次原隆二「よろしくメカドック」集英社文庫(コミック版)
80年代のジャンプに掲載され、まさに世代。久しぶりに見かけて大人買いして一気読み。当時の友達らとリアルタイムで学校で語ってた記憶が蘇る。
この漫画のいいところは、エンジンの機構(レシプロエンジンやロータリーエンジン)やFF・FR・ミッドシップ等のレイアウトについてなど、車の知識が学べる点。
また、80年代の日本車の名車(トヨタセリカXX、ホンダシティ、日産フェアレディZ、マツダRX-7等)がずらずらと登場する点。
それと、アウトインアウト、スローインファストアウトなどの基本的なドライビングテクニックの紹介もある点。
アニメ化を知らず、見なかった。でも、漫画で全然よいのだ。
当時スバルが今ほど売れていなかったので、スバル(かつ、スバルといえば水平対向エンジン)が取り上げられていないのが、とても残念。
また、マツダがRX-7でロータリーエンジンをメインで開発していた時代。現在マツダはロータリーエンジン搭載車を販売していない(RX-8を発売したが生産中止となり、スカイアクティブエンジンへとシフト)。
30年以上経ち、エンジンも、ディーゼルエンジン流行の後、今やハイブリッドや電気自動車(EV)が隆盛の時代。
そういうのもひっくるめて、現代の日本車を取り上げつつ、最新の「メカドック」を是非読みたい。
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