大船法律事務所 辻堂法律事務所 平塚八重咲町法律事務所の某弁護士の述懐

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湘南に3つ ―大船(鎌倉市)・ 辻堂(藤沢市・茅ヶ崎市)・平塚八重咲町―法律事務所を置く 弁護士法人プロフェッションの いち弁護士が 思いや出来事を時々つづるブログ

栃木女児殺害事件を独りごちる

以下、あくまでテレビのごく一部の情報しか知らないでの独り言。

1 任意の自白かの判断材料につき、自白の取調べ時のビデオ録画のウエイトが大きかったとのこと。

元々、取調べ時の録音・録画は、昔は無くて、冤罪防止のため弁護士会は運用に積極的。対して、検察は様々な理由で消極的。
そんな中、数年前から一部運用。

今回のように、犯罪成立の方向に使われるとは。ややシニカルだ。

2 弁護士的に、自白の任意性よりも、まず量刑に目がいってしまった。

本件判決は懲役20年。
一般的に被害者一名の殺人の量刑の幅(中央値)は懲役10-15年の範囲という感覚がある。ということは、今回は重い。

それは、自白後の否認が虚偽で、だからこその無反省が不利に斟酌されたのではと思う。

もちろん無罪前提の弁護方針ゆえ仕方ない。

自白がなければ立件不能という自首的側面と、それゆえの謝罪と猛反省を尽くすことを強調する弁護方針がもし可能だったら、量刑は違ったと思う。





by ofuna-law | 2016-04-13 08:51 | コラム

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