大船法律事務所 辻堂法律事務所 平塚八重咲町法律事務所の某弁護士の述懐

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湘南に3つ ―大船(鎌倉市)・ 辻堂(藤沢市・茅ヶ崎市)・平塚八重咲町―法律事務所を置く 弁護士法人プロフェッションの いち弁護士が 思いや出来事を時々つづるブログ

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離婚事件 調停前置主義

離婚には,次の3つがあります。
1 協議離婚
2 調停離婚
3 裁判離婚
この3つがあります。

1の協議離婚は,お互い協議して離婚する形で,最もポピュラーな離婚の方法です。離婚届に署名して役所に提出すれば可能です。

2の調停離婚は,協議離婚の協議が整わないとき,家庭裁判所で調停を行い,合意に達すれば,離婚ができるという方法です。調停は,通常2人の調停委員が,当事者双方から別々に話を聞いて,離婚の合意を目指して話し合いをしていきます。合意に達すれば,調停調書を作成します。この調停調書は判決書や公正証書に準ずる効力を有する公文書です。

3の裁判離婚は,調停離婚ができない場合に,裁判により離婚をする方法です。調停を飛ばしていきなり裁判をすることができず,必ず裁判の前には調停を行わなければなりません。これを調停前置主義と言います。裁判離婚が認められる場合(離婚原因)については法律で定められており,その離婚原因の有無を裁判します。

by ofuna-law | 2007-07-30 14:01 | ・男女問題
激しい雷雨のなか,本日,初めて東京地裁・家裁八王子支部に行きました。
意外と老朽化していて,余り広くない感じでした。
離婚事件の関係で,これから月1回程度は行くことになる見込みです。

大船からは,東海道線で横浜に出て,横浜から京浜東北線で東神奈川に出て,東神奈川からは横浜線で八王子まで行くというルートです。
はっきり言って,かなり遠く,かつ,不便という印象です。

せっかく八王子まで出たので,今週は,木曜日ではなく,今日を明治大学法科大学院の教育補助講師の仕事の日にしました。
八王子から中央線で御茶ノ水まで一本ですので。

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by ofuna-law | 2007-07-30 13:35 | 日々の事件簿

スバリスト

スバルの車を愛す者を「スバリスト」と言う。

一応これまでに,

インプレッサ20K
レガシィ2.0GT
インプレッサWRX ST
BRZ
レヴォーグ 2.0STI Sport

を乗り継いできた。ということで,スバリストを自称している。

ブランド名であったが,社名の富士重工業よりも著名になったので,2017.4社名変更し,SUBARUとなった。

もとは飛行機の会社で,零戦を作っていた。

その零戦のDNAを受け継ぐスバルの特徴は,水平対向エンジン。
ピストン(シリンダー)が,横に水平に位置され,シンメトリー(左右対称)構造をとる。
理論上,上下動が少なく,左右動も打ち消し合うことになり,低重心の,安定したエンジンとされ,独特のエンジン音と加速がよい。

ちなみに,水平対向エンジンは,スバルかポルシェかという限られたもの。

トヨタと提携し,軽自動車の開発をやめ(ダイハツからのOEMで販売),水平対向エンジンの普通車に特化してから,業績は良好。

いち早くアイサイトという衝突安全ないし運転自動化の装備を搭載し,進化させているのも特徴である。

そのアイサイト搭載の関係上,マニュアル車ではなく,AT車がスタンダードになっている現状も興味深い。ただし,アイサイトが進化すれば,マニュアル車の複雑な速度変化にも対応してくるのではないか。

by ofuna-law | 2007-07-22 07:13 | 趣味 オフ 癒し

公判検事の風呂敷包み

公判検事は,裁判記録を風呂敷包みにして,公判廷に持参します。

これは古くからの伝統です。

この実質的な意味としては,公判廷への行きは,裁判所に提出する裁判記録を大量に持参する必要があるのに対し,公判廷からの帰りは,裁判記録を裁判所に提出してしまうので,ほとんど持ち帰る書類がないことから,行きは大きく帰りは小さくという伸縮自在のきく風呂敷がとても便利がいいからと言われています。

確かに,その通りだと思っています。

なお風呂敷の色は,検察の色である「紺」の風呂敷が使われるのが通常です。

by ofuna-law | 2007-07-22 06:48 | 法律 論点 解釈

刑訴法332条

刑訴法332条は,刑事事件の簡易裁判所から地方裁判所への移送を定めています。

要件は,「地方裁判所において審判するのを相当と認めるとき」です。
事案が複雑な場合,法解釈が複雑な場合などが挙げられます。

先日,簡易裁判所に起訴された傷害事件について,捜査段階では自白していたものの,起訴後,私がよくよく聞いてみると,「自分は実はやってない」とのことだったので,公判で否認に転じた国選弁護事件があり,今後,証人尋問等の必要があることから,刑訴法332条の移送になったものがありました。

簡易裁判所の裁判官が,冒頭手続の終了後,いとも簡単に「本件は刑訴法332条により地方裁判所に移送します」と言って,法廷が終了になってしまったのがとても印象的でした。

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by ofuna-law | 2007-07-18 14:41 | 法律 論点 解釈
私は,平成16年10月,鎌倉市の「大船」にて開業しました。現在独立3年目です。ちなみに,法曹のキャリアは,検事4年,イソ弁1年,独立3年,合計8年です。

さて,どうして「大船」にて開業したのかというと
① 地元で開業したかったこと
② 大船に弁護士・法律事務所が当時なかったこと
③ 大船はターミナル駅で交通の便がよいこと
が大きな理由です。

①については,地元のほうが地縁・血縁・知人のつてで仕事ができるのではないかと思ったからです。この点は,今も間違っていないと思っています。

ところが,私の本当の地元である藤沢は,既に弁護士・法律事務所が5ヶ所ほどあり,競争が激しいのではないか,お客様の奪い合いになるのではないか,と思い,断念しました。

藤沢を断念して次はと思ったのが,湘南台か大船でした。
それは,藤沢から近い大きな駅はその2つだからです。

そして,湘南台については,既に1ヶ所,弁護士・法律事務所がありましたから,あと1つくらいは弁護士・法律事務所があっても,需要的には大丈夫だとは思ったものの,②にあるように,大船には弁護士・法律事務所が当時なかったことから,よりリスクの少ない大船を選ぶことにしました。

そして,大船には弁護士・法律事務所がありませんでしたから,地名を早い者勝ちで名乗ってしまい,「大船法律事務所」としたわけです。

③にいう交通の便とは,大きな駅・ターミナル駅であるということはもちろんですが,神奈川県の場合,地方裁判所・家庭裁判所のある「関内」へのアクセスが大変重要(頻繁に通うため)なのです。
この点,大船からですと根岸線(京浜東北線)で1本(約25分)なので,その意味でも交通の便がよいというメリットがありました。ちなみに,湘南台も横浜市営地下鉄で1本(約33分)なので,交通の便がよく,候補とした理由の1つでもあります。

大船は鎌倉市にあります。大船駅には,東海道線,横須賀線,根岸線(京浜東北線),湘南モノレールが通じてますので,お客様は,これらのラインを利用される皆様という状況です。

ここ数年で,神奈川県内の大きな駅・ターミナル駅はほとんどの駅で弁護士・法律事務所ができてしまいました。
私の事務所のある大船以外では,例えば,上大岡,湘南台,二俣川,溝の口,武蔵小杉などなどです。

裁判所に頻繁に通う仕事ですから,地家裁のある関内で独立することも依然というか当然というかもちろん視野に入ってくるわけですが,関内には弁護士・法律事務所が非常に多いですから,競争が激しいというリスクが避けられません。

私の夢の1つは,大船で今後地道に事務所を大きくし,弁護士と事務員さんをだんだんと増員していき,より大きなテナントに移り,最終的には,自社ビルに事務所を構えることです。自社ビルまでくると,あまりに誇大妄想かもしれませんが,夢は大きく持つことにしています。

by ofuna-law | 2007-07-12 16:48 | これまでの事務所運営

長嶋茂雄の履歴書

日経新聞の「私の履歴書」では,いま,長嶋茂雄さんが執筆をしています。
これが,とてもおもしろいです。
長嶋さんは,テレビで武勇伝(ともすれば変人)みたいなネタをたくさん放映されていて,常人を超えたところにいる人なのかと思いましたが,そうではなく,どうやったらお客様に喜んでもらえるプレーができるかを常に考えて実践されてきた偉大な人なのだと,よくわかります。
by ofuna-law | 2007-07-12 08:48 | 趣味 オフ 癒し

検事のキャリアアップ

検事には,正検事と副検事がいます。
例外もありますが,原則として,正検事は,司法試験に合格して司法修習を終えた人がなり,副検事は,検察事務官が内部試験に合格するとなれます。

正検事は,地方裁判所,高等裁判所,最高裁判所の刑事事件を主に取り扱います。
副検事は,簡易裁判所の事件を主に取り扱います。

正検事は,全国転勤があります。
副検事は,転勤はあるものの全国ではありません。関東内,東北内といった感じです。

以下は,正検事のことについて書きます。

検事1年目の検事のことを新任検事と呼びます。
新任検事は,最初数か月間は東京地検に配属され,研修を受けます。その後,横浜,埼玉,大阪,名古屋,福岡などの大規模庁(これをA庁と呼びます)に転勤になります。
最初は,窃盗や覚せい剤事犯などの自白事件という比較的複雑でない事件を担当し,それが難なくできるようになると,窃盗や覚せい剤事犯などの否認事件というやや難しい事件を担当し,それが難なくできるようになると,恐喝や強姦などの複雑な事件の自白事件,次に否認事件というように,だんだんと難しい事件を担当して,成長していきます。

検事2~3年目は,新任明け検事と呼ばれます。
新任明け検事は,A庁ではない,小規模庁,例えば,甲府,長野,山形,福島,岡山,高知等地方の県庁所在地にある地方検察庁に配属されます。
刑法犯については,新任検事でだいたい経験しているので,次は,汚職(贈収賄,談合)や脱税事件などを担当して,一通りの事件ができるようになります。
小規模庁では,刑事部(捜査から起訴まで)と公判部が分かれていないところが多く,身柄事件(勾留中の被疑者)が5~6件,在宅事件が10~20件,公判中の被告人の事件が10件くらいを一人で受け持つ(手持ち事件と言ったりします)ことになります。

検事4~5年目は,A庁検事と呼ばれます。
小規模庁からA庁に配属されるため,そのように呼ばれます。
A庁検事となると,もう一人前の検事で,検察庁の中核を担って仕事をしています。
A庁は,刑事部と公判部が分かれているため,刑事部で捜査を専門とする検事や,公判部で公判を専門とする検事に分かれます。
私は東京で公判部でしたが,手持ち事件は60~70件ほどあったという記憶です。昼間は毎日フルに公判に出廷し,アフターファイブにデスクワークをするというハードな毎日でした。

検事6~7年目は,A庁明け検事と呼ばれます。
また小規模庁に行きます。
検事の転勤サイクルは,基本が2年ごとで,A庁→小規模庁→A庁→小規模庁…という繰り返しになるのが一般的です。

A庁明け検事の次の呼ばれ方は特にありません。シニア検事と呼んだりもします。
検察庁だけでなく,法務省や外務省等に出向したり,東京地検特捜部に配属になったり,より大変な仕事を担当していくことになります。

by ofuna-law | 2007-07-12 08:33 | 法律 論点 解釈

任意整理のメリット

債務整理には,3つの方法があります。
①任意整理,②自己破産,③個人再生,です。

このうち①の任意整理のメリットを説明します。
メリットは大きく分けて2つあります。
1 ひとつは,取引履歴を利息制限法に基づき再計算するので,元金が減ることです。
2 もうひとつは,減った元金に対する将来利息はとられないことです。

金融会社との取引履歴が2~3年あれば,再計算により,かなり元金が減ります。
取引履歴が5~7年以上あれば,利息の払いすぎにより,お金が戻ってくる場合もあります。これを過払金(かばらいきん)と言います。

減った元金に対して利息が取られないことは,非常に大きなメリットです。
例えば,100万円借りている場合,そのままだと利息だけで年29万円ほどになります。
通常,弁護士費用はそれよりも安いですから,利息の分,得をすることになります。

よくお客様から,債務整理をして,弁護士費用を支払って,自分は損をするのではないか?
との質問を受けます。

この質問に対する回答としては,前述のとおり,元金が減る+利息がとられなくなる,という2つのメリットのことを考えると,損をすることはないと答えています。それに,私の場合,もし損になるようならば,弁護士費用を減額し,お客様に損をさせるようなことはしません。これはお約束いたします。

逆に,デメリットはというと,ブラックリストに載ることです。
6~7年ほどは新たな借入やローンを組むことができないのがデメリットです。
by ofuna-law | 2007-07-09 12:42 | ・債務整理、過払い

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