大船法律事務所 辻堂法律事務所 平塚八重咲町法律事務所の某弁護士の述懐

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湘南に3つ ―大船(鎌倉市)・ 辻堂(藤沢市・茅ヶ崎市)・平塚八重咲町―法律事務所を置く 弁護士法人プロフェッションの いち弁護士が 思いや出来事を時々つづるブログ

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初めての被疑者国選

被疑者国選制度が,今年5月21日から,拡充され,基本的に全ての被疑者に,被疑者(捜査段階)に国選弁護人が選任されることになりました。

今週は初めて担当者名簿に載る週で,昨日夕方,打診があって初めて1件選任されました。

来客対応が続き多少疲れがありましたが,早い初回接見が必要なので,頑張って某署に赴きました。
雨がすごく道のり大変でした。

薬物犯の自白事件で初犯。ゆえに,執行猶予見込であるなど,伝えました。

被疑者国選制度の拡充で,多数の被疑者に国選弁護人が集中接見し,警察の接見室が混雑するという状況も生じるとの情報がありましたが,大丈夫でした。
・・・・
今日午前中は,鎌倉簡易裁判所で民事事件の期日に出廷(2件)。午後は,来客対応中心です。

今,海音寺潮五郎著「武将列伝-戦国揺籃編」という小説を読書中です。
かなり読みにくく,読み進むのが大変です。
読み始めたので,他の本はお預けにし,まずこの本を読了するつもりです。

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by ofuna-law | 2009-05-29 09:01 | ・刑事事件 裁判員裁判

経験値を上げる

法律相談や事件を進めていて,万事うまくいくことが理想ですが,ときには失敗もします。
後で「ああすればよかった」「こうすればよかった」と思い,反省します。
昨日,ちょっとした行き違いがあり,少し落ち込んでいます。

性格的に,すっきり割り切れないのが短所でして,ずるずると引きずってしまいます。
いっそのこと,全てを達観できるといいのですが。
その境地にはまだ至っていません。
不惑と呼ばれる40歳になれば惑わなくなるのでしょうか?

法曹になって10年経ちますが,日頃から学ばねばならないことはまだいっぱいあるなと感じます。
それゆえ,この仕事は大変だなと。
それゆえ,もっと頑張らないとと思います。

悩みや問題は結構あります。
ただ,一気には解決できません。
ですので,毎日目の前の仕事に対して自分なりのベストを尽くすことを1つ1つ積み重ねるしかないと思っています。
もっと経験値を上げ,理想の弁護士を目指して頑張りたいです。

by ofuna-law | 2009-05-27 16:17 | 事例 経験 実績

甲府出張

昨日,甲府地裁で,民事事件の被告代理人として,原告本人尋問(60分),被告本人尋問(60分),証人尋問(60分)をしました。

そのため,電車で出張し,甲府に一泊し,今日午前中に帰ってきました。

被告本人尋問と証人尋問は,私が主尋問(一番先に聞く)をしました(各40分)。
主尋問は,事前の打ち合わせが欠かせません。
想定問答を行い,本番を迎えますが,主尋問される被告本人や証人の方は,やはりとても緊張するとのことでした。
裁判官に分かってもらうために,尋問事項(何をどうやって聞くか)の吟味や順番等を試行錯誤して考えておきます。
今回は,40分も質問し続けるので,私も被尋問者もかなり大変でした。

ちなみに,個々の尋問は,私の場合は,クローズドクエスチョン(回答内容ができる限り限定されるような尋問。対義語はオープンクエスチョン=回答内容が回答者に自由で広くなる尋問)で基本的に行うようにしています。
この点,弁護士のスタンスには色々議論があります。

原告本人尋問は,私が反対尋問(主尋問の後に聞く)をしました(20分)。
反対尋問は,技術的に,とても難しいです。
要は,嘘をついているということを暴けばいいのですが,反対尋問で,嘘を暴くのは簡単ではありません。
最低限,客観的証拠との不整合や自己矛盾等を追及することを心がけます。
嘘だ!嘘ではない!という言い合い(議論)になってはならず,尋問は事実を聞くことが縛りとなっているので注意が必要です。
反対尋問は,詳しく行わないほうがいい(詳しく聞いて相手側の言い分が具体的にまとまってしまい,裁判官に信用できると心証を得られてしまうため)という議論もあります。
ですので,その反対尋問は抑制的であるべきというのは,基本的には賛成であり,一応心得ているつもりです。

主尋問は,事前準備が大変で,他方,反対尋問は,尋問を予想してあらかじめ準備することも大切ですが,尋問をよく聞いて現場で効果的な対応をすることが大変です。

昨日は,午後いっぱいで3人の尋問を行ったので,かなり疲れました。

せっかく甲府に行ったので,事務所に信玄餅のおみやげを買い,夕食は,地元では有名な「ちよだ」という,ほうとうのお店で,「おざら」を食べました。
「おざら」というのは,冷たいほうとうの麺を温かいつけ汁につけて食べる料理です。
とてもおいしかったです。

夜は早く寝て,本日朝,電車にのり,遅刻して事務所に出勤しました。

年に1件くらいは出張があったら理想です。
なお,こちらから申し立てるときは,持参債務の原則から,申し立てる側(原告)の住所地が管轄となりますので,地方にいる相手側からその地元の裁判所に申し立てがあったときには,そちらの裁判所へ出張ということになります。

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by ofuna-law | 2009-05-14 10:58 | 日々の事件簿

裁判員制度対策講座

今日,横浜弁護士会の「裁判員制度対策講座」を3時間受講してきました。

裁判員制度も今月21日からスタートということで,裁判員に選ばれる国民の皆さんも大変だと思いますが,従来にない新しい制度に対応して弁護活動をするべく,弁護士も大変です。
弁護士の場合,仕事なので対策を講じておくのが当たり前ですが。
私は,これまでに,裁判員模擬裁判を経験しており,その経験から,裁判員制度における弁護活動について,少しは分かっていたつもりですが,今回の講義で,また深く理解ができ,普通レベル以上には対応ができると思っています。

後は本番で調べ調べしながら実践する段階になります。

今日の講義では,要するに,裁判員の皆さんに「わかりやすい」弁護活動をしなければならない,ということが強調されており,改めて興味深く,講義を聴いていました。
「わかりやすい」とは,たとえば,専門用語を使わないとか,書き言葉ではなく話し言葉でプレゼンテーションを行うとか,裁判員全員の顔を見ながら主張するとか,そういうことでした。

裁判官や検察官は,組織内部で早くから対策を練り訓練を重ねていました。
弁護士は,対策がやや遅れているとの指摘がありましたが,私の場合は,特に,裁判員模擬裁判の弁護人役をしたことから,検察官のプレゼンテーション等の技術の高さを目の当たりにし,危機感を抱きましたし,もっと頑張らないといけないと思っていたところでした。
今回の講義を受けたのは,そのためでもあります。

全国の第1号や神奈川県の第1号の裁判員裁判が注目されます。
by ofuna-law | 2009-05-11 20:14 | 法律 論点 解釈

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