「ほっ」と。キャンペーン

大船法律事務所 辻堂法律事務所 平塚八重咲町法律事務所の某弁護士の述懐

ofunalaw.exblog.jp

湘南に3つ ―大船(鎌倉市)・ 辻堂(藤沢市・茅ヶ崎市)・平塚八重咲町―法律事務所を置く 弁護士法人プロフェッションの いち弁護士が 思いや出来事を時々つづるブログ

カテゴリ:・相続 遺言( 3 )

1 作成までの流れ

弁護士が依頼者から公正証書遺言の作成を依頼された場合,次のような作業をします。

① 相続人関係を調べる=依頼者の生まれたときから現在までの戸籍謄本等を取り寄せる
② 依頼者の財産関係を調べる=不動産登記簿謄本,通帳,株式等の財産を提出してもらう
③ 依頼者の意向に沿った公正証書遺言の案を作成する
④ 公証人役場に,調査結果(戸籍謄本,不動産登記簿謄本,通帳等)や遺言案を提出する
⑤ 公証人が草稿を作成するので,内容をチェックする
⑥ これらが終わると,実際に依頼者と公証人役場に行く(ここで,公正証書遺言の内容を確認し,本人としての依頼者の署名・実印、また、証人としての弁護士及び事務員の署名・押印をする)

以上にて,公正証書遺言が完成します。

2 弁護士に頼むメリット

公正証書遺言作成の一般的意義は次のとおりです。

① 公正証書遺言は,(自筆遺言と異なり)事後の「検認」の手続きが不要。また,公証人が公に証明するものなので,偽造等の反論を防止しやすい等,安心できる点。
② また、遺言自体(自筆遺言等であっても),自分の意向に沿った財産分けができる点。
③ さらに,相続=「争族」になることを避ける(予防する)点。元気なうちの作成がお勧めです。

作成は,ご自身でする場合や,司法書士や行政書士という弁護士以外の専門家に頼む場合もあります。
これらの場合のメリットは,費用が比較的かからない点でしょう。

では,弁護士に頼むメリットは,どこにあるのでしょうか。

そもそも,弁護士の相続問題における仕事は,ほとんどが,ご本人死亡後,身内が激しい「争続」になる場合。
それを,調停,審判,時には裁判の代理人となり,解決に導くことです。

弁護士は,その経験が豊富。
また、死亡後の「争続」の調停等の代理人になれるのは,弁護士のみで,他の専門家はなれません。

ということは,弁護士は,事後に,どういうケースでどういう争いになりやすいか,その場合の解決方法等を,一番知る専門家といえます。

先ほど,公正証書作成意義の一つとして,上記③に,「争続」の予防と記載しました。
予防のためには,事後,どういうケースでどういう争いになるか等を熟知することが最も重要です。

したがって,弁護士に頼む一番のメリットは,争続予防効果を最大限発揮させることができる点になります。
争続が予想されればされるほど,弁護士に頼むメリットが大きくなります。

by ofuna-law | 2009-11-26 16:12 | ・相続 遺言

相続・遺言

相続は,誰もがいつかは経験する法律問題です。
争族とも言われ,家族が争う場合が少なくありません。
自己の相続分をしっかりと確保するためにも,弁護士に相談することをお勧めします。

相続が起きると,相続放棄は原則として3か月以内に家裁に申述しなければなりません。
10か月以内に相続税申告をするのが原則なので,その間に,遺産目録を作り,遺産分割協議を行い,遺産を分割します。遺産分割協議が整わないときは,家裁に調停を起こします。
不動産の登記は司法書士に,相続税は税理士に,トータルな面は弁護士に,それぞれ相談するとよいでしょう。

遺言は,自筆でも可能ですが,定められた様式で書かないと無効になってしまうことから,公正証書遺言(公証人役場で作成する)を作成しておくのがお勧めです。
弁護士と相談して遺言案を作成し,当日は,弁護士と弁護士事務所事務員の2名を証人として,公証人に,公正証書遺言を作成してもらいます。

財産を遺言するのがほとんどですが,親権者が後見人を指定する場合にも使われます。
すなわち,離婚して,自分が未成年の子の親権者になっている場合,仮に自分がもし死んでしまったとき,未成年の子に親権者がいない状況になってしまいます。
このとき,相手方から後見人指定の申立てがなされると,相手方が後見人になってしまう場合がありえます。それを避け,自分で信頼のおける人に,子の後見人になってもらいたい場合に,遺言により,後見人を指定しておくというのが,後見人を指定する遺言です。
by ofuna-law | 2007-07-04 12:19 | ・相続 遺言
財産を思い通りに相続・遺贈したい場合,公正証書遺言がおすすめです。

遺言の種類には自筆証書遺言等がありますが,死後,相続人が家庭裁判所に検認の申立てをしなければならないなどのデメリットがあります。
公正証書遺言は,公証人が遺言の内容を公正証書にしてくれる遺言のことであり,これさえあれば,検認などの事後の手続をとらなくても,正式な遺言として効力を持ちます。

公正証書遺言を作成する場合,まず,弁護士に,遺言の案の作成を依頼してください。弁護士は,戸籍や不動産登記などの身分関係と財産関係を調査し,遺言者の意向をふまえて,遺言書の案を作成します。その費用は,遺産の大小により異なります。当事務所では,遺産の大小に応じ,10万円から30万円の費用をいただいています。

弁護士は遺言書の案を作成するにあたり,公証人と連絡を取り合います。
そして,最終段階では,遺言者本人と,証人となる弁護士,弁護士事務所事務員の3人で,公証人役場に行き,公正証書遺言を作成します。
公証人に支払う費用は,遺産の大小に応じて,3万円から20万円くらいになります。

by ofuna-law | 2006-02-01 14:18 | ・相続 遺言

湘南に3つ ―大船(鎌倉市)・ 辻堂(藤沢市・茅ヶ崎市)・平塚八重咲町―法律事務所を置く 弁護士法人プロフェッションの いち弁護士が 思いや出来事を時々つづるブログ


by prof-law