辻堂駅開業100周年
地元住民が資金と用地を提供招致した住民誓願駅という特徴がある。
100周年を機に、発車メロディーが地元ゆかりの「浜辺の歌」になった。
1872(明治5)10.14に新橋~旧横浜間で鉄道が開通。
それが東海道本線として西に延び、15年後の1887(明治20)7.11に国府津駅まできた。このとき、戸塚駅、藤沢駅、平塚駅、大磯駅が同時開業。いわゆる「湘南電車」だ。
ちなみにその後、
1888(明治21)11.1大船駅開業。
1898(明治31)6.15茅ヶ崎駅開業。
1902(明治35)4.15二宮駅開業。
辻堂駅はこの後の開業になる。
国府津から西は、1920(大正9)10.21に小田原駅が開業。
このとき、鴨宮駅の前身の酒匂川信号所が開設され、1923(大正12)6.1に駅に昇格し鴨宮駅開業となった。
現在、大船~藤沢の中間に新駅開業のプロジェクトもあると聞く。
発車メロディーにつき、湘南電車では、今回の辻堂「浜辺の歌」のほか、茅ヶ崎は「希望の轍」、平塚は「たなばたさま」、小田原は「お猿のかごや」と、地域色豊か。
なお、二宮駅は菜の花の時期限定で「朧月夜」になる。大磯駅では「われは海の子」へとの動きがある。