大船法律事務所 辻堂法律事務所 平塚八重咲町法律事務所の某弁護士の述懐

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絵か花か

お客様アンケートの回答に「相談室が殺風景なので絵か花があったほうがいい」という趣旨のものが数通ありました。

実は昔から絵は飾りたいなと思っていたのですが,色々と後手後手になって,そのままになってました。
花は,生花はゴミが出たりコストがかかるので,ちょっと困難という感じ。
造花は風水的にあまりよくないとの噂を聞き,やはり困難かと。

絵を飾る方向で検討しています。

by ofuna-law | 2009-06-19 17:44 | これまでの事務所運営

平塚市内を回る

成年後見人をしている方の関係で,今日の午前中は,平塚市内の金融機関を回りました。

本人確認が厳しくなっていることから,成年後見人であることの確認も,結構手間で,成年後見人選任の審判書はもちろん,弁護士会発行の職印の印鑑証明書や身分証明書,ひいては私個人の実印まで必要となります。

平塚市といえば七夕祭りですね。
まだ準備の様子は見ませんでした。

今日は暑く,そろそろ半袖かと思いますが,昨日あたり肌寒かったので,チェンジのタイミングをはかれずにいます。
梅雨入りしたのに,雨が少ないと思います。
今後降るのでしょうか。

by ofuna-law | 2009-06-19 12:41 | 日々の事件簿
今年の新司法試験の刑事系科目の添削を頼まれました。

全体的な感想として,確かに「あてはめ」でいかに事実を摘示するかも重要なのですが,その前提としての「規範定立」がおろそかになっているという印象を持ちました。

法律に書いてあるとおりに法律を解釈する文言解釈であれば,法律家でなくても一般人でも誰でもできるのです。
法律家(法曹)にとっては,法律に書いていないことや,文言解釈では微妙なところを,目的論的解釈という解釈手法を通じて「規範定立」ができることこそが真骨頂と言えます。
目的論的解釈というのは,法律・条文の趣旨(目的)に遡り,文言を拡張したり,限定したり,類推したりする解釈を言います。
司法試験では,その目的論的解釈がしっかりとできるということを答案の中に表現すべきであり,言葉を換えると,目的論的解釈ができそうな論点が出たら,しっかり目的論的解釈をしなければならないというのが暗黙のルールと言って過言ではありません。

たとえば,「この橋は豚は通ってはいけません」という法律があったとします。
これを単に文言解釈し,文言そのまま「豚は通ってはいけないのだ」と認識することは,法律家でなくても一般人でも誰でもできるのです。
では,牛は通っていいのか。という問題提起がなされたとします。このときに,法律・条文の趣旨(目的)に遡り,目的論的解釈を展開するのです。
すなわち,たとえば,この条文の趣旨(目的)は,豚は体重が重いので橋が重量制限を超えて壊れないために規定されたと仮定します。この場合,牛は豚よりもっと重量が重いのだから,牛もこの橋を通ってはならないというべきである。と解釈(これは類推解釈と言います)できることが法律家の腕の見せ所なのです。
もっと言えば,確かに「あてはめ」も重要なのですが,その前提の「規範定立」にあたり,目的論的解釈を示すことが司法試験では問われていると言っても過言ではないのです。

私が添削した答案では,せっかく目的論的解釈を示せる論点が出されていて,例えて言うと,目の前にニンジンがぶらさがっているのに,そのニンジンを取らず,目的論的解釈を展開できるのに展開できていない答案が散見され,とてももったいないと思いました。

司法試験の答案では,「目的論的解釈が示せる論点では必ず目的論的解釈をすること」が鉄則だと思ってください。
規範定立がおろそかのままで,あてはめ重視あてはめ重視と言われている現状はやや疑問です。
規範定立がしっかりできて初めてあてはめが活きてくると思います。

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by ofuna-law | 2009-06-09 22:07 | 司法試験 勉強
昨日,足利事件の被告菅谷さんが,釈放されました。
DNA鑑定で犯人でないことが明らかになったからです。

私は,司法研修所の刑事裁判の授業で,DNA鑑定については,あくまで補助的な証拠にすぎないと教わりました(平成9年ころ)。
ですので,裁判官は一般的にDNA鑑定は補助的な証拠と考えているものと思っていました。

しかし,足利事件では,捜査段階で,否認から自白になり,その後,また否認となり,否認のまま起訴されていたとのことですので,まさに自白したときの供述調書の信用性(自白の信用性)が争点となっていたはずで,結論として,判決上は,自白の信用性があるという判断がなされ,有罪となったはずです。

その結論に至る判断には,本来補助的な証拠であるべきDNA鑑定が,主たる証拠とまではいかないにせよ,過度に評価され,判断が有罪へとひっぱられた疑いがあります。

その意味で,少なくとも自白に信用性があるとした1審,2審の裁判官たちはもとより,そもそも自白調書はでっちあげそのものでしたので,担当した警察官や起訴した検察官も,猛省すべきです。

約17年が経過しているので,これらの裁判官,警察官,検察官たちは,既に退職しているかもしれませんが,まだ現役の可能性もあります。
このようなことが二度と起こらないように対処してほしいと思います。

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by ofuna-law | 2009-06-05 11:59 | 法律 論点 解釈

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