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大船法律事務所 辻堂法律事務所 平塚八重咲町法律事務所の某弁護士の述懐

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湘南に3つ ―大船(鎌倉市)・ 辻堂(藤沢市・茅ヶ崎市)・平塚八重咲町―法律事務所を置く 弁護士法人プロフェッションの いち弁護士が 思いや出来事を時々つづるブログ

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弁護士の営業

先日,法科大学院の生徒から,「どうやって仕事を受けて,営業していくのか」という質問を受けたのですが,あまりうまく答えられませんでした。

私の場合,開業当初は,県下の自治体等の各種法律相談の中から依頼につなげて売上げをたてていました。

上記各種法律相談の日程については,弁護士会が一括で管理していて,年度ごとに,弁護士の希望に応じて,1年間のスケジュールを割り当ててくれるシステムになっています。
どこのどんな法律相談をどれだけの数割り当ててほしいかについて,弁護士会に希望を出すと,ほぼ希望どおりの割り当てがあります。
私は,開業したばかりのころは事務所への法律相談の予約の電話が少なかったこともあり,弁護士会から弁護士会の管理する法律相談を月4回くらい(1回につき午前中か午後に3時間程度,1コマ30~45分で,1回5~6人)割り当ててもらい,その中から依頼につなげて売上げを立てていました。
いまは,事務所への法律相談の予約の電話が結構あるので,弁護士会の管理する法律相談の割り当ては,月2回くらいに減らしています。

依頼を受けるためには法律相談がスタートなのですが,それを弁護士会から割り当ててもらうか,自前でやるかで,両者をバランスよく調整し,依頼につなげます。

ただし,弁護士の人数の増加に伴い,弁護士会管理の法律相談はパイが限られているので,いまのところは,割り当ての希望が通っていますが,今後は,希望が通りにくくなる可能性はあると思います。

そうすると,自前で法律相談をいかに受けるかということが重視されてくるはずで,これからはマーケティングや営業などが必要になってくると思います。

とは言っても,弁護士は,一見さんお断りのところもあります。
そういう弁護士は,人脈を重視し,紹介のあるお客様だけしか受けず,それで売上げが立っているので,すごいなあと思います。
当事務所は,一見さんお断りではなく,ほとんどのお客様が飛び込みでの予約です。
ただ,仕事をしていれば自然に人脈は広がっていくので,紹介のお客様も尻上がりに増えています。
私は,どちらのお客様も重視しています。
普通の弁護士は,イソ弁を数年しますが,その間に人脈ができて売上げの目処も立ってきて独立が視野に入ってくるのが通常です。

事件数にして,月に最低3~4件の新規依頼が入り,最低3~4件の終了事件があると,うまく回っていきます。
もちろん,それ以上の新規と終了事件があれば,それにこしたことはありません。
弁護士の報酬は,最初にいただく着手金と,終了時にいただく報酬金からなるので,新規と終了の事件数が問題となるのです。

ちなみに,法律相談料は,30分5250円(クレサラ相談は無料)いただいていますが,経費を考えると利益にはならず,利益は着手金と報酬金から得ています。

顧問契約については,だんだんと増えていますが,まだまだ少ないです。
都会のように企業がたくさんあるわけではないことと,自分で言うのもなんですが私のようにまだ若い弁護士だと任せる方もリスクを感じるようです(しかし,私に任せていただいているお客様もいるので,感謝と仕事で報いたいといつも思っています)。
顧問契約は,確かに経営を安定化させますが,そう簡単には取れるものではなく,顧問契約を当てに経営はできないと私は思っています。

船井総合研究所で,弁護士を対象とした営業のセミナーをやっていて,そのDVDを今度買い,さらに研究と実践を深めたいと思っています。

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by ofuna-law | 2007-12-21 13:10 | これまでの事務所運営

東京簡易裁判所民事部

今日,東京簡易裁判所(東京簡裁)の民事事件の第1回口頭弁論期日に出廷しました。
ちなみに,過払金返還請求訴訟です。
依頼者が遠方のため,相手方会社の本店所在地である東京簡裁に提訴しました。
東京簡裁は私自身はじめてでした。

びっくりしたのが,同じ時間に入れられている事件の「数」。
10:00に20件くらい
10:30に15件くらい
11:00に3件くらい
とても多いと思いました。

ほとんどがクレサラ会社が原告で債務者が被告の事件の,欠席判決(被告が答弁書を出さないので,擬制自白が成立し,原告勝訴の判決が下ります)なのも驚きました。
裁判官がてきぱきと事件を処理していました。

簡易裁判所の場合,会社の社員であれば,裁判所の許可で代理人になれます。
なので,許可代理人のオンパレード。
ここに弁護士代理の原則を貫いてもらうと,弁護士的には仕事が増えていいなあと,ふと思いました。

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by ofuna-law | 2007-12-05 14:54 | 法律 論点 解釈

起案のスピード

法律家は,概して起案を書くスピードが普通の人より速いと思います。

なぜなら
1 司法試験で鍛えられるから
  司法試験(旧司法試験)は,6科目で1科目2問,3時間で各4ページの答案を書きます。
  答練(答案練習会)と呼ばれる模試みたいなもので,3時間2通各4ページを書ききる練習を毎週のように繰り返して本番に臨むため,かなり起案を書く能力が鍛えられます。
2 司法研修所で鍛えられるから
  司法研修所では,民事裁判,刑事裁判,検察,民事弁護,刑事弁護の5科目につき,特に集合修習では,毎週のように,時間制限のある形で,起案を書かされます。この場合,ページ数の制限はないので,逆に,たくさんのことを書いた方が概して評価がよいため,修習生は必死に起案します。そのため,かなり書く能力が鍛えられます。
3 実務で鍛えられるから
  実務の場合,何月何日の弁論期日までに提出という形で,締切が設けられ,それを守って起案をしますが,それが例えば一人の弁護士に普通はまとめて数件~数十件という形で降りかかってくることから,多重締切状態になるのが通常の実務家であり,そうである以上,1つの起案を期限までに仕上げなければならないというプレッシャーがあるので,書く能力が鍛えられます。

私自身の特殊性を付け加えておくと,検事時代,検事調書を作成する(業界では「調書をまく」といいます)とき,限られた取調べ時間の間で,事情聴取をし,その後,供述者の面前で,口授(くじゅ)と言って,録取すべき供述を,検事が口で事務官に伝えて,事務官はそれをパソコンで入力するということをやるのですが,この「口授」が,時間的なプレッシャー+供述人の意に反しないようにしつつ,文章をすばやく頭の中でまとめて話すということの積み重ねであり,これが結果として書く能力のアップにつながったと思います。
口授をしない場合,例えば,供述人を帰宅等させて,後日また来てもらって,その間にパソコンで作るというやり方も,たまには行いましたが,上司からは,「検事たるもの口授して一人前」というような教えがあり,普段は口授していました。

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by ofuna-law | 2007-12-05 14:24 | 仕事術 仕事感

師走初日

今年ももう12月になってしまいました。
ここから大晦日に向けてがいっそう早いんですよね。
印刷屋さんに年賀状の印刷をお願いしました。

今日は午前中は来客2件。交通事故事件の打ち合わせなど。

午後は横浜家裁で少年審判があります。試験観察の見込みです。
試験観察というのは,釈放して一定期間(半年から1年くらい)少年の更生の様子を観察して,その後試験観察の結果を踏まえて最終処分を決める場合をいいます。

そうそう,今日から新人事務員さんが来ています。
頑張ってほしいです。

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by ofuna-law | 2007-12-03 12:40 | 日々の事件簿

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