大船法律事務所 辻堂法律事務所 平塚八重咲町法律事務所の某弁護士の述懐

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湘南に3つ ―大船(鎌倉市)・ 辻堂(藤沢市・茅ヶ崎市)・平塚八重咲町―法律事務所を置く 弁護士法人プロフェッションの いち弁護士が 思いや出来事を時々つづるブログ

カテゴリ:・債務整理 過払い( 9 )

過払い金請求訴訟

今日,過払い金請求訴訟の起案を2件しました。
ちなみに,有名な貸金業者のものと珍しい貸金業者のものでした。

利息制限法に引き直して再計算したときに過払いとなると,過払い回収に向けて訴訟前に,担当者と交渉するのですが,平気で「元利合計の7割で」とか言ってくるので,らちがあかないときは訴訟しないとだめ。

訴訟すると,訴訟費用も含めてきっちり回収できます。
最初から訴訟前に譲ればいいのにと思います。
ちなみに,訴訟になることも考えれば,債務整理は,司法書士に頼むよりは弁護士に頼んだ方がベターです。

ただ,最近はSFCG等債権会社自体危ない会社もあるので,見極めないと訴訟しても回収できないことがあり,問題です。

by ofuna-law | 2009-03-24 17:25 | ・債務整理 過払い

債務整理で涙

債務整理を引き受けると,弁護士は,速やかに「弁護士介入通知(受任通知)」を各債権者(社)に一斉に送付します。
この弁護士介入通知が債権者に届くと,債権者は依頼者との直接交渉が禁止されます。
依頼者のもとへは,電話や手紙などが直接来なくなります。
弁護士介入通知後は,すべて窓口が弁護士になります。

先日,債務整理の依頼者にこのことを説明したところ,「弁護士を頼んだら,取り立てが厳しくなるのではないかと心配だった」と言うので,「そういうことはないです。債権者から連絡があったら弁護士を頼んだと言って,私の名前や事務所等を出してそちらへ連絡するように言ってください」と言いました。

すぐに弁護士介入通知を出すので,請求は来なくなることや,行き違いで連絡が入ったとしても,弁護士が介入したことを聞くと,債権者の直接交渉はなくなることなどを説明したのです。

これらのことは常に債務整理のときは最初に依頼者に説明します。

今回の依頼者は,そのことを知り,安心したらしく,涙ぐんでいました。

弁護士介入通知により,債権者からの請求はなくなり,依頼者は守られることになります。
借金でお悩みの方がいらっしゃいましたら,早く弁護士に相談し,弁護士介入通知を出してもらい,債務整理をすることをお勧めします。
by ofuna-law | 2009-03-11 16:59 | ・債務整理 過払い

借金の取り立てを止める

借金の取り立てでお困りの方。弁護士に債務整理を依頼してみませんか。

依頼した2~3日後には借金の取り立てが一時的に(3か月ほど)止まります。
その間に,生活を立て直して,債務を整理します。

なぜ借金の取り立てが一時的に止まるかというと,弁護士は,依頼を受けた当日に,借金先のサラ金会社等債権会社に対し,弁護士介入通知(別名「受任通知」,すなわち,弁護士が受任したので介入して債務を整理するとの通知)を出すのですが,その弁護士介入通知の効力により,法的に債権会社は借金の取り立てが禁止されるのです。

一時的(3か月ほど)ではありますが,借金の取り立てが止まることは,借金のある債務者にとって安堵の期間となります。前述のとおり,生活を立て直してもらいます。
その間に,弁護士費用を少しずつ分割支払いしてもらい,約3か月後からは本格的に債務整理を開始します。

債務整理の方法には,3つあり,それは①任意整理,②自己破産,③個人再生です。

①任意整理は,これまでの取引の履歴を利息制限法の制限利率に引き直して債務を圧縮し,30~50回の分割弁済の和解を結ぶことにより債務を整理する方法です。
②自己破産は,法的に債務を棒引きにしてもらう方法です。
③個人再生は,法的に大幅に債務を圧縮して,基本的に3年間で返済する計画を立てて債務を整理する方法で,特に住宅ローンを残して家を守りたい場合に使われます。


by ofuna-law | 2008-06-04 16:08 | ・債務整理、過払い

免責不許可事由

一般用語では,破産をすると債務が棒引きになる(=免責)と理解されていて,「破産=免責」という定式が常識となっています。
が,破産法上の概念としては,破産と免責は厳密に区別され,破産したら必ず免責ではありませんので注意が必要です。

それは免責不許可事由というのがあって,破産の決定が出ても,免責不許可事由があると,免責が認められず,債務が棒引きとならない事態も生じうるのです。
つまり,免責不許可事由がある場合は「破産=免責」の定式が崩れます。

ただ,免責不許可となるのはかなり例外的ですので,あまりご心配のないように。

免責不許可事由は法律(破産法)に列挙されているのですが,趣旨は債務の棒引きというメリットを与えるのにふさわしくない場合は免責を不許可にするというものです。
例えば,ギャンブルの借金,過度の浪費の借金,犯罪(例えば詐欺的な)がらみの借金などが主たる免責不許可事由です。

実務的には,破産申立書の中に「破産に至る経緯」を作成して提出しなければならないのですが,多重債務に陥ってしまう人は,通常は,ギャンブルを多少やっていたり,浪費があったりするのが通常。

なので,それがあまりにひどいと免責不許可になるのではないか,でも免責不許可にならないようにしなければ依頼者(債務者)が依頼した意味がないからどうしようか,という悩みがあるところです。

by ofuna-law | 2008-04-03 17:40 | ・債務整理 過払い

任意整理のメリット

債務整理には,3つの方法があります。
①任意整理,②自己破産,③個人再生,です。

このうち①の任意整理のメリットを説明します。
メリットは大きく分けて2つあります。
1 ひとつは,取引履歴を利息制限法に基づき再計算するので,元金が減ることです。
2 もうひとつは,減った元金に対する将来利息はとられないことです。

金融会社との取引履歴が2~3年あれば,再計算により,かなり元金が減ります。
取引履歴が5~7年以上あれば,利息の払いすぎにより,お金が戻ってくる場合もあります。これを過払金(かばらいきん)と言います。

減った元金に対して利息が取られないことは,非常に大きなメリットです。
例えば,100万円借りている場合,そのままだと利息だけで年29万円ほどになります。
通常,弁護士費用はそれよりも安いですから,利息の分,得をすることになります。

よくお客様から,債務整理をして,弁護士費用を支払って,自分は損をするのではないか?
との質問を受けます。

この質問に対する回答としては,前述のとおり,元金が減る+利息がとられなくなる,という2つのメリットのことを考えると,損をすることはないと答えています。それに,私の場合,もし損になるようならば,弁護士費用を減額し,お客様に損をさせるようなことはしません。これはお約束いたします。

逆に,デメリットはというと,ブラックリストに載ることです。
6~7年ほどは新たな借入やローンを組むことができないのがデメリットです。
by ofuna-law | 2007-07-09 12:42 | ・債務整理、過払い

債務整理

債務整理の依頼者の方は,債権者(社)が多数になり,債務額も増加し,利息を返済するために,他の債権者(社)から借りて,返済に回すというように,自転車操業の状態になっている場合が多いです。

このような場合,弁護士が介入する債務整理では,解決の方向性が大きく分けて2つあります。
1つは,返済していく方法(「任意整理」と言います)であり,もう1つは,返済を諦める方法(「自己破産」と言います。)です。

任意整理は,これまでの借入当初からの取引履歴を債権者(社)に出してもらって,利息制限法に引き直して債務を圧縮し,3年から5年かけて,全額完済に向けて計画的に分割弁済していきます。

自己破産は,破産法という法律に基づき,債務を弁済しなくてよいこととする制度です。借金の理由がギャンブルや浪費等でなく,主として生活費のためであり,債務額がおよそ300万円以上の場合であれば,これといったデメリットはなく,自己破産ができます。

当事務所では,債務整理の相談は,30分無料で行っております。弁護士費用も分割に応じています。

弁護士に債務整理の相談をすることは,将来の生活のためにはとても有益だと思います。多重債務でお悩みの方でも弁護士に相談する人は数%しかいないそうです。
by ofuna-law | 2005-09-13 14:40 | ・債務整理、過払い
昨日,債務整理に関する最高裁判決がありました。

弁護士が債務整理を引き受けた場合,債権者(社)に対して取引履歴の開示を求めます。
債権者(社)は,それに応じて,取引履歴を開示します。
弁護士は,それを見て利息制限法の制限利息に引き直して計算して分割弁済の和解の提案をします。

ところが,債権者(社)も会社によっては,取引履歴の全面開示を渋るところがあります。
特に,取引履歴の全面開示をした場合,利息制限法に引き直して計算すると,過払いになり,返金しなければならないことになるような場合,債権者(社)は損をしますので,全面開示を渋るのです。

キャスコという消費者金融会社が,取引履歴の全面開示を拒否したことに対し,争ったことで下されたのが今回の最高裁判決です。
この最高裁判決は,債権者(社)には,取引履歴の全面開示をするべき法的義務があるという判断をしました。
債務者にとっては非常に有益な判決です。

他の消費者金融会社も,この最高裁判決の判断に従い,全面開示を渋るようなことはしないようにしてほしいですし,渋ってはならないと思います。
by ofuna-law | 2005-07-20 23:16 | ・債務整理、過払い
債務整理事件の流れについて,よく質問されるので,書きます。

まず,法律相談をして,借金の額,債権者(社)数,借金の原因等を伺います。

次に,債務整理を弁護士に任せるというのであれば,委任契約を結びます。
このとき着手金をいただきます(分割払いに応じています)。

着手後,すぐに,債権者(社)に対し,弁護士介入通知を発送します。
これにより,債権者(社)からの債務者への請求は止まります。
(これで一安心される依頼者が多いようです。)
債権者(社)は,弁護士に対し,取引経過や債務残額を回答します。
この回答が出そろうまでに1~2か月かかります。

弁護士は,債権者(社)からの取引経過や債務残額を見て,
分割弁済の和解を結ぶ(これを任意整理と言います)か,
自己破産をするかを判断します。

任意整理の場合は,分割弁済の和解を結んで,事件終了です。
報酬金をいただきます(分割払いに応じています)。

自己破産の場合は,申立てのための打ち合わせを行い,
住民票等の必要書類を揃えて申立てをします。

申立てから2か月後に,裁判所で,免責審尋という手続が行われます。
裁判官が,債務者から,破産に至った経緯等を簡単に聴取します。
その1か月後くらいまでに,免責決定が出ます。
これにより,債務がなくなることになり,事件が終了します。
報酬金をいただきます(分割払いに応じています)。
by ofuna-law | 2005-04-05 12:12 | ・債務整理、過払い

ヤミ金敗訴の判決

先日のニュース

朝日新聞より。
http://www.asahi.com/national/update/0223/022.html
札幌高裁が,出資法違反の高金利の貸金契約を無効とし,返済金の取り戻しを認めました。

ヤミ金業者に対しては,当事務所では,高金利の貸付については,公序良俗に反し(民法90条)無効と考えているので,貸金は返さない。という対応を従来とっていましたが,これを裏付ける判例がでました。
とても心強いです。
by ofuna-law | 2005-02-25 10:52 | ・債務整理、過払い

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