大船法律事務所 辻堂法律事務所 平塚八重咲町法律事務所 某辯護士の「弁」

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湘南に3つ ~大船(鎌倉市)・ 辻堂(藤沢市・茅ヶ崎市)・平塚八重咲町~ の法律事務所を置く「弁護士法人プロフェッション」の弁護士某が仕事や出来事や趣味などを時々弁ずるブログ

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弁護士の営業

先日,法科大学院の生徒から,「どうやって仕事を受けて,営業していくのか」という質問を受けたのですが,あまりうまく答えられませんでした。

開業当初は,県下の自治体等の各種法律相談の中から依頼につなげて売上げをたてていました。

上記各種法律相談の日程については,弁護士会が一括で管理していて,年度ごとに,弁護士の希望に応じて,1年間のスケジュールを割り当ててくれるシステムになっています。
どこの法律相談をどれだけの数割り当ててほしいかについて,弁護士会に希望を出すと,割り当てがあります。

開業したばかりだと事務所への法律相談の予約の電話が少ないので,どうしても上記各種法律相談から依頼につなげる比率が重くなります。

その後,事務所への法律相談の予約の電話が増えるとともに,上記各種法律相談の割り当て自体を減らしました。

依頼を受けるには法律相談がスタート。それを弁護士会から割り当ててもらうか,自前でやるか,バランスよく調整するのです。

なお,弁護士の人数の増加に伴い,弁護士会管理の法律相談は数が限られるため,今後は,希望が通りにくくなってきます。

そうすると,自前の法律相談が重視され,マーケティングや営業などが必要になってきます。

とはいえ,一見さんお断りの弁護士もいて,そういう弁護士は,人脈からの紹介のお客様だけで売上げが立つので,すごいと思います。

仕事をしていれば人脈は広がるので,紹介のお客様も増えていきます。また,弁護士経験年数が増えること自体が価値だと感じます。お客様は,弁護士を選ぶにあたり,弁護士経験年数を重視していると感じます。
いわゆる「継続は力なり」です。

事務所運営上,事件数にすると,月3~4件の新規依頼が入り,3~4件の終了事件があると,理想的だと感じます。
それ以上の新規と終了があればこしたことはありませんが。
弁護士の報酬は,依頼時の着手金と,終了時の報酬金からなるためです。

注意が必要なのは,新規と終了の数のバランスが崩れること。新規のほうが増え手持ち案件過多になると,各案件への力が分散し,処理遅滞,終了事件減少,繁忙なのに貧窮,という悪循環になります。

なお,法律相談料は,30分5000円(税抜)ですが,経費を考えると利益は望めません。

顧問契約が,だんだんと増えています。
顧問契約は,確かに経営を安定化させますが,取るのが簡単でないのが悩みです。

by ofuna-law | 2007-12-21 13:10 | これまでの事務所運営

東京簡易裁判所民事部

今日,東京簡易裁判所(東京簡裁)の民事事件の第1回口頭弁論期日に出廷しました。
ちなみに,過払金返還請求訴訟です。
依頼者が遠方のため,相手方会社の本店所在地である東京簡裁に提訴しました。
東京簡裁は私自身はじめてでした。

びっくりしたのが,同じ時間に入れられている事件の「数」。
10:00に20件くらい
10:30に15件くらい
11:00に3件くらい
とても多いと思いました。

ほとんどがクレサラ会社が原告で債務者が被告の事件の,欠席判決(被告が答弁書を出さないので,擬制自白が成立し,原告勝訴の判決が下ります)なのも驚きました。
裁判官がてきぱきと事件を処理していました。

簡易裁判所の場合,会社の社員であれば,裁判所の許可で代理人になれます。
なので,許可代理人のオンパレード。
ここに弁護士代理の原則を貫いてもらうと,弁護士的には仕事が増えていいなあと,ふと思いました。

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by ofuna-law | 2007-12-05 14:54 | 法律 論点 解釈

起案のスピード

起案を書くスピードは鍛えられて速くなります。

実務家の場合,まず合格前に司法試験で鍛えられます。

司法試験(旧司法試験)は,6科目で1科目2問,3時間で各4ページの答案を書きます。

答練(答案練習会)と呼ばれる模試で,3時間2通各4ページを書ききる練習を毎週のように繰り返して本番に臨みます。
その中で,速く書く力が鍛えられます。

合格後は司法研修所で鍛えられます。

司法研修所では,民事裁判,刑事裁判,検察,民事弁護,刑事弁護の5科目につき,特に集合修習では,毎週のように,時間制限のある形で,起案を書かされます。ページ数の制限はなく,たくさんのことを書く方がよいため,必死に速く多くを起案します。
こうして,速く書く能力が鍛えられます。

その後,実務で鍛えられていきます。

実務では,何月何日の期日に提出という形で,起案には締切がありますが,通常,一人の弁護士にまとめて数件~数十件という形で降りかかり,多重締切状態になります。
その分,締切のプレッシャーが過大となります。

速く書く能力を鍛えないと,逆に回らないのです。

by ofuna-law | 2007-12-05 14:24 | 仕事術 仕事感

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