大船法律事務所 辻堂法律事務所 平塚八重咲町法律事務所の某弁護士の述懐

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湘南に3つ ―大船(鎌倉市)・ 辻堂(藤沢市・茅ヶ崎市)・平塚八重咲町―法律事務所を置く 弁護士法人プロフェッションの いち弁護士が 思いや出来事を時々つづるブログ

カテゴリ:・男女問題( 8 )

離婚の理由にはいろいろあるが,一番多いのが性格の不一致だと思う。ただ、不貞(浮気)も多いが。

性格の不一致は,それだけでは裁判で離婚の理由にならない。

離婚の要件として「婚姻継続困難な事由」≒婚姻関係の破綻,が必要。性格の不一致だけでは,これにストレート該当しない。

では,性格の不一致のときに離婚が認められるかというと,ポイントは別居期間にある。

別居していれば,夫婦関係のぎくしゃくが客観的になる。ゆえに,「婚姻継続困難な事由」≒婚姻関係の破綻に該当しやすくなる。

この別居期間はより長いほうが有利。
ゆえに,特に性格の不一致で離婚したければすぐにでも別居しはじめるのがポイントと思う。

離婚を勧めるものではなく,復縁も視野に入れるべきですが,「離婚したい,離婚したい」と言っているのに,ずるずる同居をしていると,「婚姻継続困難な事由」≒婚姻関係の破綻が認められにくい。

家庭内別居の場合も,家庭内別居であるかどうかは水掛け論になりがち。
客観的に明確にするために,別居が一番といわざるをえない。

別居期間については,1年より5年,それ以上に10年,というよう長ければ長いほうが有利。ただ,法的発想としては,同居期間との対比で考えられている。

例えば,別居期間が1年しかなくとも,同居期間が半年であれば,同居期間より別居期間が長い。例えば,同居期間が5年,別居半年よりは,離婚が認められやすくなりる。
逆に,別居期間が5年あっても,例えば,同居期間が10年あると,別居期間に対比し同居期間が長いので,破綻かは疑問が残るという考え方がとられる。

by ofuna-law | 2015-04-16 23:16 | ・男女問題
(下線部が2015年4月の改訂部分)

離婚弁護士というドラマがありました。
天海祐希主演の記憶がある。

離婚を専門にしようと考えてはいないのですが,最近離婚の相談が増えています。
離婚そのものが世の中で増加しているのではないでしょうか。
離婚の数は同じで弁護士に相談する事例が増えたのだと今になると思う。そして、10年経過して、専門分野のひとつになった。

同じようなことを言っている弁護士仲間がいますし。
今も弁護士仲間は皆そう言う。

妻の側の場合と夫の側の場合と,どちらも半々くらいの相談を受けています。
相談から依頼につながるケースが多いです。
どちらかというと今はなぜか妻側が多い。もちろん、夫側も多い。攻める場合守る方法、守る場合攻める方法が蓄積され、経験が増える。

その場合,弁護士費用については,事案に応じて決めています。
「事案に応じて」というのがわかりにくいかも知れませんが,私は,離婚の難易度,裁判までいきそうかや慰謝料・財産分与が絡むか,子供の親権の問題が絡むか,などを判断して,弁護士費用を決めています。
事務所には、当時から報酬規程があり(HPに料金表掲載中)、その範囲内で決めているとの記載をしていなかったので、追加する。

結婚は簡単だったけど,離婚は。。。とおっしゃる方が多いです。
確かに,離婚するには,パワーが必要だと思います。
今も同感。倍以上のパワーがいるだろう。

少しでもお役に立てれば幸いです。
法律論に、当時以降の人生と弁護士経験を加え、お気持ちを大事に、メンタルケアにも配慮し、人生の再出発のお手伝いができればと思います。

by ofuna-law | 2015-04-15 08:40 | ・男女問題
男女問題(離婚,不倫,婚約破棄など)の相談や依頼は,当事務所はとても多いです。
他の弁護士事務所より,男女問題の案件数や割合はとても多いはず。

それは,たぶん相手方に対して強く出れるスタイルを大事にしているからだと思います。

女性の方へ
  自分1人では立ち向かえない相手に強く立ち向かい,危害等を加えられないように守ることへもしっかりと配慮します。

男性の方へ
  同じ男として,悩みや考えへの共感を第一にし,法的にできるできないを十分踏まえ,ぴしゃりと前に進めます。  
by ofuna-law | 2012-10-30 18:50 | ・男女問題
離婚事件では,女性からの相談も受けますし,男性からの相談も受けます。

職業柄,自身の性別に関係なく,相談者が女性のときは女性の,男性のときは男性の立場で考えます。まずは話に耳を傾け,自分が同じ立場ならばという基準から,共感するまで。

と同時に,常に相手方からの反論を考えます。時に,「それに対して相手はこう反論してきませんか」などと問う。より突っ込んで,「その反論には,こう再反論していけばいいから大丈夫」と。

また,こちらの立場と相手の立場との両方を十分踏まえつつ,「相手をこんな形で攻めたら効果的では?」「こうされたら嫌ですね」と相手の弱みをつく手を考えていきます。

故事でいえば「彼を知り己を知れば百戦危うからず」でしょうか。
脳科学でいえば,己の持つ男性脳と女性脳をうまく戦わせる技術とでもいいましょうか。

by ofuna-law | 2008-06-09 10:43 | ・男女問題

離婚事件 調停前置主義

離婚には,次の3つがあります。
1 協議離婚
2 調停離婚
3 裁判離婚
この3つがあります。

1の協議離婚は,お互い協議して離婚する形で,最もポピュラーな離婚の方法です。離婚届に署名して役所に提出すれば可能です。

2の調停離婚は,協議離婚の協議が整わないとき,家庭裁判所で調停を行い,合意に達すれば,離婚ができるという方法です。調停は,通常2人の調停委員が,当事者双方から別々に話を聞いて,離婚の合意を目指して話し合いをしていきます。合意に達すれば,調停調書を作成します。この調停調書は判決書や公正証書に準ずる効力を有する公文書です。

3の裁判離婚は,調停離婚ができない場合に,裁判により離婚をする方法です。調停を飛ばしていきなり裁判をすることができず,必ず裁判の前には調停を行わなければなりません。これを調停前置主義と言います。裁判離婚が認められる場合(離婚原因)については法律で定められており,その離婚原因の有無を裁判します。

by ofuna-law | 2007-07-30 14:01 | ・男女問題

離婚事件

離婚の相談は,はっきり言って多いです。

お互いの話がまとまらない場合,弁護士の出番になります。

交渉(協議)しても歩み寄れなければ,離婚調停を起こします。
離婚調停がまとまらない場合,離婚裁判を起こします。

離婚の理由(離婚原因)は,様々。性格の不一致,不貞,DVなど,そう評価される根拠となる事実をどう積み上げていくかが(聴取し,裏付けて,矛盾なく物語として構築するか),弁護士の腕の見せ所になります。
by ofuna-law | 2007-06-13 07:03 | ・男女問題
離婚は身近な法律問題の1つだと思います。
離婚するには,協議離婚→調停離婚→裁判離婚
という流れで進んでいきます。
協議離婚で離婚出来れば一番早いのですが,協議がまとまらない場合は調停離婚となります。
調停は家庭裁判所に調停の申立をして行われます。
3人の調停委員さんが,夫婦相互別々に言い分を聞いて,離婚をまとめる方向で話をします。期日1回が約3時間で,3回から5回くらいは期日が開かれます。早くて3ヶ月,長くて半年くらいの時間がかかります。
調停で話がまとまらない場合,裁判離婚になります。
by ofuna-law | 2006-02-07 08:08 | ・男女問題

離婚調停

離婚事件の依頼は結構多い。
女性側からの相談も多いし,男性側からの相談も多い。

まずは当事者間で協議離婚をしてもらうのだが,協議が整わないと,離婚調停を起こすことになる。
離婚調停は,自分で起こすことも可能だが,弁護士の弁護を依頼するケースも多い。
その場合,弁護士は,離婚調停申立書を作成し,離婚調停に同席する。

離婚調停は,3人の調停委員(審判官と男女1人ずつの調停委員)が,当事者から別々に話を聞いて,離婚に向けた話し合いをする。
片方から話を聞いている間は,片方は待合室で待っていて,交互に話をしていく。
調停の回数は,少ないもので1~2回,多くなると7~8回以上という場合もある。

調停の進み方はいろいろである。
あるケースでは,夫婦とも離婚には同意しており,母親が親権をとることにも同意していたが,養育費の額でもめた。なんとか少し要求額を下げて話がまとまり,調停が成立した。
またとあるケースでは,相手方が離婚に同意しないため,とりあえず当分の間別居をし,その間夫が妻に婚姻費用(生活費)を毎月支払うことで話がまとまり,そのような調停が成立した。
さらに別のケースでは,離婚に反対する相手方を少しずつ説得しながら,話し合いを進め,今度で調停が4回目になるケースもある。

離婚は既婚者ならば誰でも当事者になりうる法律問題だと思う。
by ofuna-law | 2005-11-17 19:39 | ・男女問題

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