は,最高5人まで,裁判員候補者を排斥できる建前になっているため,立ち振る舞いや表情や第1印象から,5名を排斥しました。なお,検察官も最高5人まで排斥できるのですが,権利を行使しませんでした。結局,男性3人,女性3人の裁判員が選任され,男女比もバランスよく,また,年齢もばらつく感じで,よかったと思います。

3 検察官の冒頭陳述のプレゼンテーションが実に手が込んでいました。証拠上やや認定が困難な事情についても冒頭陳述で詳細にプレゼンテーションがなされ,裁判員に予断を与えてしまうのではないかと心配しました。もっとも,判決では,検察官のその主張は排斥されましたが。

4 検察官が証拠一覧表という書類を裁判員に配布していました。証拠の内容についてメモが書けるようになっているものでした。裁判員にとっては有益な書類だと思い,翌日の弁護側立証の際には,まねをして弁護側証拠一覧表を作り配布しました。

5 法廷では緊張しました。特に,私が弁論の陳述をしたのですが,緊張しまくりでした。マニュアルでは,弁論の書面を見ることなく,暗記して,裁判員に語りかけるように陳述するよう書かれているのですが,そこまではできませんでした。噛んだりしたので,本番前に何回か陳述の練習をすることが必要だと思いました。
by ofuna-law | 2010-02-05 10:14 | 事例 経験 実績

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