大船法律事務所 辻堂法律事務所 平塚八重咲町法律事務所の某弁護士の述懐

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湘南に3つ ―大船(鎌倉市)・ 辻堂(藤沢市・茅ヶ崎市)・平塚八重咲町―法律事務所を置く 弁護士法人プロフェッションの いち弁護士が 思いや出来事を時々つづるブログ

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新規弁護士の就職難

いま司法試験合格者が急激に増えています。

私が合格するずっと以前は,1年に約500人が司法試験に合格していました。
その後増えていき,私が合格した平成8年時は1年に約750人。
今年は,1年で約2200人。
平成22年ころには,1年で約3000人と予測されています。

なぜ増えたのか。

理由は色々言われていますが,思いついたことを挙げると,
①規制緩和の一環
②弁護士費用が高いという経済界の要求(弁護士を増加させることで,弁護士費用を下げようと考えた)
③法の支配を貫徹し,高度な法社会を目指そうという趣旨(例えば,法テラスや裁判員制度などもその一環です)
などです。

特にここ1~2年の増加幅が大きく,今年の司法修習生は5人に1人が就職できないかもしれないそうです(07.2.8の毎日新聞記事)。

新人弁護士の就職難だけでなく,弁護士人口が増えることにより,パイは限られているという前提に立つと,既存の弁護士の収入も先細るのではないかと言われています。
私も検事のころは,毎年昇給が楽しみでしたが,弁護士には,そんなことはありません。
収入については,常に不安です。
弁護士人口の増加により,拍車がかかり,さらに不安です。
いま弁護士はどういう風に将来を設計していくのか,みな暗中模索しています。

私自身,暗中模索中で答えはまだでていませんが,
   「いまを精一杯やること」
しかないのかなあといまは思っています。
いい仕事をすれば,評判が上がり,自然と仕事が来るものであると信じたいです。

ところで,タイトルで「新人弁護士募集」とはやってはいないのですが,先日,さりげなく新人弁護士を募集するブログ記事を書きました。
が,まったく反応がありません。本当に就職難なのでしょうか?と思うほどです。
3月に横浜弁護士会が主催する就職説明会に私(大船法律事務所)も参加するつもりですが,随時募集していますので,履歴書と事務所訪問希望のお手紙を下さると幸いです。

私がほしい新人弁護士の条件としては,
年 齢 33歳以下(自分より年下ということです)
性 別 不問
その他 何か私とゆかり(共通項)のあるほうがベター(例えば,神奈川出身,湘南高校卒,明治大学卒,お酒が好き,趣味登山など)
を考えています。

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by ofuna-law | 2007-02-15 17:10 | 人脈 友人知人

転落弁護士

内山哲夫著「転落弁護士―私はこうして塀の中に落ちた」を読みました。

依頼者からの預り金5000万円を横領(業務上横領)し,執行猶予判決をもらったものの,事件屋と組んだ談合事件が発覚して起訴され,実刑判決を受けて,刑務所で4年を過ごしたという筆者の,弁護士からの転落ストーリーです。

自分の二の舞にならないように弁護士に警鐘を鳴らすために,あえて筆をとったそうです。

とても興味深く,参考になりました。
「読み物」としてとてもおもしろかったです。

事件屋からもたらされる筋の悪い事件を絶対に引受けてはならないことがよくわかりました。
また,武士は食わねど高楊枝といいますが,当たり前のことですが,背伸びせずに,うまい話に飛びつかずに,自分に与えられたできる範囲の仕事を1件1件丁寧にこつこつとまじめにやることが大事なのだと再認識させられました。

銀座でこれまでに1億円は使った,銀座にはまったために事務所を池袋から銀座に移した,報酬がレンガ10個(1千万円の束が10個)と言われたなど,色々なエピソードが書いてありましたが,同じ弁護士である私から見ても,ちょっと現実感がなく,一般の人がこの本を読んで,弁護士を誤解しないでほしいなあと思いました。


例えば,私は,本日昼,立ち食い蕎麦で,ざる蕎麦大盛り500円を食べて大満足の弁護士です。
by ofuna-law | 2007-02-15 16:03 | 反省 回想 雑感

検察官を辞めた理由

司法試験合格前は,弁護士になりたいと思っていました。

裁判官や検察官は,遠い存在で,現実感がありませんでした。
かっこいいイメージで弁護士になりたいという,単純な動機。

あと,資格がある自由業であり,その利点のみを片面的に都合よく見ていました。

司法試験に合格し,司法修習生になってから,進路に現実味が帯びてきました。
実務修習で,最初に検察庁に配属され,生の事件・検察の現場を見て,目から鱗が落ちました。
平和に暮らせていた(る)のは,警察や検察がしっかり機能していた(る)からだと。

そこで,検察官に進路変更しました。

が,なってみると,多数の事件を並行し,一件終了しても,すぐ新しい事件が来て,常に多忙。

4年間つづけるのが精一杯。

ハードなオンのみならずそれゆえにオフがコントロールできず本末転倒という気持ちが一番。

それと,検事の仕事は4年でほとんどやりきった(ほとんどの類型の刑事事件を起訴・公判した)ことと,大組織の一員であるがゆえの様々なことについて,そのデメリットを考えたのでした。

有罪率99%と言われますが,検事側から見ると,重いプレッシャーを絶えず負う辛さもありました。



by ofuna-law | 2007-02-08 17:02 | プロフィール 
事務所のレイアウトの変更の図面が,本日,決定しました。
事務局を4人分確保し,勤務弁護士(修習生)用ブースも設けました。

正直,やっぱりプロに頼むと違うなあと感心しました。
3月28日大安に施工予定です。

60期(新・旧)修習生を勤務弁護士として1名募集中です。
うちの事務所は,地元に密着した街の弁護士事務所です。
履歴書を送ってください。待ってます。

by ofuna-law | 2007-02-02 12:56 | これまでの事務所運営

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