大船法律事務所 辻堂法律事務所 平塚八重咲町法律事務所 某辯護士の「弁」

ofunalaw.exblog.jp

湘南に3つ ~大船(鎌倉市)・ 辻堂(藤沢市・茅ヶ崎市)・平塚八重咲町~ の法律事務所を置く「弁護士法人プロフェッション」の弁護士某が仕事や出来事や趣味などを時々弁ずるブログ

<   2005年 07月 ( 5 )   > この月の画像一覧

公判検事の口頭主義

最近,刑事事件の法廷で,公判検事のスタイルの変化に気づきました。
裁判員制度への対策のためだと思いますが,冒頭陳述や論告求刑について,公判検事は,これまでは書面を作成してきて,それを朗読するというスタイルをとっていましたが,今は,書面を作成していないようです。簡単な自分用の手控えメモをちらっと見るだけで,あとは口頭でやるようなスタイルになりました。見た目のよさとわかりやすさを目的としていると思われます。
この春くらいから変わったようです。
だからといって,何かがどうなるわけではありませんが。
ただ,裁判手続内容を記録する書記官は,これまで提出されていた書面を記録に綴ればよかったのですが,今後は検察官の発言を調書に記録する手間が生じるので,書記官は大変になると思います。
なお,弁護人側も研修会をしたりして,裁判員制度に対する対策をしています。私も興味をもって勉強しているところです。
by ofuna-law | 2005-07-27 13:23 | ・刑事事件 裁判員裁判
昨日,債務整理に関する最高裁判決がありました。

弁護士が債務整理を引き受けた場合,債権者(社)に対して取引履歴の開示を求めます。
債権者(社)は,それに応じて,取引履歴を開示します。
弁護士は,それを見て利息制限法の制限利息に引き直して計算して分割弁済の和解の提案をします。

ところが,債権者(社)も会社によっては,取引履歴の全面開示を渋るところがあります。
特に,取引履歴の全面開示をした場合,利息制限法に引き直して計算すると,過払いになり,返金しなければならないことになるような場合,債権者(社)は損をしますので,全面開示を渋るのです。

キャスコという消費者金融会社が,取引履歴の全面開示を拒否したことに対し,争ったことで下されたのが今回の最高裁判決です。
この最高裁判決は,債権者(社)には,取引履歴の全面開示をするべき法的義務があるという判断をしました。
債務者にとっては非常に有益な判決です。

他の消費者金融会社も,この最高裁判決の判断に従い,全面開示を渋るようなことはしないようにしてほしいですし,渋ってはならないと思います。
by ofuna-law | 2005-07-20 23:16 | ・債務整理 過払い
明大法科大学院の学生から頼まれて,去年の新司法試験サンプル問題の倒産処理法の問題のゼミをすることになりました。

現行司法試験でも,平成11年までは「破産法」という科目があり,私も受験時代は「破産法」を選択して受験し,合格しております。自分の中では,刑法に次ぎ得意な科目でした。

現在,多くの自己破産事件や破産管財事件を取り扱っているのですが,受験科目としての倒産処理法を考えたとき,実務ではあまり問題にならないのだけれど,学習上は重要な問題が結構多いなあというのが実感です。

サンプル問題の倒産処理法については,次の理解が問われていました。
1 破産債権について。特に,多数債務の帰趨。現存額主義について。
2 相殺権について。相殺禁止とその例外について。

大きく分けて上の2つになり,破産実体法の理解と破産手続法の理解が両面から聞かれていました。問題としては,オーソドックスな出題で,極めて基本的です。

ゼミ生に解説するため,基本書(伊藤真先生の「破産法」有斐閣)をひもといたりして,少しアカデミックな時間を過ごしました。

私が受験生時代に自分で作っていた破産法のサブノートは,合格後,人にあげてしまい所在不明になってしまったのですが,それがあったら,破産法の改正に合わせて改訂して本として出版できたのではないかと思い,とても残念に思っています。
by ofuna-law | 2005-07-14 15:43 | 司法試験 勉強
先日,青森家庭裁判所八戸支部の事件で,電話会議システムによる弁論準備手続をやりました。電話会議は,はじめての経験でした。

感想は,やはり便利です。が,裁判官の顔がみえないのと,音がちょっととぎれとぎれになる聞きにくいのが短所。次回も電話会議による弁論準備手続を行うことになりました。

電話会議システムとは,電話機を使い,裁判所の法廷と弁護士の事務所を電話でつなぎ,会議するシステムです。法改正により,電話会議システムによる手続ができるようになりました。
今回のように,代理人の弁護士が遠方の場合に,わざわざ裁判所に出向かなくてもよくなったという画期的?手続なのです。

しかし,個人的に出張も悪くないと思います。次回も電話会議システムによる弁論準備手続。ちょっと残念です。

(2018.2追記)
従前,当方は,普通の電話機の受話器を使ったやり取りでした。
相手の通話を拾って同時通話が可能な裁判所の機器を介するため,双方の弁護士及び裁判官の3者間でのやり取りが可能です。
ところが,当方は普通の電話機を使うので,依頼者も来所し相談室にて電話会議に臨む場合,当方弁護士及び依頼者による同時送発信が受話器1つのためできない難点がありました。

そこで,先般,裁判所と同様の機器を辻堂事務所に導入しました。これを介することで,当方も弁護士及び依頼者による送発信が同時にできるようになりました。
現在,西日本の家裁における案件で電話会議システムを使った調停が係属しています。
導入コストこそかかりましたが,上記難点を克服し,出張せず遠方家裁との電話会議できるという点で,便利になりました。

しかし,繰り返しとなりますが,個人的には出張も悪くないと思っています。


by ofuna-law | 2005-07-12 18:23 | 日々の事件簿

「湘南士業の会」発足!

7月4日午後6時ころ,藤沢市の飲食店「翻車魚丸」にて,湘南士業の会の第1回会合がありました。

このとき,集まりの名称を正式に「湘南士業の会」とすることとしました。士業とは,弁護士,税理士,土地家屋調査士,司法書士,行政書士など,「~士」と付く名称の仕事のことを言います。

メンバーは7名。

今後は業務提携を通じて,お客様にワンストップのリーガルサービスを提供することが目的です。
とりあえず,ホームページを作成すること,セミナーをすること,異業種交流会をすることを考えています。

by ofuna-law | 2005-07-06 13:01 | 人脈 友人知人

湘南に3つ ~大船(鎌倉市)・ 辻堂(藤沢市・茅ヶ崎市)・平塚八重咲町~ の法律事務所を置く「弁護士法人プロフェッション」の弁護士某が仕事や出来事や趣味などを時々弁ずるブログ


by prof-law